『岸辺露伴は動かない』シリーズ最新作「密漁海岸」&映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』5月放送決定

04月01日19時28分映画
©2023「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」製作委員会 ©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

ヘブンズ・ドアー 今、心の扉は開かれる―――『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズで世界的な人気を誇る荒木飛呂彦の原作漫画を、高橋一生の主演で実写化した人気ドラマシリーズの最新作「密漁海岸」がNHKにて5月にテレビ初放送することが決定した。映画予告動画はYouTubeにて公開中だ。

相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊な力“ヘブンズ・ドアー”を持つ漫画家の岸辺露伴が、編集者の泉京香とともに奇怪な事件や不可思議な現象に立ち向かうドラマ『岸辺露伴は動かない』。

今回、露伴が対峙するのは、伝説の幻のアワビ。岸辺露伴が“美の殿堂”ルーヴル美術館を舞台に、「黒い絵」の謎にまつわる事件に挑む。



【放送日時】
▼ ドラマ 『岸辺露伴は動かない』第 9 話「密漁海岸」 (新作エピソード)
[NHK総合] 5月 10 日(金) 午後 10:00-11:00
[BSP4K] 5 月 5 日(日)午後 1:00-2:00 *先行放送
▼ 映画 『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』
[NHK総合] 5月 6 日(月・祝) 午後 3:55-5:54
[BSP4K] 4 月 27 日(土)午後 7:00-8:59 *先行放送
▼ ドラマ第3期 第 7 話「ホットサマー・マーサ」 第 8 話「ジャンケン小僧」 (再放送)
[NHK総合] 5 月 5 日(日・祝) 午後 4:10-5:58
*初回放送:2022 年 12 月 26 日、27 日

【第9話「密漁海岸」】
■あらすじ
露伴邸の近くにひっそりとオープンしたイタリアンレストラン。
その店を訪れた露伴と京香が出会ったのは、供する料理で客の体の悪いところを改善させる不思議な力を持ったシェフのトニオ・トラサルディ(Alfredo Chiarenza)だった。
トニオは露伴に、どんな病気でも治してしまうという伝説のヒョウガラクロアワビを手に入れようと密漁を持ちかける。実はトニオには、重い病気を抱えたフィアンセ・森嶋初音(蓮佛美沙子)がいたのだ。

■キャスト
岸辺露伴:高橋 一生
泉京香:飯豊 まりえ
森嶋初音:蓮佛美沙子
トニオ・トラサルディ:Alfredo Chiarenza ほか

■スタッフ
原作 荒木飛呂彦
脚本 渡辺一貴
脚本協力 小林靖子
音楽 菊地成孔/新音楽制作工房
人物デザイン監修 柘植伊佐夫
演出 渡辺一貴
制作・著作 NHK NHKエンタープライズ ピクス



【映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』】
■あらすじ
特殊な能力を持つ漫画家の岸辺露伴は、青年時代に淡い思いを抱いた女性からこの世で「最も黒い絵」の話を聞く。それは、最も黒く、そしてこの世で最も邪悪な絵だった。時は経ち、新作執筆の過程で、その絵がルーヴル美術館に所蔵されていることを知った露伴は、取材とかつての慕情のためにフランスを訪れる。しかし、不思議なことに美術館の職員すら「黒い絵」の存在を知らなかったが、データベースでヒットした保管場所は、今はもう使われていないはずの地下にある「Z-13 倉庫」だった。そこで露伴は「黒い絵」が引き起こす恐ろしい出来事に対峙することとなる…

露伴©2023「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」製作委員会 ©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
■キャスト
高橋 一生 飯豊 まりえ / 長尾謙杜 安藤政信 美波 / 木村文乃

■スタッフ
原 作 荒木飛呂彦「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」
監 督 渡辺一貴
脚 本 小林靖子
音 楽 菊地成孔/新音楽制作工房
人物デザイン監修・衣裳デザイン 柘植伊佐夫
製作:『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』 製作委員会
制作プロダクション:アスミック・エース、NHK エンタープライズ、P.I.C.S.

<高橋一生からのコメント>
岸辺露伴のシリーズに参加させて頂くのは、5 年目に突入しましたが、いつも作品の最中に続編の話が自然と話に上がってくるような現場だったので、今回の続編がいつハッキリと制作決定したのか記憶が曖昧です。
ただ、当初から自分たちが納得出来るところまで、露伴の世界をやり切りたいという気持ちは、チーム全体にあったように思います。
中途半端に終わらせてしまいたくない、乗り掛かった船だから。外に向かっての気持ちではなく、あくまで自分たちが納得出来るところまで。です。
それだけこの作品に掛ける熱が絶えず、チームにあったのではないかと思います。
気持ちや熱といった、目に見えないものをこれだけ目に見える形にしてこられた事は、当たり前のことではありますが、目には見えない何かが最も大事なことであることを表している様に感じています。シリーズを重ねたことで、露伴の通底する精神や、ルーヴルで描かれた露伴の過去があることで、露伴がそこにいる説得力も、目に見えない大事なものとして作品一つ一つに入れ込むことが出来たと思います。精神力の具現化をスタンドと云います。
目に見えない何かを感じている皆さんスタンド使いにはわかっていたことだとは思いますが、ルーヴルがテレビ初放送です。楽しみですね。というわけで、密漁をします。

映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』本予告