【最終回ネタバレ】「君が心をくれたから」山田裕貴は永野芽郁を生かすために、自分の命を差し出した!結末に賛否両論!

03月19日10時15分ドラマ
©フジテレビ

フジテレビ月9「君が心をくれたから」の最終回・第11話が18日に放送され、視聴率6.6%で締めくくった!太陽(山田裕貴)の命をもらって、雨(永野芽郁)は五感を取り戻し、自分の夢を叶えた!最新話はTVer、全話はFODで配信されている。



永野芽郁主演の月9「君が心をくれたから」の最終回・第11話が3月18日(月)に放送された。ビデオリサーチ社調べによる関東地区の世帯視聴率は7.2%、5.8%、5.6%、5.4%、5.3%、6.2%、5.1%、5.5%、5.6%、5.3%と推移し、最終話は6.6%となった。世帯視聴率的にはかなりの苦戦を強いられたが、TVerのお気に入り登録者数などでは他のドラマと比べても引けを取ってはいなかった。

ラストについては、二人の愛が天に届いて奇跡が起きるのでは?」と思うハッピーエンドの結末を予想する人も多かったが、五感を失った雨(永野芽郁)を助けるために、太陽(山田裕貴)は自らの命を差し出した。大晦日の日になくなっていたはずの太陽はしばらく命を長らえ、その間、自らの夢である自分の花火をあげるという夢と雨との愛の日々を送る、さらには母(松本若菜)に会うという希望を叶えた。雨も徐々に五感を失うという恐怖と実際に五感を失ってしまったという絶望を感じたが、太陽を夢のような日々を過ごし、母(真飛聖)とも和解し、パティシエになる夢も叶えられた。互いに夢を叶えるという点ではハッピーエンドだが、結局、太陽はなくなってしまったのでバッドエンドだという声も多い。

クランクアップ©フジテレビ撮影を終えた雨役の永野芽郁は、“五感を失う”という難しい役を演じ切ったことへの思いを「最後まで諦めることなく、自分の役と、それぞれの登場人物の人生と向き合えたことを本当に誇りに思います」と話し、この役と向き合えたことをこれからの自信にかえていきたいと語る。

連続ドラマの出演が続く太陽役の山田裕貴は2024年春は刑事役としてテレビ朝日「特捜9」に出演する。その山田裕貴は撮影のオールアップ時に「昨今、悲しい出来事がたくさん起きている中で、“心って本当に大事だな”と感じていました。そんな時、これほどまでに“善き心の大切さ”を考えさせてくれるドラマに参加できてうれしかったです」とコメントしている。永野芽郁、山田裕貴のコメント全文は番組公式サイトに掲載されている。

■Blu-ray BOX・DVD BOXプレゼント
2024年8月7日に「君が心をくれたから」のBlu-ray BOX・DVD BOXの発売が決定した。それぞれ5名に、プレゼントする企画が実施中だ。詳細については番組公式サイトに掲載されている。



■最終回・第11話ネタバレあらすじ
太陽(山田裕貴)の花火を見ることなく視覚を失った雨(永野芽郁)に最後の五感である「聴覚」が失われるまでのタイムリミットが表示される。それは1週間後の3月31日午後4時だった。雨はもうそのタイムリミットを見ることさえできない。日下(斎藤工)からそれを教えられた雨は、太陽にひとつ頼み事をする。雨は、聴覚がなくなるとき最後に聴くのは太陽が雨を支える言葉がいい、と太陽に頼む。そして、それまでの間ふたりでたくさん笑おうと約束する。

雨と太陽は、長崎孔子廟や眼鏡橋を訪れたり、もう一度観覧車に乗ったりして幸せな時を過ごす。その間も、雨に伝える言葉を考え続ける太陽。そして3月31日、雨が最後に行きたいと言ったのは、ふたりが出会った長崎県立長崎高校だった。

太陽は学校に許可を取り、最後に伝える言葉を考えていた。雨は太陽の妹の春陽(出口夏希)に当日、化粧をしてもらい、髪を整えてもらって準備をする。そして「今日が最後」と告げる。さらに「私が応援している」と春陽が花火師になる夢を応援する。

雨を太陽は学校にゆき、思い出に浸る。太陽に「私を赤い傘にいれてくれてありがとう」と告げる。時間は午後3時少し前だった。雨は太陽にもう終りだという。自分を思い出さないでという。そして、3時になると雨は何にも反応しなくなった。実は日下に頼んで午後3時に聴覚がなくなることを太陽には4時と伝えていたのだ。何にも反応しない雨を前に太陽は途方にくれ、日下に「なんとかしてほしい」と頼み込んだ。

翌朝、雨が目を覚ますと、五感が戻っていた。司(白洲迅)がやってきて、太陽がなくなったことを告げる。

前日、雨の五感がなくなった後、日下から「天からの言葉」を太陽は告げられた。雨の心を受け取ればこのままになり、拒否すれば太陽は亡くなるが、雨の五感は戻るという。太陽は自分の命を差し出すことにした。家に戻ってその話をすると、陽平(遠藤憲一)は信じないが、春陽は信じる。そんな春陽に母からの言葉を伝える。そして春陽に雨に渡してほしいメモを渡す。

雨がメモを受け取ると、そこにはシンディーに魔法の呪文を唱えてと書かれていた。その通りにすると、録音してあった太陽の声が流れ始めた。太陽は日下との会話やこれまでのお礼を話していた。そして、雨の夢であるパティシエになれたら、雨を降らすよと話し、その時に傘を差してほしいと頼んだ。

陽平かれ連絡をもらうと、雨は太陽が作っていた花火をみせてもらう。打ち上げるのは春陽だ。そして、太陽くんの分まで生きると誓う。

数年後、雨はパティシエとして成功していた。「SUN&RAIN」と二人の名前をつけた店を開業させていた。そして、雨が降り出した。雨は思い出の赤い傘をもって外に出た。「かなえたよ。赤い傘と未来の約束」。そして「君が心をくれたから」と。

フジテレビ 2024年1月8日スタート。毎週月曜日21時放送「君が心をくれたから」。出演:永野芽郁、山田裕貴、斎藤工、松本若菜、白洲迅、出口夏希、真飛聖、遠藤憲一、余貴美子ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@kimikoko_fujitv」。

フジテレビ「君が心をくれたから」番組公式サイト

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