ついに貧乏神ともおさらば?「ゲゲゲの女房」後半へ―NHKオンデマンド
いよいよ極貧生活から脱出へ?NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」第15週「チャンス到来!?」が、NHKオンデマンドの見逃し番組サービスに配信されている。視聴料金は1話210円。
描いても描いてもなかなか収入につながらず、すっかり貧乏神に居着かれてしまっていた水木しげること茂(向井理)と布美枝(松下奈緒)一家だったが、いよいよ今月から明るい兆しが見えてくるようだ。
東京オリンピックに湧く昭和39年秋、布美枝が世話になった美智子(松坂慶子)は貸本屋を畳んで調布の街を去っていったが、茂は深澤(村上弘明)が創刊した雑誌「ゼタ」に短編を描くようになり、少ないながらも順調に原稿料が入るようになってきていた。
そんな「ゼタ」に載った水木しげるの漫画に目を止めていたのは、大手出版社・雄玄社の漫画雑誌「週刊少年ランド」の若手編集部員・豊川(眞島秀和)だった。
ちょうど折り返しを迎えたドラマは、貸本を軸に描き続けていた水木しげるが、ついに本格漫画雑誌にホームグラウンドを移す時期に差し掛かってくる。国民的代表作「ゲゲゲの鬼太郎」の連載まではまだ少し間があるが、一度は潰れた「悪魔くん」に思わぬ方向から救いの声がかかるなど、今後は新しい風がどんどん吹いてくるようになる。さらに水木漫画に感銘を受けた若い漫画家の卵たちが水木の元にやってくるといった展開も。
視聴率も20%前後に達するほか、NHKオンデマンドでのアクセス数も常に上位を占めている「ゲゲゲの女房」。後半もさらに見逃せない展開が待っている。
連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」 NHKオンデマンド