韓国ドラマ「胸ぐらを一回つかまれましょう」キム・ハヌル、夫の不倫相手の殺人現場を目撃!?第1・2話あらすじ

03月21日14時00分ドラマ
画像:KBS DRAMA 公式Xより

キム・ハヌル×ヨン・ウジン×チャン・スンジョが出演する「胸ぐらを一回つかまれましょう」が3月18日(月)の夜10時10分より放送開始した。今回は、3月18日・19日に放送された第1・2話のネタバレあらすじや見どころを紹介したい。次回予告動画はYouTubeにて公開中だ。



「胸ぐらを一回つかまれましょう」は、悪人の胸ぐらを掴む記者と悪人の手首に手錠をかける捜査一課の刑事が、相次ぐ殺人事件を一緒に追跡しながら、巨大な渦に巻き込まれるメロ追跡スリラーだ。原作は2020年に開催されたNAVERの「地上最大の公募展」のウェブ小説ミステリー部門で大賞に選ばれたウェブ小説。

記者ソ・ジョンウォン役を演じるのはキム・ハヌル。「空港に行く道」以来、約8年ぶりにKBSに復帰。悪人の手首に手錠をかける捜査一課の刑事キム・テヨン役を演じるのは「39歳」「今日もあなたに太陽を ~精神科ナースのダイアリー~」のヨン・ウジン。そして、「模範刑事」シリーズに主演するチャン・スンジョは財閥2世の小説家であり、ソ・ジョンウォンの夫であるソル・ウジェ役を演じる。

■キャスト
ソ・ジョンウォン役:キム・ハヌル
キム・テホン役:ヨン・ウジン
ソル・ウジェ役:チャン・スンジョ
ソル・パンホ役:チョン・ウンイン
モ・ヒョンテク役:ユン・ジェムン
ユ・ユニョン役:ハン・チェア
 ほか

■第1話あらすじ
視聴者から爆発的な人気を誇る時事番組「胸ぐらを一回つかまれましょう」で司会者を務めるソ・ジョンウォン(キム・ハヌル)。正義感溢れる記者の彼女は、真実を追求するためには迷いがなく、視聴者からはヒーローのような存在だ。また私生活では財閥2世の小説家である夫のソル・ウジェ(チャン・スンジョ)との夫婦仲も良好。
ジョンウォンは、検察出身の国会議員のモ・ヒョンテク(ユン・ジェムン)を突撃取材し、政治家とマスコミの癒着を番組で取り上げた。放送後、義父ソル・パンホ(チョン・ウンイン)の元へと向かうジョンウォン。義父はモ・ヒョンテクと親しい仲であったが、嫁のせいで20年来の友人を失ったとジョンウォンを非難。しかし一緒にいたウジェはジョンウォンの味方をし、その場を去る。ウジェは経営に興味がないと小説家になり、父の反対を押し切ってジョンウォンと結婚したため、現在も父との関係は良好とは言えないものだった。

後日、ジョンウォンは取材の関係で訪れた警察署で女優のチャ・ウンセ(ハン・ジウン)からファンだと声をかけられる。自身の恋人のことなどを一方的に話し、終いには一緒に写真を撮ろうと言うウンセに戸惑うジョンウォン。

ジョンウォンは謎の情報提供者から情報を受け、そこに向かう。すると古いアパートで血を流した女性を発見する。ジョンウォンは衝撃を受けすぐに通報、警察署で現れたのはジョンウォンの元彼キム・テホン(ヨン・ウジン)だった。最悪の別れ方をしたテホンとこんな状況での再会に戸惑うも、ありのままを供述していたジョンウォンの前にモ・ヒョンテクが現れる。何と死亡した人物はモ・ヒョンテクの家政婦だった。彼はなぜジョンウォンがよりによって現場にいたのかと、彼女を殺人犯として疑うのであった。

その後、ジョンウォンはウンセから情報提供することがあると電話を受け、ウンセの家に行くこと。彼女の家にはウジェの小説が並んでおり、旦那の小説が好きなのかと問うジョンウォンに対し、ウンセは「小説ではなくソル・ウジェ作家が好きだ」と答え、ウジェと不倫関係にあることを告白。ジョンウォンに対して離婚するよう追い立てた上に現在妊娠中だと超音波写真も見せる。ジョンウォンはそんな大根演技で信じられるか、妊娠が事実でも父親がウジェだと信じられるものかとまくし立てると、怒ったウンセはジョンウォンをビンタする。その後ウンセの家を出たジョンウォンは、それまで抑えていた感情が溢れ出すのだった。

翌日、以前から通うユ・ウニョン(ハン・チェア)の精神科へ診察を受けに行くジョンウォン。病院の移転後初めて行くジョンウォンは案内を受けた住所を尋ねると、何故かそこには血を流したチャ・ウンセが倒れており…。



■見どころ
初回視聴率は2.8%を記録。初回はキム・ハヌル演じるジョンウォンが、女優チャ・ウンセ(ハン・ジウン)から旦那ウジェ(チャン・スンジョ)と不倫関係にあることを告白され、更には2度も殺人事件の目撃者となったところまでが描かれた。仕事も私生活も順風満帆だったはずのジョンウォンは、どれほどの衝撃を受け、心の傷を負っただろうか。キム・ハヌルはかつてロコククイーンと呼ばれ、様々なドラマで愛嬌のある姿を見せてきたが、今作品では極限の精神状態のなかで真実に向かって突き進む強い女性を演じる。イ・ホ監督は「8年ぶりにKBSに復帰するロコクイーン、キム・ハヌルの新たな演技が最大の見どころ」と言う通り、キム・ハヌルの久々のカムバックに期待する視聴者も多い。これから、人生が一転し殺人容疑者となってしまう彼女が生き残るために孤軍奮闘する姿をどのように演じるのか期待したい。

胸ぐら■第2話あらすじ
ジョンウォンはユ・ウニョン(ハン・チェア)の精神科で診察を受けるために訪れた先でウンセの死体を目撃する。すぐさま警察に通報しようとしたジョンウォンだったが、そこに報道局長カン・インハン(チョン・インギ)からの電話が。ジョンウォンをニュースのアンカーに推薦したため、暫くは大人しくしていろという内容だった。ずっと夢見てきたアンカーの座を逃したくないジョンウォンは、逃げるように現場から離れてしまう。その後非常階段で精神科のチェ室長(ユン・ガイ)にばったり会い、チェ室長は場所を誤って伝えてしまったと言いジョンウォンを診療室まで案内する。結局通報せずに診察を受け帰宅したジョンウォンは、不安感や罪悪感に苛まれる。

翌日、女優チャ・ウンセの死亡ニュースで世間は騒がしくなる。ジョンウォンはウジェに超音波写真を見せ、ウンセとの関係を問い詰める。ウジェはウンセが一方的に言い寄っていたと不倫関係を否定したため、ジョンウォンはひとまず信じることに。

一方でテホンは、モ・ヒョンテク(ユン・ジェムン)の家政婦に続きチャ・ウンセ殺人事件まで担当し、この二つの事件が関連性があるのではと推測する。更にはウンセが妊娠3ヶ月だった事実を知り、産婦人科記録や通話内容を手配する。またテホンは事件を調査する中で、ウンセのマンションのエレベーター監視カメラ映像からジョンウォンの姿を発見し、急いでジョンウォンに会いに行く。死亡前日ウンセの家に何故行ったのか、また死亡した日に同じ建物になぜ行ったのか問うも、ジョンウォンはプライバシーで答える義務がないと答える。

ジョンウォンは結婚詐欺の取材で被害者が旦那のサブスマホから不倫事実を知ったと聞き、ウジェにもサブスマホがあるのではと疑い始める。ウジェが寝てる隙にスマホと車のカメラまで隅々と調べたが証拠らしきものは出ず。しかし更に調べるうちにウジェが捨てたゴミの中からスマホを発見する。またその後ウンセが死んだ日の夜に、建物のGPS記録からウジェもそこに来たことを知る。ジョンウォンがウジェを激しく追求していると、そこに突然テホンが訪ねてくる。ウンセの通話記録で最も通話回数の多い番号がウジェの法人名義の電話番号だったため、ウジェを訪ねてきたのだった。ジョンウォンとウジェ、そしてテホンの3人が一堂に会し…。



■見どころ
第2話は2.7%と、初回から0.1P低下。ラストはジョンウォンと旦那ウジェ、元彼テホンの3人が顔を合わせ、緊張感漂うシーンで終わる。キム・ハヌルもインタビューで「本作品の醍醐味は’エンディング’だ」という通り、 次週以降も毎話エンディング毎に緊張感溢れ、終始目が離せない展開が期待できそうだ。
またヨン・ウジンは「一つの事件に関する人物の複雑な感情線がドラマの流れを導く。そこに緊張感やスピード感ある展開、濃いメロまで合わさり多彩な見どころをお届けする予定」と語る。本作品は殺人事件、不倫、三角関係などマクチャンドラマにあるようなキーワードが並ぶが、現段階ではスリラー色が強く、緊迫感溢れる展開が続く。そこにこれからどのようにメロを掛け合わせていくのか、気になる視聴者も多いはず!

本作品OSTも見逃せない。トップバッターで公開されたOSTはHYNN(ヒン/パク・ヘウォン)の「상처 (Memory) 」。상처(サンチョ)とは傷、傷口といった意味で、傷付いた人の心を描いた歌詞と切ない歌声が完璧にマッチしており、胸いっぱいにさせる。「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」のOSTなどを手がけたことで有名なロコベリーが作曲に加わったこともあり、音源が公開されるや否や「さすがHYNN、さすがロコベリー」といった賞賛のコメントが多く寄せられた。


YouTube|第3話予告(日本語字幕なし)

KBS「멱살 한번 잡힙시다」番組サイト

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