韓国ドラマ「青春ウォルダム」第3話あらすじ:チョン・ソニ、内官になって世子パク・ヒョンシクと距離を縮める(ネタバレ)

03月22日12時30分ドラマ
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ついにミン・ジェイ(チョン・ソニ)が世子キム・ファン(パク・ヒョンシク)の内官として殺人事件解決に向けて動きだす!韓国時代劇「青春ウォルダム~運命を乗り越えて~」(全20話)の第3話のあらすじと見どころ、豆知識など紹介する。

本作はLeminoにて全話独占配信中で、4月からはNHKBSでも放送する(放送予定など)。
【Leminoで独占配信の韓国ドラマ】



「青春ウォルダム」は不可解な呪いにかけられた孤独な王世子と、一家殺人の濡れ衣を着せられた天才少女とのロマンス時代劇だ。【「青春ウォルダム」を2倍楽しむ】では、時代背景やキャスト、モデルとなった実在人物、ネタバレあらすじと見どころ、豆知識などまとめている。

■キャスト【相関図】【メイン6人徹底紹介】【その他】
イ・ファン役:パク・ヒョンシク
ミン・ジェイ[チェイ]/コ・スンドル役:チョン・ソニ
チャン・ガラム[カラム]役:ピョ・イェジン
ハン・ソンオン役:ユン・ジョンソク
キム・ミョンジン役:イ・テソン
チェ・テガン役:ホ・ウォンソ
 ほか

※以下、あらすじはネタバレですので、気になる方は見逃したときなどの参考に、見どころと豆知識を参考にしてください。

■第3話あらすじ

ミン・ジェイ、東宮殿の内官に


助けてほしいと懇願するチェイ/ジェイに自分で方法を探して東宮殿に来るよう命じた世子ファン。チェイは内官にふんしたものの東宮殿の場所が分からない。偶然ハウン公主(チョン・ダウン)のピンチを助けたチェイは、公主のお供で東宮殿にたどり着くことができる。

ファンは、呪いから始める一連の事件は全て同じ者の犯行だと考えていた。そこに公主と共に内官姿でチェイが現れ、呆れながらも約束通りに受け入れることに。ミョンアン大君(イ・ハンビン)もやって来て楽しくおしゃべり。狩猟大会での祝詞の仕掛けを見抜いたのがチェイだと知った公主は、チェイがすっかりお気に入りに。公主たちに名前を聞かれて困るチェイに、ファンはたっぷりじらした後で”コ・スンドル”と言う名前を与えてやる。

その後話は公主はお気に入りのソンオン(ユン・ジョンソク)の婚約者の話題に…「情人がいた、家族を殺した、滝から落ちて死んだ」とソンオンを気の毒がる。ファンも「ヒ素を汁に入れて自分だけ食べなかった。死体は発見されていないので生きているかもしれない」とチェイの前で調子を合わせる。

公主たちが退室した後、チェイは疑われずに世子の傍にいられるから内官になった、と内官姿で現れた理由を話す。そして「私を信じてくだされば呪いの書の秘密を暴きます。誰が婚姻の贈り物に密書を忍ばせたのか、どういう意図で父に送ったのか、呪いの書は何を意味しているのか、そして私の家族がなチェイ殺されたのか、なチェイ私は罪を着せられ追われているのか、必ず突き止めます」と持ち掛ける。ファンは改めてチェイの兄が解決したとされている事件を本当にチェイが解決したのかと聞くと「私と侍女で解決しました」ときっぱり答えた。ファンは殺人事件を解決することでチェイの実力を示せと告げる。

王になる血統と資質


ソンオンは、狩猟大会の祝詞を血で汚した犯人を追っていた。どころが容疑者で昭格署の官吏であるオ・マンシクが一家で逃げていたことが発覚。マンシクが売った物の中に父親が持っている方位磁針を発見し動揺するハン・ソンオンは、ファンへの報告をためらってしまう。悩んだソンオンは父の部屋を訪ねる。

父、左議政ハン・ジュンオン(チョ・ソンハ)は「今回の事件は、誰の仕業にせよ、世子を操ることが目的だ」と言う。「世子を操る」と言う真意を問うソンオンに、「今の王の母親は賤しい雑用係だったが、父が王だから王位につけた。王とは血統だけで決まる。しかし血統と資質は違う。王の資質は、優れた人材の中から選ばれた大臣たち作るからだ。ところがファンは賢いが傲慢で臣下を信じない。友のお前さえ信じない。味方になる臣下がいなければ王になれない恐れもあることをこの機会に気づくべきだ。」と説明する。「それはミョンアン大君が王になる可能性もあると言うことですか?」と訊くソンオンに、うなずくジュノンは「今回の一件はそれが目的だろう」と答えた。「世子は私がお守りします」というソンオンに「君臣関係はお前ひとりでは作れない」と、厳しい現実と突き付ける父ジュンオンだった。

チェイ、内官生活スタート


世子はチェイを自分の図書室の秘密の部屋にチェイを住まわせることにし、テガンに案内させる。だがテガンはチェイを信じておらず、胸ぐらをつかんで「お前のために世子が危険だと判断したら首を斬る」と脅し、チェイも自分は「私は世子にとって必要な存在だ」と言い返し、口げんかを始める。

1人になったチェイは用意された食事を見て、「世子は誰も信じていない」が空腹のチェイを気遣う程度の度量はあると認め、散々罵ったことを心で謝る。そして誰も信じないファンが秘密の部屋で1年間も、噂や自由の利かない右手の機能回復訓練と戦ってきたのかと考え、誰にも弱い姿を見せずにどれほど辛かっただろうかと想像する。そして2つの殺人事件を解決した必ず実力を証明すると決意するが…。

初日からさっそく寝坊してしまうチェイ。内官たちが世子の無言の指示に従う中、チェイはついていけず、着替えの世話もまともにできない。それでも今日も道に迷ったチェイが、太陽が一番早く昇るところに東宮殿があると言ったり、ファンの記憶力を褒めると笑顔になるファン。それを見逃さないチェイは「自慢できる瞬間を決して逃さないですね」とツッコむ。そんなチェイに幼いころの面影を見つけたファン。チェイも自分を覚えていたと知り、自然と笑顔になるファンだった。

東宮殿(トングンジョン):世子の住まいが“東宮殿”と呼ばれるのは、その場所が王の住まい“大殿”の東側にあるから。

その頃、開城に調査に行っていた者からチェイの片方の靴を持ち帰り、転落した後チェイを見かけた者はおらず、やはり死んだようだと報告が入る。しかし近くの洞窟に人がいた気配があるとの情報に、ソンオンは婚約者チェイの生存に一縷の望みをつなぐ。



■見どころ
呪いから始まった本作。前回までは深刻な展開が多かったが、この回からは明るくコミカルなシーンもたくさん見られる。ファン役のパク・ヒョンシクの笑顔もどんどん増えていく。最後の朝の身支度のシーンでのパク・ヒョンシクは口角が上がりっぱなしだ。

「世子が狩猟場から五衛(宮殿を守る)の兵士を1人連れ帰った」という情報を世子の護衛(翊衛司)服を着た人物が尚宮す姿者へ密書で知らせるシーンがある。果たしてその人物は?そして彼にこれを指示をしている黒幕は誰なのか?

今回は、変人ミョンジン(イ・テソン)が偏見を持たない人物だと分かる。当時ハングルを見下して諺文(オンモン)と蔑称で呼んでいたが、カラム/ガラムが「諺文」と言うと「世宗大王様が創った美しい文字だ」「これほど素晴らしい文字はない」と叱責する一幕も。
カラムが師匠の名前=김명진(キム・ミョンジン)を 곰멍진(コム・モンジン)と書く。この名前をよく覚えておこう。

一方で、ミョンジンがカラム(ピョ・イェジン)の得意を聞くシーンでは、チェイと共に難事件を解決してきた助手らしいスゴ技を披露するので要チェックだ。そしてその一つ屋敷を抜け出すための技を塀=壁越え(ウォルダム)と紹介する。回想シーンでは男装して社会という壁を越えたいというチェイを亡き父が認めるシーンも。こうした色々なものを乗り越えるというテーマがタイトル「青春ウォルダム」になったのだ。ファンが「人を信じることができない“壁”」をいつ乗り越えのか?

tvN公式YouTube予告動画

NHK「青春ウォルダム」
 BSP4K 4/7(日)21時、BS 4/12(金)[(木)深夜24時25分]スタート!

【作品詳細】【「青春ウォルダム」を2倍楽しむ】
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