「ブギウギ」誘拐未遂事件がきっかけで娘と愛情を再確認できた趣里!第24週ネタバレと第25週あらすじ!

03月15日09時09分ドラマ
©NHK

NHK朝ドラ「ブギウギ」の第24週が3月11日~3月15日まで放送された。有名人の娘として孤立している愛子(このか)の友達第1号の父親が誘拐未遂事件を起こす!この週のネタバレあらすじと、第25週「ズキズキするわ」(3月18日~3月22日)のあらすじとみどころを紹介!スズ子(趣里)の前に若いライバル登場!予告動画は番組公式サイトに公開されている。

戦後の大スター・笠置シヅ子をモデルとした「ブギウギ」の第24週は3月11日から放送された。歌手として成功をおさめているスズ子(趣里)だが、娘の愛子(このか)のことで頭を悩ませる。父親(水上恒司)もなくなり、自分も忙しく働いていて家を留守にしがちなので、幼少期から精一杯の愛情を注ぎ、甘くしてしまっていた。そんな愛子は学校で「有名人の子ども」ということで揶揄われている。友達もいない愛子はスズ子に「遊びにいったらいいのに」と言われることも辛い。スズ子はしばらく放っておいたらいいと大野(木野花)や麻里(市川実和子)に言われるが、なかなか変えられない。そんな時に事件は起きる。愛子を誘拐するという電話がかかってくるのだ。切ないのは誘拐未遂の犯人は愛子がやっと作った友達の父親だったことだ。



誘拐事件を担当する警察官役として登場したのは内藤剛志だ。役者人生の大半を警察官役としているだけあって内藤がでてきただけで「刑事がきた」と思わせた。テレビ朝日の人気刑事ドラマ「警視庁捜査一課長」を彷彿とさせる「犯人は必ず捕まえる」という台詞や同作の設定のように娘が亡くなっていることを連想させるなど、刑事ドラマファンが楽しめる部分があった。ちなみに「捜査一課長」の名台詞は「必ず、星をあげる」だ。実際に誘拐未遂事件の犯人を見事に捕まえた。

3月18日から放送される第25週、ブギの流行も下火になりつつある状況が描かれる。若手歌手の水城アユミ(吉柳咲良)がヒットを飛ばすのだが、アユミは大和礼子(蒼井優)と股野義夫(森永悠希)の娘だ。久しぶりに股野も登場する。そんなアユミと新旧対決が始まる。若手の台頭をスズ子はおさえることができるのか?

【第24週(2024/3/11-3/15)ネタバレあらすじ】
羽鳥善一(草彅剛)作曲二千曲記念ビッグパーティーの日が近づいてくる。羽鳥はスズ子(趣里)たちに、パーティーで余興をしてほしいとお願いする。スズ子がりつ子(菊地凛子)に相談すると、羽鳥があっと驚くようなことをしたいと言われ、スズ子が内容を考えることになる。そこでスズ子が考えた余興はラインダンスだった。

パーティー当日、まずはスズ子が「東京ブギウギ」を披露する。しかし、りつ子は余興をするかどうかまだ迷っていた。しかし、ブルースを歌い終えると、スズ子やダンサーたちとラインダンスを披露した。これには羽鳥も驚き、非情に喜んだ。

昭和30年、新しい家に越してから5年がたった。スズ子は、近所の人たちを招待し、愛子(このか)の8歳の誕生会を開く。しかし、愛子は誰とも話さず一人ぼっちでいる。スズ子はそんな友達のいない愛子のことを心配に思っていた。スズ子は子育てのことについて大野(木野花)や麻里(市川実和子)に相談する。二人ともしばらく放っておいてはどうかというのだが、スズ子にはなかなかそれができない。親に反抗したこともあまりないと思っているスズ子には愛子の気持ちがわからない。つい、「遊びに行くと言い」と言ってしまう。しかし、スズ子に友だちと遊ぶよう言われた愛子は反発する。スズ子が作った食事を「まずい」といって食事もとらずに学校に向かった。

愛子が出て行った後、電話がかかってきた。大野が受けた電話は、3万円払わなければ、愛子を誘拐するという脅しの電話だった。そして、警察には伝えないようにと言われ、電話は切れる。スズ子はすぐに学校に電話をかけるが、愛子はすでに下校しているという。急いで近所を探し回るも、愛子を見つけることはできない。

愛子は学校の帰りに空き地で遊んでいる一(井上一輝)と友達になった。スズ子が開いた誕生日パーティ-にも参加していたといい、貧しい家庭の一は愛子のことをうらやましいという。二人は友達になり、翌日も広場で遊ぶ約束をした。

大野は、反対するスズ子を押し切り、警察に電話をする。やがて、スズ子の家に刑事の高橋(内藤剛志)らがやって来る。愛子が帰ってきて、翌日は学校を休んで良いというと、愛子は友達と約束があるからと反発する。

翌朝、一と遊ぶ約束がある愛子はどうしても学校に行きたいと駄々をこねる。しかし、高蜂や大野に説得されて家にいることになった。しばらくして、男(水澤紳吾)から再び電話がかかってくる。今日の午後3時に、日帝劇場のロビーにマネージャーに3万円を持ってこさせろという。タケシ(三浦りょう太)は、高橋ら刑事が張り込む中、日帝劇場のロビーに向かう。3時になると男がタケシに近づいてきた。タケシは必死に逃げると、男のことを髙橋達が捕まえた。その男は一の父親・小田島(水澤紳吾)だった。小田島には十分に同情できる部分はあったが、髙橋は罪を償ったら、身体が弱い人間でも雇ってもらえるところはあるから真面目に仕事をするようにと諭す。

一は遠い親戚が預かってくれるというので、転校することになった。愛子はそれもスズ子のせいだとスズ子を責める。

誘拐犯が捕まってから、愛子は3日間も学校を休んでいた。スズ子は、学校に行くようにと言うが、愛子は友だちになった一がいなければ学校には行きたくないという。大野は、そんな愛子を少しそっとしておくようにと言う。スズ子は、羽鳥善一と麻里に相談しに行く。麻里に背中を押されたスズ子は、続けて刑事の高橋を訪ね、あるお願いをする。それは親戚の家に預けられている一を自宅に連れてきてほしいということだった。

髙橋に連れられて一がやってきた。愛子はあの日の約束を破ってしまったことを謝る。そして二人は仲良く遊んだのだが、その後ろ姿をみて、髙橋は子どもの背中をみるときちんと生きないといけないと思うとスズ子に告げる。

その晩、スズ子は愛子に自分は間違っていたこともあると謝り、でも、愛子が大好きだからだと告げる。すると愛子もマミーが大好きといってくれた。



【第25週(2024/3/18-3/22)あらすじ】
■第117話(月)
東京ブギウギのヒットから9年、ブギブームも下火になってきつつある中、スズ子(趣里)や羽鳥善一(草彅剛)のブギは古いという記事が書かれてしまう。同時に、若手歌手の水城アユミ(吉柳咲良)が新たなスターとして台頭してきていた。そんな中、スズ子は丸の内テレビのプロデューサー・代々木(遠山俊也)から、年末の歌番組にトリで出てほしいとオファーを受ける。しかし、トリ前に水城アユミを持ってきてもいいかと聞かれる。

■第118話(火)
スズ子(趣里)のもとに、誘拐未遂事件を犯した小田島(水澤紳吾)が訪ねてくる。すっかり反省した小田島の話を聞いたスズ子は…。一方、年末の歌合戦では、スズ子は新旧対決に挑むことになった。しかも、対戦相手の若手の有望株・水城アユミ(吉柳咲良)は、大和礼子(蒼井優)と股野義夫(森永悠希)の娘だ。しばらくして、スズ子は股野と久しぶりに話をすることにする。そこで、スズ子は、水城アユミからあるお願いをされる。

■第119話(水)
水城アユミ(吉柳咲良)に「ラッパと娘」を歌わせてほしいと頼まれたスズ子(趣里)は、困ってしまい結論を出せずにいた。記事にまでなってしまったため、スズ子は、羽鳥善一(草彅剛)に相談に行く。しかし、羽鳥は、そんな大事なことを軽く言わないでほしいと、厳しい言葉を投げかける…。一方、愛子(このか)は、体育の時間のかけっこが楽しみで学校に行っていたが、ある日、落ち込んで帰ってくる。

■第120話(木)
愛子(このか)は、翌日の体育の時間に足の早い転校生と競争することになっていた。しかし、勝てる見込みがなく、愛子は学校を休みたいと言い出す。スズ子(趣里)は、自分も水城アユミ(吉柳咲良)との新旧対決から逃げたかったが、今は逆に楽しみだと話す。そして、逃げるかどうかは愛子が自分で結論を出すようにと伝える。翌日、学校に行くかどうか迷う愛子を家に残し、スズ子は羽鳥善一(草彅剛)のもとに向かう。

■第121話(金)
昭和31年、大晦日。第7回オールスター男女歌合戦当日。スズ子(趣里)は、楽しみに会場へと向かう。スズ子が楽屋で支度をしていると、股野(森永悠希)と水城アユミ(吉柳咲良)が訪ねてくる…。そして、いよいよ本番。羽鳥善一(草彅剛)はテレビの前で、愛子(このか)は客席で見守る。茨田りつ子(菊地凛子)も楽屋に応援に来た。水城アユミは「ラッパと娘」、福来スズ子は「ヘイヘイブギー」。新旧二人の歌合戦が始まる。

■スタッフ他
脚本:足立紳、櫻井剛
音楽:服部隆之
主題歌:「ハッピー・ブギ」
語り:高瀬耕造アナウンサー
出演:趣里,草彅剛,蒼井優,菊地凛子,木野花,市川実和子,遠山俊也,森永悠希,三浦りょう太,吉柳咲良,このか,澤井梨丘,南雄大,水川あさみ,水澤紳吾,えなりかずき,他

<総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
<BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時00分~11時30分[再]、(土)午前9時45分~11時[1週間分]

NHK朝ドラ「ブギウギ」番組公式サイト
NHK朝ドラ「ブギウギ」番組公式Twitter @asadora_bk_nhk
NHK朝ドラ「ブギウギ」NHK-PRサイト

【2024年冬ドラマ紹介】【関連記事・各話のあらすじ】