「ユーミンストーリーズ」宮崎あおいと池松壮亮は一族がもつ不思議な力を得た…第3週「春よ来い」あらすじ

03月15日10時50分ドラマ
©NHK

幅広い層に人気の松任谷由実の世界をドラマ化の第3週は、一族がもつ不思議な力を得た永井カナコ(宮﨑あおい)と衣笠家の雄大(池松壮亮)が誰かを思い、春を連れてくる!NHK総合 2024年3月18日22時45分から「ユーミンストーリーズ」第3週「春よ来い」が放送される。予告映像が番組公式サイトで公開されている。



幅広い層に愛される松任谷由実の名曲からインスピレーションを得て、3人の小説家が生み出した3つの物語を3月4日から夜ドラとして放送されている。ドラマ化をするために、映画、ドラマ、ミュージックビデオなどで活躍する3人の監督、3人の気鋭脚本家、豪華出演者たち、トップクリエイターが集結した。3月4日から放送されたのは「青春のリグレット」、第2週は「冬の終り」だ。第1週は夏帆、第2週は麻生久美子が主演し、第3週「春よ来い」は宮崎あおいが主演する。

第3週に使われる「春よ来い」は名曲の多い松任谷由実の楽曲の中でも有名な一曲だ。連続テレビ小説「春よ来い」の主題歌として作られ、後に教科書にも採用されている。そんな「春よ来い」の歌詞にインスピレーションを受けて原作を書いたのは1996年に「蛇を踏む」で第115回芥川龍之介賞を受賞した川上弘美だ。一族が持つ“あれ”の力をもった永井カナコ(宮﨑あおい)と衣笠家の雄大(池松壮亮)のもとに、陰湿ないじめを受け生きるのがつらくなった中学生の多英(白鳥玉季)が見えない糸で導かれてゆく。

誰かを思う気持ちが春を連れてくるあたたかな物語が「ユーミンストーリーズ」を締めくくる。

■第3週あらすじ
一族が持つ“あれ”の力を授かったカナコ(宮﨑あおい)。会社勤めをしながら、誰のために使ったら良いのかをずっと考えていた。

同じく“あれ”の力を授かったと言い伝えられる衣笠家の雄大(池松壮亮)は、病気でペンションを休業していた父・充流(田中哲司)がようやく退院することになり、迎えに行く。充流は雄大に“あれ”をどう使うか決めたか?と尋ねる。衣笠充流は、一つだけ願いがかなう“あれ”は、自分や近しい者には使えない、と言っていた。雄大はそんな力を信じて良いのかと戸惑う。

カナコは会社によく来る保険の営業・千崎(岡山天音)とそば屋で居合わせ…。同じ頃、祖父(きたろう)と叔母のなりみ(小野花梨)と3人で暮らす多英(白鳥玉季)は、通っている中学校で同級生から陰湿な嫌がらせを受けていた。

カナコは3回しか会ったことのない千崎から思わぬ申し出を受けたことをきっかけに、母が”あれ“をどう使ったかというずっと抱いてきた疑問と向き合う覚悟を決める。一方、中学校では多英に対するイジメがエスカレートし、叔母のなりみは部屋に引きこもった多英を家族の思い出の場所へと連れ出す。

なりみは昔、家族でよく来たという海岸に多英を車で連れ出す。しかし、宿泊のあてもなく日が暮れてしまい、偶然見つけた衣笠充流と雄大が住む休業中のペンションに泊めてもらう。その夜、4人で焚き火を囲んでいると、雄大は不思議な光景を目にする。

一方、千崎と一緒に父を訪ねたカナコも同じ海岸に行き着き、明け方に不思議な夢を見る。

NHK-総合 2024年3月18日22時45分放送「ユーミンストーリーズ・春よ来い」。出演:宮﨑あおい,池松壮亮,白鳥玉季,小野花梨,岡山天音,田中哲司ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@nhk_dramas」。

NHK総合「ユーミンストーリーズ」番組公式サイト

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