【最終回】「春になったら」“三人の晴れ舞台”は結婚式×生前葬?非常識かもしれないけれど…第10話ネタバレと予告

03月19日11時52分ドラマ
(C)カンテレ、フジテレビ

3月18日に放送された奈緒&木梨憲武W主演のカンテレ・フジテレビ系 月10ドラマ「春になったら」第10話のネタバレあらすじと見どころを紹介しよう。最終回第10話は3月25日に放送される。予告動画は番組公式サイトで公開、カンテレドーガとTverで最新話が無料配信されている。



「春になったら」は、奈緒演じる“3カ月後に結婚する娘”椎名瞳と木梨憲武 演じる“3カ月後にこの世を去る父”椎名雅彦が、「結婚までにやりたいことリスト」と「死ぬまでにやりたいことリスト」を実現していく3カ月間を描いた、笑って泣けるハートフル・ホームドラマ。

3月19日に放送された第10話は、瞳が初めて任された妊婦の出産から始まった。娘の結婚に反対していた父に、「この瞬間は今しかないんです」とと声をかける瞳。些細なことで意地を張り“あのときこうしておけば…”といった後悔はどんな家族にも起こりうること。節目になる出来事を共に祝い喜び合うことで、絆は強くなっていくのだ。

感動の出産の後に、父から渡された「葬式に呼んでほしい人リスト」。瞳はそのリストから、死期が近づいている父のための「結婚式」を閃いたようだ。その全貌は明かされないまま、ウエディングプランナーの黒沢と舞衣に「非常識」な式に変更をお願いする瞳と一馬。ユニークで式というよりパーティー形式になるという「結婚式」は、どうやら、「二人の門出」ではなく「三人の門出(?)」となるようだ。瞳たち自ら“非常識”というからには、結婚式と生前葬を掛け合わせたようなものになると予想できるのだが…。結婚式も葬式も、家族にとってけじめの行事には違いない。

次週最終回は結婚式と同じ3月25日。1分間の予告動画にはこれまでの三か月に起こった出来事と、「式」の様子がたっぷり公開されており、オープニングから号泣必至。瞳と雅彦の写真が飾られた結婚式場は自宅?それともヨッシーコーポレーション?いったいどんな式が計画されたのか全貌が明かされるのが楽しみでならない。

ドラマラストで語られた「瞳」の名前の由来。雅彦がその時のことを思い出しながら、嬉しそうに愛おしそうに宝物のように語るシーンにホロリ。ここで福山雅治の主題歌「ひとみ」が流れ涙を誘った。次週はもっと泣かされるはず、覚悟して視聴にのぞみたい。



■前回:第10話 ネタバレあらすじ
瞳(奈緒)が担当する妊婦・亜弥(杏花)の陣痛が始まった。節子(小林聡美)から初めてお産をメインで任された瞳の緊張が高まるなか、夫の祐作(金子隼也)に付き添われて助産院に到着した亜弥は、すぐさま分娩室へ。遅れて亜弥の両親もやって来るが、母・早苗(中村優子)が痛みに耐える娘の手をとり励ましの声をかけるなか、若い2人の結婚にいまだ納得していない父・義昭(池田鉄洋)は、亜弥のことを心配しながらも素直になれず、別室でその瞬間を待つことに。

ところが、翌朝になっても赤ちゃんは産まれてこない。何度もやってくる激しい痛みに疲労困憊の亜弥の姿を見た瞳は、2人で親になることを決めた亜弥と祐作のこれまでを思い返し、助産師として、これから母になる亜弥に、「亜弥さんなら大丈夫。一緒に乗り越えましょう」と声をかける。

家族みんなが心配する中、無事に女の子が産まれた。なかなか娘と生まれたばかりの孫に会いにいこうとしない義昭に、「この瞬間は今しかないです。亜弥さんにとっても、お父さんにとっても…」と声をかける瞳。背中を押された義昭は亜弥と孫に会いに行き、赤ちゃんを愛おしそうに抱っこすると「おめでとう」と娘に伝えた。赤ちゃんの名前は「季新」と書いて「きさら」となった。

帰宅した瞳は、父のいないひっそりとした家の中で溜息をつく。そのころ、入院中の雅彦(木梨憲武)は、病床で自分の葬式に呼んでほしい人のリストを作っていた。そして、病院にやって来た瞳に「家に帰らない?家に帰ろう」と頼む。瞳もまた、雅彦のいない家に1人でいることがつらく、阿波野(光石研)の許可を得た2人は、残された時間を自宅で過ごすことに。これからは負担が増すと阿波野に告げられるが、瞳は「大丈夫です」と請け負った。

まき(筒井真理子)や一馬(濱田岳)の手を借り、自宅へ戻った雅彦。さっそく、病室で作っていた「葬式に呼ぶ人リスト」を瞳に手渡し、皆に連絡してくれるように伝える。ケイト・ベネットという見慣れない名前について尋ねると、雅彦は「友達、時々連絡を取る…」とだけ明かす。「こうなる前に、全員に会っておけばよかったな…」と後悔する雅彦。「生きているうちに皆にありがとうって言いたかったな…」

かずまるくんのライブステージ、席を占めている小学生たちに異様にウケて「ドンマイドンマイ、僕は好きだよ」は大合唱。自分のネタが突然ウケ始めたことに一馬は不安を感じる。そこへ瞳から連絡が入る。結婚式についての相談だった。

ブライダルサロン「Lily bridal」の黒沢(西垣匠)と舞衣(橋本マナミ)に、再度結婚式の変更をお願いする2人。「非常識かもしれませんが、こんな式はありでしょうか…」と提案された大幅な変更に、舞衣は「ユニーク…ですね」、黒沢は「それはもう、式というよりパーティーですね…いいじゃないですか、やりましょう!」と快諾。時間がないため、大急ぎでとりかかることに。

式の変更を聴いたまきは「みんなに連絡しよう!」と笑顔に、節子は「普通じゃなくていいってこと?はっちゃけちゃって?」と乗り気に、そしてヨッシーコーポレーション社にも声がかかり、社長の中井(矢柴俊博)は大喜び、こうして、雅彦には秘密裡に“非常識な式”の準備が進められていった。

瞳と式の写真を選んでいた奈美子(見上愛)は、今マッチングアプリで沢山の人と出逢って楽しかったが、自分が岸(深澤辰哉)のことを好きなことを再確認したと話す。瞳は周りに気を使いバランスを取ってくれる視野の広さをもっているのに、自分のことになるとからっきしで迷ってしまう美奈子が好きだと笑い、これから何を選択しようと美奈子を応援すると話す。

一方、一馬を呼びだした岸は自分が学生時代から瞳を好きだったこと、それを伝えなかったことを後悔していると話す。そのうえで、瞳には一馬が必要なのだと納得できたと伝え君「失礼なことを言ってすみませんでした。瞳のことをどうかお願いします。彼女を幸せにしてやってください」と頭を下げた。

3月24日 結婚式前日。雅彦の診察にきた阿波野は「明日のお三人の晴れ姿…」と式に関わっている事を口にしてしまい、大慌てで帰ってゆく。ヨッシーコーポレーションのYoucubeチャンネルをチェックしていた雅彦は、加賀谷(葵揚)の実演が良くなっていると満足。ついでに中井社長に連絡を入れると、「明日の結婚式が楽しみ」と言われて…「社長は関係ないでしょ?」と不審に思う。

カズマルくんの動画がバズっていることを一馬に教える雅彦。実は龍之介が自宅での練習風景を投稿し、その動画がきっかけで認知度が上がっていたのだ。一馬はやっとウケていた理由がわかりホッとする。

その夜、雅彦は瞳に、結婚式で花嫁が読む手紙は無しにして欲しいと頼んできた。瞳はせっかく書いたからとを「今、読む」と言い出す。そして読み始めた手紙は分厚く…六歳の頃、母が亡くなった時から始まっていた。読み始めてすぐに涙が止まらなくなる瞳に雅彦は「このままじゃ時間がかかるからいいよ」と、自分が話すと遮った。

雅彦は瞳に、「瞳」という名前の由来を語る。
「赤ちゃんってさ。生まれたときずっと目をつぶってんじゃない?
だけどさ生まれてきた瞳を見て、お母さんとその姿見てて
可愛いってずっと見てたら、
急に瞳がぱって目を開けてくれたんだ。
その時、ビックリしてさ
その瞳が綺麗でさ
まっすぐにじっとこっち見て、安心したみたいに目を閉じた。
あの目に、お前が見せてくれた瞳見て
俺たち感動しちゃってさ
だから、人のことをちゃんと見る“瞳”
まばたきしないで見定めて
困ってる人に寄り添って、手を差しのべてあげて
まっすぐなまま、
その“瞳”のまま大きくなって欲しい
そんな思い込めてさ
“瞳”って名前がついた」

それをきいた瞳は
「じゃあ、それが、お父さんとお母さんからの一番最初のプレゼントだね。お父さん、私ね。お父さんとお母さんの子供に生まれて良かった。ありがとうお父さん。お父さんと一緒にいられて良かった。あのね、もう大丈夫だよ私は」と伝えた。



■次回:最終回第11話予告
3月25日。瞳と一馬の結婚式当日、椎名家には朝からまき(筒井真理子)と阿波野(光石研)がやって来て、雅彦が新婦の父として瞳の隣に立てるよう、万全のサポート体制を整える。そんななか、瞳はなぜか雅彦の目をかいくぐるようにして、一足先に式の会場へ。慌ただしく出て行く瞳に、雅彦は一抹の寂しさを覚えながらも、妻・佳乃(森カンナ)の写真に「行ってくるからな」と伝え、まきと阿波野に支えられながら家の外へ。その後、雅彦が目にしたのは…。

カンテレ・フジテレビ系 月10ドラマ「春になったら」は2024年1月15日22時スタート。/主題歌:福山雅治「ひとみ」(Amuse Inc. / Polydor Records)/出演:奈緒 木梨憲武 深澤辰哉(Snow Man) 見上愛 光石研 筒井真理子 小林聡美 濱田岳 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@haru_ktv」。公式Instagramアカウントは「@haru_ktv」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

「春になったら」番組公式サイト

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