【最終週】「ブギウギ」若手を圧倒した趣里の引退宣言!さよならコンサートで幕を閉じる!第25週ネタバレと第26週あらすじ

03月22日09時53分ドラマ
©NHK

NHK朝ドラ「ブギウギ」の第25週が3月18日~3月22日まで放送された。スズ子(趣里)の人気に陰りが?!男女歌合戦で大和礼子(蒼井優)の娘・水城アユミ(吉柳咲良)と勝負した!この週のネタバレあらすじと、最終週・第26週「世紀のうた 心のうた」(3月25日~3月29日)のあらすじとみどころを紹介!予告動画は番組公式サイトに公開されている。

戦後の大スター・笠置シヅ子をモデルとした「ブギウギ」の第25週は3月18日から放送された。娘・愛子(このか)との仲も元の通りになり、平穏な生活を送っているスズ子(趣里)だったが、ブギのブームが去り、次第に若手のライバルたちが現れる。そして、18日に放送された第117話では「紅白歌合戦」ならぬ「男女歌合戦」のディレクター・沼袋勉役で登場した中村倫也が大注目となり、朝からネットが揺れた。サングラスをかけてギャグを連発して適当な感じで誰にもいいように話をもってゆく。業界人らしい業界人を演じている。



第24週で、娘の愛子を誘拐すると脅してきてお金を取ろうとした小田島(水澤紳吾)がスズ子の元に謝りにやってくる。新潟で庭師の手伝いをしていたが、その家が引っ越すことになり東京に戻るという。「義理と人情」が大切だと仕事を探す小田島を庭師として雇うところがスズ子らしい。

尊敬する先輩・大和礼子(蒼井優)の娘・水城アユミ(吉柳咲良)と大晦日の男女歌合戦で勝負となったが、スズ子の歌は誰もを圧倒した。若きライバル役を演じた吉柳咲良はホリプロスカウトキャラバンでグランプリを取ったことのある19歳だ。テレビドラマ、映画とともにミュージカルで活躍している。NHK BSプレミアムドラマ「アイドル誕生 輝け昭和歌謡」では、山口百恵役を演じて、その時も歌声を披露している。

3月25日から放送される第26週をもって「ブギウギ」の放送も最終週となる。戦後の大スター・笠置シヅ子をモデルとしたドラマらしく、時に3分にわたる曲をフルバージョンで放送したりしたことも話題となった。すでに撮影は終了し、第110作目となる次作の「虎に翼」のヒロイン・伊藤沙莉と恒例のバトンタッチセレモニーもすませた。趣里から伊藤へ「東かがわ市の讃岐和三盆と手袋」を贈り、伊藤から趣里へは「ブギウギと虎に翼をモチーフにした特製ケーキ」が贈られた。

半年続いた「ブギウギ」は歌を愛し、家族を愛し、義理と人情に満ち、ズキズキ・ワクワクしながら、多くの人々に歌で勇気を与え続けた歌手・福来スズ子の最後のステージで幕を閉じる。



【第25週(2024/3/18-3/22)ネタバレあらすじ】
東京ブギウギのヒットから9年、ブギブームも下火になってきつつある中、スズ子(趣里)や羽鳥善一(草彅剛)のブギは古いという記事が書かれてしまう。マネージャーの柴本タケシ(三浦りょう太)は記事をみて怒り出す。そしてその記事には、若手歌手の水城アユミ(吉柳咲良)が新たなスターとして台頭してきていたと書かれ、これからはアユミの時代だと書いてあった。

そんな中、スズ子は丸の内テレビのプロデューサー・代々木(遠山俊也)から、年末の歌番組にトリで出てほしいとオファーを受ける。しかし、トリ前に水城アユミを持ってきてもいいかと聞かれる。そのアイデアはディレクター・沼袋勉(中村倫也)のものだといい、沼袋はスズ子に調子よくその案を進める。

そして、テレビ局で股野(森永悠希)と再会した。喜んでいると、股野は水城アユミ(吉柳咲良)が自分と大和礼子(蒼井優)の娘であるといい紹介する。

スズ子のもとに、誘拐未遂事件を犯した小田島(水澤紳吾)が訪ねてくる。すっかり反省した小田島の話を聞いたスズ子は、小田島を自分が雇うことにする。あまりのことに驚くタケシだが、スズ子は「この世は義理と人情だ」と母の言葉をいう。

水城アユミに「ラッパと娘」を歌わせてほしいと頼まれたスズ子は、困ってしまい結論を出せずにいた。記者・鮫島(みのすけ)によって記事にまでなってしまったため、スズ子は、羽鳥善一(草彅剛)に相談に行く。しかし、羽鳥は、そんな大事なことを軽く言わないでほしいと、厳しい言葉を投げかける。スズ子は茨田りつ子(菊地凛子)にも相談する。りつ子はスズ子が最近「ワクワクしていない」ということを指摘する。以前のスズ子ならアユミと一緒にうたうことについても「ワクワクする」と言っていたはずだと。するとスズ子は元気が湧いてきて「ラッパと娘」を聞き返す。

一方、愛子(このか)は、体育の時間のかけっこが楽しみで学校に行っていたが、ある日、落ち込んで帰ってくる。愛子は、翌日の体育の時間に足の早い転校生と競争することになっていた。しかし、勝てる見込みがなく、愛子は学校を休みたいと言い出す。スズ子は、自分も水城アユミとの新旧対決から逃げたかったが、今は逆に楽しみだと話す。そして、逃げるかどうかは愛子が自分で結論を出すようにと伝える。翌日、学校に行くかどうか迷う愛子を家に残し、スズ子は羽鳥善一のもとに向かう。羽鳥に「ラッパと娘」をアユミにうたわせる許可をもらいにいったのだ。アユミに刺激を受けたスズ子の姿を羽鳥は静かに見守る。

愛子はかけっこ競争にやぶれてしまい、落ち込んでしまった。そんな愛子を懸命に慰めるスズ子たち。愛子はスズ子に「もしも負けても、私がいっぱいなぐさめてあげる」と言ってくれた。

昭和31年、大晦日。第7回オールスター男女歌合戦当日。スズ子は、楽しみに会場へと向かう。スズ子が楽屋で支度をしていると、股野と水城アユミが訪ねてくる。我儘をゆるしてくれたスズ子にお礼を言いに来たのだ。そして、いよいよ本番。羽鳥善一はテレビの前で、愛子は客席で見守る。茨田りつ子(菊地凛子)も楽屋に応援に来た。水城アユミは「ラッパと娘」、福来スズ子は「ヘイヘイブギー」。新旧二人の歌合戦が始まった。

アユミの「ラッパと娘」も大層な盛り上がりをみせる。その歌を聞いたスズ子はワクワクして、自分の歌を歌い出す。出演者一同、客席と一体となって盛り上がりをみせた。



【第26週(2024/3/25-3/29)あらすじ】
■第122話(月)
男女オールスター歌合戦を全力で歌いきったスズ子(趣里)の評判は最高のものとなった。水城アユミ(吉柳咲良)はスズ子の楽屋を訪れ、スズ子の歌に感激し、自身ももっと勉強しなければと思ったと伝える。年が明け、雑誌の紙面には「ブギの女王復活」の見出しが踊る。しかし、スズ子自身は、ある大きな決断をしようとしていた。スズ子は、その決断を胸に抱き、羽鳥善一(草彅剛)のもとを訪ねる。

■第123話(火)
歌手引退――。スズ子(趣里)はその決断を、愛子(このか)や大野(木野花)に伝えた。羽鳥善一(草彅剛)に絶縁すると言われ、タケシ(三浦りょう太)が大反対し家から飛び出していっても、スズ子の決心は揺らぐことはなかった。スズ子は、同志でありライバルである茨田りつ子(菊地凛子)にもその思いを伝える…。一方で、羽鳥はスズ子の引退を思いとどまらせることができないかとりつ子に相談をする。

■第124話(水)
歌手・福来スズ子(趣里)の引退会見の当日。スズ子は結局、羽鳥善一(草彅剛)とは話ができないまま会見に臨むことになってしまった。スター歌手の突然の引退宣言は世間の注目を集め、会見場には多くの記者が集まっていた。その中には、これまでスズ子たちのゴシップ記事をたくさん書いてきた記者・鮫島(みのすけ)の姿もある。スズ子は意を決して歌手引退についての思いを話し始める。

■第125話(木)
引退会見後もスズ子(趣里)は、羽鳥善一(草彅剛)と相変わらず話ができないままでいた。そんなスズ子に対し、茨田りつ子(菊地凛子)はきちんと羽鳥と話をするべきだと伝える。一方、麻里(市川実和子)も善一にスズ子と話をすべきだと伝える。やがて、スズ子が羽鳥の家を訪ねようと家の玄関を出ると、そこには訪ねてきた羽鳥の姿があった。これまで苦楽をともにし、数々の名曲を生み出してきた二人が心の底から思いを語り合う。

■第126話(金)
スズ子(趣里)のさよならコンサートが始まる。客席には懐かしい多くの面々がかけつけている。茨田りつ子(菊地凛子)、愛子(このか)らが見守る中、舞台に登場するスズ子。歌を愛し、家族を愛し、義理と人情に満ち、ズキズキ・ワクワクしながら、多くの人々に歌で勇気を与え続けた歌手・福来スズ子の最後のステージ。照明が落ち、静まる客席。その中で、羽鳥善一(草彅剛)のピアノ伴奏が静かにはじまる。

■スタッフ他
脚本:足立紳、櫻井剛
音楽:服部隆之
主題歌:「ハッピー・ブギ」
語り:高瀬耕造アナウンサー
出演:趣里,草彅剛,木野花,菊地凛子,市川実和子,水上恒司,水川あさみ,柳葉敏郎,水上恒司,水澤紳吾,森永悠希,三浦りょう太,吉柳咲良,このか,黒崎煌代,澤井梨丘,他

<総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
<BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時00分~11時30分[再]、(土)午前9時45分~11時[1週間分]

NHK朝ドラ「ブギウギ」番組公式サイト
NHK朝ドラ「ブギウギ」番組公式Twitter @asadora_bk_nhk
NHK朝ドラ「ブギウギ」NHK-PRサイト

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