「光る君へ」まひろ(吉高由里子)絶句!道長(柄本祐)の婿入り決まる!第12話ネタバレ第13話予告

03月25日11時28分ドラマ
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NHK大河ドラマ「光る君へ」(総合20時~、BS、BSP4K18時~)3月24日(日)放送の第12話「思いの果て」で道長(柄本祐)を巡るまひろ(吉高由里子)と倫子(黒木華)の残酷すぎる三角関係に視聴者が反応。3月31日(日)放送の第13話「進むべき道」では物語が一気に4年後へ。兼家(段田安則)の後継者問題が幕を開ける!NHK公式サイトでは予告動画公開中だ。



3月24日放送の第12話では、道長がまひろを再び廃院へ誘い出し、倫子との結婚を告白した。一度は道長の妾になることを断ったまひろだが、“妾でもいいから妻になりたい”と断ち切れない思いを抱えながら向かった廃院で、道長から衝撃的な事実を突きつけられたまひろ。呆然自失のまひろ、道長、そして倫子のもつれる三角関係にネットでは「これは残酷」「展開早くない?」「これ最後まで続くの?」と盛り上がりを見せた。

さらにまひろと別れた後、その足で道長は倫子の元へ。道長にぞっこんの倫子、愛を諦め出世を望む道長、そして心の中で道長を思うことを決めたまひろ。この三角関係が今後どのように動き出すのか、恋愛ドラマの名手、大石静が作り出す今後の物語に期待を込めるラストとなった。

そして3月31日放送の第13話では、時が経ち、道隆の娘・定子が一条天皇に入内する。清少納言らが集う才気あふれるサロンを作り上げ、一条天皇の最愛の妃である定子役で高畑充希が登場。道隆が一家の繁栄を願う中、今度は兼家の後継者問題が勃発。人心掌握術に長けた道隆(井浦新)、野心を胸に父の命令を聞いて来た道兼(玉置玲央)。そして実は兼家の肝いり道長。藤原三兄弟による後継者争いの展開になる模様だ。

■呪詛を企む道長のもう一人の妻・源明子
道隆と倫子との縁談が進むと同時に、道隆の姉・詮子(吉田羊)が源明子との縁談も進められたた第12話。倫子とともに気品高い姫君だが、縁談に好意的な倫子と違い、「お願いいたします。行く当てもない身でございますので」と返答し、どこか敵意があるように感じられる。明子の父・源高明は、醍醐天皇の皇子で安和の政変で失脚。明子はその政変に関わった藤原を恨んでいるようで、物語でも「道長の妻となれば兼家にも近づけます。兼家の髪の毛一本でも手に入れば憎き兼家を呪詛できます」という発言もしており、その闇は深い。

今後はまひろの存在に鬱屈がたまっていくという役どころらしいが、モデルは六条御息所といわれている。六条御息所は源氏物語で紫式部が創り上げた架空の人物だが、主人公・光源氏を愛するあまり、生霊となって光源氏が愛した女たちを苦しめるおどろおどろしいキャラクターだ。演じている瀧内は柄本と映画『火口のふたり』で共演しており、激しい濡れ場にも挑んでおり、第93回キネマ旬報ベスト・テンの主演女優賞にも輝いている。そんな瀧内が明子役でどんな演技を見せてくれるのか、今後の展開にも期待したい。



■第12話ネタバレあらすじ
まひろは為時(岸谷五朗)の妾・なつめの願いをかなえるため、離れて暮らす娘さわ(野村麻純)を連れて来る。娘との今生の別れを果たし、為時に慈しまれたなつめは安らかに生きを引き取った。道長の妾となることを断ったまひろは、為時が官職に復職する目途もなく、生計をたてるため婿探しをすることを宣孝(佐々木蔵之介)に提案する。

その頃、まひろと決別した道長は、かねてから話があった倫子との縁談を進めるよう兼家に相談。兼家はさっそく源雅信(益岡徹)に縁談の話を持ち掛ける。困った雅信だったが、倫子にまで道長を婿にしたいと切望され、道長と倫子の縁談の話は一気に進んでいく。一方、姉の詮子(吉田羊)は、藤原家との因縁が深い明子(瀧内公美)と道長の縁談を進めようとする。

詮子によると、明子の父・高明は大宰府に追いやった藤原を恨んでいるはずだから、その忘れ形見である明子を藤原の嫁にすればその怨念もなくなるはずだという。道長との縁談について明子は「行く当てもない身だから」と二つ返事で返答。こうして倫子の縁談と明子の縁談、両方の話が進んでいく中、道長はまひろへの思いを断ち切る覚悟を固める。

ある庚申待の夜。この日は腹の中にいる三種の虫が天に上り、天帝にその人の罪を告げるという言い伝えから人々は寝ずに夜を明かした。まひろも、さわと、惟規(高杉真宙)と共に夜を過ごしていた。そこへ、道長からの文を預かって来た百舌彦(本多力)がやって来てくる。文を見たまひろは道長の元へ駆け出して行く。

「妾でも良いから妻になりたい」という思いを抱え駆け付けたまひろ。しかし、道長は倫子と毛婚することを伝え、そのことにまひろは絶句。心の中では「妾でもいいと言ってくれ」と願う道長だったが、まひろは自分の気持ちを押し殺し「倫子様は・・・おおらかな素晴らしい姫君です。どうぞお幸せに」と伝えるのだった。道長はその足で左大臣家へ向かい、倫子と一夜を共にする。ショックのあまり呆然としたまま館まで辿り着いたまひろは酒を飲みほし涙を流した。

■第13話あらすじ
4年が過ぎ、道隆の娘、定子(高畑充希)が、元服してわずか20日後に一条天皇(柊木陽太)に入内する。道隆たち中関白家が絶頂期を迎えると、次は兼家の後継争いが火蓋を切る。一方、為時は官職を得られず、貧しい暮らしが続くまひろたち。ある朝、さわと出かけた市で揉め事に巻き込まれ、まひろは文字が読めず騙された親子を助けようとするのだが・・・。

NHK大河ドラマ「光る君へ」は2024年1月7日(日)総合20時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:大石静、出演:吉高由里子、柄本佑、黒木華、井浦新、吉田羊、ユースケ・サンタマリア、佐々木蔵之介、岸谷五朗、段田安則ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@nhk_hikarukimie」。第13話予告動画は番組公式サイトにて公開中。

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