韓国ドラマ「胸ぐらを一回つかまれましょう」キム・ハヌル×ヨン・ウジン、元恋人同士が事件解決に向け共助をスタート!第5・6話あらすじ

04月03日20時30分ドラマ
KBS DRAMA X公式アカウントより

キム・ハヌル×ヨン・ウジン×チャン・スンジョが出演する「胸ぐらを一回つかまれましょう」が毎週月火の夜10時10分よりKBS2にて放送中。今回は、4月1日・2日に放送された第5話と第6話のネタバレあらすじや見どころを紹介する。予告動画はYouTubeにて視聴できる。



「胸ぐらを一回つかまれましょう」は、悪人の胸ぐらを掴む記者と悪人の手首に手錠をかける捜査一課の刑事が、相次ぐ殺人事件を一緒に追跡しながら、巨大な渦に巻き込まれるメロ追跡スリラーだ。原作は2020年に開催されたNAVERの「地上最大の公募展」のウェブ小説ミステリー部門で大賞に選ばれたウェブ小説。⇒【関連・各話のあらすじ】

記者ソ・ジョンウォン役を演じるのはキム・ハヌル。「空港に行く道」以来、約8年ぶりにKBSに復帰。悪人の手首に手錠をかける捜査一課の刑事キム・テヨン役を演じるのは" target="_blank">「39歳」「今日もあなたに太陽を ~精神科ナースのダイアリー~」のヨン・ウジン。そして、「模範刑事」シリーズに主演するチャン・スンジョは財閥2世の小説家であり、ソ・ジョンウォンの夫であるソル・ウジェ役を演じる。

■キャスト
ソ・ジョンウォン役:キム・ハヌル
キム・テホン役:ヨン・ウジン
ソル・ウジェ役:チャン・スンジョ
ソル・パンホ役:チョン・ウンイン
モ・ヒョンテク役:ユン・ジェムン
ユ・ユニョン役:ハン・チェア
 ほか

■第5話あらすじ
ジョンウォンは精神科医のユニョンの診察を受けながら、テホンが教えてくれた「防犯カメラに映るワイン色のコートを着ている女性」が、目の前にいるユニョンだということに気づき驚くも、感情を抑えてその場をやり過ごす。またジョンウォンにユニョンの精神科を紹介したのは夫ウジェだったことを思い出し、二人の関係に疑いの目を向けるようになる。その夜ジョンウォンはユニョンの病院で働くチェ室長に近づき、二人でお酒を飲むことに。ジョンウォンはそこで、ユニョンが全ての診察内容を動画で録画している事実を知る。

テホンは事件を捜査しながら、ウジェやウンセの兄クムセ、また事件に関連して新たに調査を受けたキム・ミンチョルらが皆同じムオン高校出身であること、更に国会議員モ・ヒョンテクは過去ムオン市にて検事として働いていたことなどを知る。この偶然とは思えない事実をウジェに確認すべく会いに行く。するとこれまでの落ち着いた姿から一転、ウジェは急にテホンの胸ぐらを掴むなど攻撃的な姿を見せ、怒りを露わにする。この態度を見たテホンは「ムオン市」という共通点に何か事件の重要な事実が隠されていると察知するのだった。

ジョンウォンもまた自分なりに事件の真相を追いかけていた。ウジェとユニョンの関係を調べるために、結婚前にウジェが使っていた部屋を調べたところ、高校時代にウジェとユニョン、そしてもう一人女性が一緒に写った写真を見つける。またチェ室長から聞いた情報を元に、ウンセの最後の診察の様子の映像を確認する。するとウンセとユニョンの会話からイ・ナリという新たな人物の名前が登場するのだった。このようにいくつか手がかりを得たものの、事件の真相を突き止めるためには、ムオン市に行くしかないと一人で向かったジョンウォン。しかし、誰かが自身の後をつけていることに気づき、意を決してその人物と対峙することに。身を潜めて、その人物を待ち構えて攻撃すると、何とその人物はテホンだった。



■見どころ
視聴率は2.9%と、僅かながらも本作品最高視聴率を記録。初回2.8%から2%台を推移しており、事件の真相が明らかになっていくにつれ今後視聴率アップを見込みたい。
本話では、ジョンウォンとテホンが過去別れることになった当時の様子が描かれる。テホンのパートナーのチャ刑事が賄賂疑惑にさらされ死亡する事件があり、ジョンウォンが報道のために意図的に自分に接近したと思ったテホンは別れを決意したのだった。最悪な別れ方とは?と以前から気になっていたが、人の死が絡んだ悲しい過去だったとはと驚いた人も多いはず。

ウジェの父ソル・パンホが会長のムジングループの福祉財団の発足式が開催され、夫婦で参加したジョンウォン。事件に関する取材陣らの質問に「1ヶ月後、自分の番組でチャ・ウンセ殺人事件の犯人が誰か直接明かしてみせる」と宣言。自信満々に答える彼女に、周囲は驚きを隠せない。こんな堂々と宣言して大丈夫なのか!?と不安になるが、この態度こそがジョンウォンらしさであり、これまで多くの視聴者から人気を集めた理由であろう。またこれをきっかけにジョンウォン自身もより本格的に動き始め、物語は新たな局面を迎えることになる。

また先週よりユニョンが新たな容疑者として浮かび上がり、ウジェの愛人か!?と騒がれたが、実際二人の会話を聞いていると、恋人のような甘い関係ではなさそうに見える。またウジェはユニョンの指摘通り、事件当日ジョンウォンが着ていた服に付着した血を確認し、妻が犯人かもしれないと疑い始める。夫婦が互いに互いを疑い始め、一体誰が正しいのか?誰が犯人なのか、事件の真相ががますます気になりのめり込んで見てしまう!

胸ぐら56■第6話あらすじ
ウジェとユニョンの関係を明らかにするためにムオン市へと向かったジョンウォンは、誰かにつけられていると怯えていたが実はテホンだった。ジョンウォンが事件に巻き込まれたのではと心配して追いかけていたのだった。

翌日ジョンウォンとテホンはそれぞれ事件の手がかりを探しに行動する。ムオン高校を訪問したジョンウォンは、ウジェとユニョンと共に写真に写っていた女性がクラスメイトのイ・ナリであること、そして彼女が工場の火災事故の犠牲者の一人だということを知る。
一方でテホンは火災事故の被疑者パク・ジンスの姉を訪ねる。彼は殺害されたジン・ミョンスクの元夫であり、過去火災事件の放火犯とされたのだが、姉は犯人のはずはないと主張。テホンは真犯人は別におり、当時担当検事であったモ・ヒョンテクがその真実を隠蔽したのではと考える。

その後、テホンとジョンウォンは互いの意見を主張しながら口論となってしまう。ジョンウォンが海辺に行くと、一人酒を飲んでいるテホンを見つける。会話をしながらわだかまりを解いていくが、最終的に酔っ払ったテホンをジョンウォンが自身の宿へ連れていきベッドに寝かせる。その時ウジェから電話がかかってきて、ウジェは電話口から聞こえるテホンの声に驚く。ジョンウォンは通りがかりの人の声だと言うも、ウジェはジョンウォンを疑い始める。

翌日、ジョンウォンとテホンはお互いに持っている情報を共有し始め、共に事件を調べることに。二人は過去の火災事件が関連がありそうだと踏んで警察署へと向かう。事件当時担当していた刑事に会い、モ・ヒョンテクが当時パク・ジンスを被疑者として圧力をかけたことを確認。更に現場で発見された被害者の時計の針が火災発生時刻で止まっているのに気づいたテホンは、これまで発生したジン・ミョンスク殺人事件とチャ・ウンセ殺人事件でも止まった時計が発見されており、3つの事件が同一犯の可能性を考え始める。

改めて捜査を始めたテホンだったが、3年前に亡くなった自身のパートナーの死に関連した新たな事実を知る。別れる決定打となった「ジョンウォンが自分を利用するために接近した」というのは自分の誤解していたことに気づき、ジョンウォンの元へと急いで向かうのだった。

テホンはジン・ミョンスクの殺害当日、周辺の防犯カメラからユニョンの車を発見したという電話を受ける。更には報道局のカン・インハン報道局長もまた過去の工場火災事件と関連していることが分かる。
またジョンウォンは、義父から呼び出され「チャ・ウンセ殺人事件の犯人を明らかにすることができないなら、犯人をでっちあげろ」と言われ…!



■見どころ
第6話は3.2%と前日比0.3pアップ、2日続けて自己最高記録を更新した。
ウジェには出張と言いムオンへ向かったジョンウォン。ウジェはジョンウォンと電話をしながら側で男性の声がして驚くが、その後更に驚く出来事が。ウジェの元へ、ジョンウォンの不在を狙って突然ユニョンが訪ねてきたのだった。花束を持って現れたユニョンは、ジョンウォンが犯人と疑れかねない証拠を持っていると脅迫を続ける。更には「死ぬほど好きだったら、誰でも殺せるようになる。だから私がチャ・ウンセを殺したじゃない」と衝撃的な内容を口走る。これは本当なのか、笑えない冗談なのか、更に謎めくばかりだ。

ジョンウォンとテホンは顔を合わせればぶつかるばかり。テホンはこれまでジョンウォンのことを「いつも自分を利用するばかりで、お前を信じたくても信じられない」と嘆き、対するジョンウォンは何を言っても無駄だと沈黙を貫き、二人はすれ違ったままであった。しかし本話では、初めて、ジョンウォンとテホンの心の距離が少し近づくシーンが描かれる。雨の中テホンがジョンウォンの手を取り走ったり、酔った勢いで「ジョンウォンが辛い顔をしているのが腹立たしいし、悲しい」と本音を呟くなど、ドキッとするような展開も。ここから二人は事件真相を暴こうと協力しはじめるようになり、重要なターニングポイントを迎える。

因みに、ジョンウォンとテホンが過去恋愛関係にあったという設定はドラマオリジナルとのこと。原作では特別な関係はなく、感情的な側面が絡んでくることがないため、原作者ファンやは戸惑う人も少なからずいるようだ。しかし単なる推理・捜査モノではない、この設定こそが本ドラマの魅力の一つであり、見どころと言えるだろう。「原作と内容は異なるが、原作がどうだったかということより、ドラマはドラマとしてみるのが良い」というとある視聴者の意見の通り、ドラマならではのストーリーを楽しみたい。

■作品紹介
制作国:韓国
制作年:2024年
スタッフ:
演出:イ・ホ
脚本:ペ・スヨン
原題:멱살 한번 잡힙시다(ミョッサル ハンボン チャプピプシダ)
韓国放送:2024年3月18日-5月7日(予定)KBS2 月火22:10

YouTube|第5話予告(日本語字幕なし)

KBS「멱살 한번 잡힙시다」番組サイト

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