【地上波初放送】新海誠監督最新作『すずめの戸締り』を本編ノーカット放送!エンディングには特別映像も

04月04日13時00分映画
©2022『すずめの戸締り』製作委員会

新海監督の最高傑作『すずめの戸締り』(2022年)を明日4月5日(金)放送の日本テレビ系「金曜ロードショー」(21時~23時24分)にて本編ノーカットで地上波初放送!エンディング部分は、監督が書き込んだイラストによる特別映像を初公開!予告動画は番組サイトで視聴できる。



大ヒットアニメーション映画『君の名は。』(2016年)『天気の子』(2019年)を世に送り出した新海誠監督の最新作『すずめの戸締り』(2022年)が早くも金曜ロードショーに地上波初登場する。物語の主人公は、九州の静かな町で暮らす17歳の女子高生・岩戸鈴芽(すずめ)。ある日、「閉じ師』と名乗る不思議な青年・宗像草太との出会いから、すずめは日本各地の廃墟を舞台に“扉”を閉めていく旅へ。旅を通じてある真実に辿り着くすずめの解放と成長を描いた冒険物語だ。

鈴芽の声を演じたのは、1700人を超えるオーディションから選ばれた原菜乃華。映画『はらはらなのか』(2017年)『罪の声』(2020年)、ドラマ「真犯人フラグ」(2021年)などに出演し、フレッシュな魅力を放つ彼女が、アニメ声優初挑戦となった本作でその魅力を発揮。「もはやプロレベル」とアニメファンたちを唸らせるほど、絶賛する声が続出した。

そして物語のもう一人の主人公・宗像草太の声を演じるのはSixTONESの松村北斗。大学生でありながら“閉じ師”として災いを防ぐ役目を背負う美青年だが、猫のダイジンに椅子に姿を変えられてしまうという役どころ。オーディションに参加した新海監督によると、松村の声の美しさの源泉は「内面の豊かさ」。公開されると、声優初挑戦にも関わらずそのイケボに心惹かれる女性ファンが続出した。

他にも深津絵里、染谷将太、神木隆之介、伊藤沙莉、松本白鸚など人気も実力も兼ね備えたメンバーが脇を固める。さらに、鈴芽の実母・椿芽役には『言の葉の庭』(2013年)でヒロイン雪野百香里を演じてから新海作品には欠かせない大人気声優・花澤香菜が参加している。

物語のテーマは「震災」。大地震を経験したすずめが、17歳を迎え、自分の弱さに葛藤しながら生きる意味を見つける成長が描かれる。素敵なセリフが印象的の本作では、ファンタジーと現実が融合されたメッセージ性のある作品として、現代に生きる多くの人に感動をあたえた。新海監督ならではの壮大かつ美しい映像、そして美しい音楽。後半に向けて物語が加速していく伏線回収からは目が離せません。週末の夜は見る者を圧倒する超大作をぜひご堪能ください。



■あらすじ
九州の静かな町で暮らす17歳の少女・鈴芽(すずめ)は、「扉を探してるんだ」という旅人、青年・草太に出会う。彼の後を追って迷い込んだ山中の廃墟で、すずめはぽつんとたたずむ扉を発見する。すずめがその扉に手を伸ばそうとするが・・・。扉の向こう側から災いが訪れてしまうため、草太は扉を閉めて鍵をかける“閉じ師”として旅を続けているという。

すると、二人の前に突然、謎の猫・ダイジンが現れる。「すずめ すき」「おまえは じゃま」ダイジンがしゃべり出した瞬間、なんと草太は足が一本欠けた小さな椅子に姿を変えられてしまう。逃げるダイジンを捕まえようと3本脚で走り出す草太を、すずめは慌てて追いかける。やがて、日本各地で次々と扉が開けはじめ、すずめと草太は不思議な扉と小さな猫に導かれ、九州、四国、関西、そして東京と、日本列島を巻き込んだ“戸締りの旅”がはじまる。

■キャスト
岩戸鈴芽:原菜乃華
宗像草太:松村北斗
岩戸環:深津絵里
岡部稔:染谷将太
二ノ宮ルミ:伊藤沙莉
海部千果:花瀬琴音
岩戸椿芽:花澤香菜
芹澤朋也:神木隆之介
宗像羊朗:松本白鸚

■スタッフ
原作・脚本・監督:新海誠
キャラクターデザイン:田中将賀
作画監督:土屋賢一
美術監督:丹治匠
音楽:RADWIMPS 陣内一真

日本テレビ「金曜ロードショー」番組公式サイト