NHKスペシャル「下山事件」第1部は森山未來主演のドラマ、第2部はドキュメンタリーで事件を追う!

03月29日11時00分ドラマ
©NHK

3月30日(土)NHK総合で占領期最大の未解決事件「下山事件」を19時30分からドラマで、そして22時からはドキュメンタリーでその謎に迫る!森山未來、佐藤隆太、大沢たかお、溝端淳平、玉置玲央ら豪華俳優陣登場!戦後最大のミステリーが今、明かされる!ドラマ予告映像が番組公式サイトで公開されている。



2024年3月30日のNHKスペシャルは19時30分からドラマ、22時からはドキュメンタリーで、占領期最大の未解決事件といわれている「下山事件」を追う。それは戦後4年目の1949年に発生した。国鉄職員10万人の解雇に関して労組と交渉中の国鉄総裁・下山定則が忽然と姿を消したのだ。そして、見付かったのは無残な轢死体だ。さらに遺体からは血が抜き取られていたこともわかる。自殺としては不自然なのだが、殺されたのなら誰に?という疑問がわく中、地検の検事は他殺の線で追ってゆく。

第1部はドラマ仕立てで事件を再現する。検事の布施健は森山未來、新聞記者・矢田喜美雄に佐藤隆太、そしてソ連のスパイと名乗る謎の男を大河ドラマ「光る君へ」での演技も評判が高い玉置玲央が演じる。他にも大沢たかお、溝端淳平、前田旺志郎、森崎ウィン、渡部篤郎とNHKならではの豪華な俳優陣が登場し、ドラマに重みを与える。

第2部はドキュメンタリーで、NHKが入手した数百ページにおよぶ資料から読み取れる謎に迫る。当時の検察機関はいったい何をおっていたのか?関与した人々は何を語ったのか?ソ連のスパイと名乗り、事件に関与したという李。実はアメリカ側のスパイでは?とも言われている。事件の背後にいたのは共産主義を弱体化させるためのアメリカなのか?「下山事件」「三鷹事件」「松川事件」と怪事件が相次ぐ中、日本を反共の防波堤とするために暗躍していた“工作部隊”の存在にも迫る。

■ドラマあらすじ
1949年7月、国鉄職員10万人の解雇に関して労組と交渉中、国鉄の下山定則総裁が忽然と姿を消し、無残な轢死体で発見された。なんと、遺体からは血が抜き去られていた。東京地検の主任検事として捜査を指揮することとなった布施健(森山未來)は、自殺として不可解な点が多い事件から、他殺の糸口を探っていく。

朝日新聞の記者・矢田喜美雄(佐藤隆太)は検察の捜査の核心を追う。複雑な迷宮のような事件を追跡する中で、布施はソ連のスパイと名乗る謎の男・李中煥(玉置玲央)にたどり着く。李は暗殺への関与を告白し、事件の背後でうごめく超大国の謀略と、犯人しか知り得ない驚くべき供述を始めるのだった―。

NHK総合 2024年3月30日19時30分放送「下山事件」。出演:森山未來、佐藤隆太、大沢たかお、溝端淳平、玉置玲央、前田旺志郎、森崎ウィン、渡部篤郎ほか。

NHKスペシャル「下山事件」番組公式サイト