役所広司、杉咲花がアニメーション&イタリア語アフレコに挑戦…「ボスシリーズ」史上初の全編アニメCM

04月11日04時00分商品・CM

役所広司、杉咲花、トミー・リー・ジョーンズがそれぞれアニメ化された自身のキャラクター(声)を演じる宇宙人ジョーンズ「地球調査シリーズ」最新作「クラフトボス 甘くないイタリアーノ」が4月15日より放映、YouTubeで先行公開する。



同シリーズはハリウッド俳優のトミー・リー・ジョーンズ扮する宇宙人ジョーンズで好評のCMシリーズ。今年で19年目となる新CMでは、世界的イラストレーターのマックス・ダルトンによる全編アニメーションCMで、役所広司、杉咲花、トミー・リー・ジョーンズがそれぞれアニメ化された自身のキャラクター(声)を演じる。

斜塔で有名なイタリア・ピサの街をモチーフにした今回の新CM では、ピザ職人のジョーンズと看板職人の役所広司さん、杉咲花さんのコミカルなやり取りを、イタリア語とともに描いたストーリーを通じて、本場のカフェで提供されるような甘くないラテの味わいをペットボトルで楽しめる「甘くないイタリアーノ」を訴求していく。

一番の注目ポイントは、マックス・ダルトンが描く、アニメ化された3人のチャーミングなキャラクター。とにかく曲がったことが大嫌いなジョーンズが取ったまさかの行動や、コーヒーの味わいへのこだわりが強い役所が杉咲から渡された「甘くないイタリアーノ」を初めて飲んだ時の意外な反応など、ボスシリーズ19年目にして初の全編アニメーションでお届けする、見どころ満載のCMに仕上がっている。

CM

■イタリア語の先生も「発音が完璧」「とても聞きやすい」と絶賛!
イタリア・ベネチアを舞台にした前回「ゴンドラ」篇と同様、セリフは全てイタリア語の本 CM。キャストたちはトレーナーの先生の発音を聞いた後、すぐに同じ発音でリピートするという手法でそれぞれのセリフを収録した。その際、アニメーションに合わせて正確に発音するだけでなく、監督や先生から「もっと早口で」「笑いながら」「語尾を強く」「ニュアンスをつけて」などと、言葉に感情を乗せる繊細な演技も求められた杉咲。OKテイクでは「発音が完璧」「とても聞きやすい」と先生のお墨付きをもらい、「ありがとうございます!」と満面の笑みを浮かべていた。

■セリフの収録が進むにつれて気分はすっかりイタリア人!?
回を重ねるにつれて、イタリア語の自然な言い回しが板につき、収録の途中からすっかり役になりきっていた役所。思わず「イタリア人みたい(笑)」と口にして、現場の雰囲気を和ませていた。さらに、その場面によりふさわしい演技を追求すべく、役所は先生に「斜塔をこうやって押しているんですよ」などと、ジェスチャー付きで状況を詳しく説明。その上で「やめろー、という時の言い方は?」「もっと切羽詰まった感じは?」と質問し、時には「日本語だとこういう発音になるけど、イタリア語だと?」などと実演を交えながら、熱心にお芝居の精度を高めていた。



マックス・ダルトンからのコメントが到着した。

■イラストについて
今回の作品は、街の細部を描くことがとても楽しかったです。屋根や窓をこんなにたくさん描いたことはなかったと思います!北イタリア特有の色彩や、特徴的な光を表現するのに最善を尽くしました。ただ、登場人物の皆さんを似せるのには少し苦労しました。普段私が人を描く方法はとてもシンプルで、少ない線で似顔絵を描くので、似せるのが難しい時があります。しかし、クリエイティブチームの助けを借りて、最終的にはとても似せることができたと思っています。

■<CMについて>
CM にとても満足しており、アニメーションも素晴らしい仕上がりです。自分のイラストを使ったアニメーション作品で一番よくできていると思います。全ての面で良い経験でした。

■役所広司インタビュー
――今回はボス史上初めての全編アニメーションCMとなりますが、ご自身や共演者のキャラクターデザインをご覧になっていかがでしたか?

僕も皆さんのキャラクターも非常に特徴を捉えていて、イタリアという異国の風景にも合うように作っていますよね。これがあんまりうまくいくと僕たちの出番がなくなるんじゃないかという不安もありますが、横顔なんか、ちょっとイタリアンな感じで、かっこいい仕上がりになっていると思います。

――「甘くないイタリアーノ」はどんな時に飲みたいですか?
散歩したり、運動したりして、ちょっとひと汗かいた後にクーッと飲みたいですね。

――「甘くないイタリアーノ」は、まるでカフェで提供されるような甘くないラテの味わいをペットボトルで楽しめるボスの本気と技術が詰まった商品ですが、最近“本格的なもの”や“本物”に触れて感動したエピソードは?
アメリカのアカデミー賞に向けて何回も現地へ行って、試写会をしましたが、その中で今回ノミネートされた作品のスタッフやキャストの方たちと一緒にパーティーに参加する機会がありまして。そこで皆さんが飲み物や食べ物もそこそこに、たくさんディスカッションしているんですよ。「あぁ、この人たちがアメリカの映画界を支えているんだな」という雰囲気がものすごく伝わってきて、こうして横の関係をつなぎながら、映画界を守っているんだなと。それが最近触れた“本物”ですかね。監督にしろ俳優にしろ、本物の人たちが真剣に話している風景を見て、とても感動しました。

――次のボスシリーズのCM撮影の場所を自由に選べるとしたら、どこを選びますか。
まずはイタリアのベネチアから攻めていきたいですね。



■杉咲花インタビュー
――今回はボス史上初めての全編アニメーションCMとなりますが、ご自身や共演者のキャラクターデザインをご覧になっていかがでしたか?
本当にかわいらしくて、それぞれの特徴をつかみながらシュールな絵になっているので、なんだかキュンキュンしちゃいます。特に私は役所さんのイラストが好きで、CMに出てくるような表情をされている姿が想像できてしまって、思わずクスッとしてしまいました(笑)。

――「甘くないイタリアーノ」はどんな時に飲みたいですか?
朝起きて、メイクしていただいている時間に飲みたいです。私は起きてすぐにあまり甘いものを取らない方ですが、何かサッパリするものが飲みたいなと思うことがあるので、そういう時に飲めたらいいなと思います。

――「甘くないイタリアーノ」にちなんで、人生甘くないなと感じた最近の出来事は?
作品の現場に入る時、いろんな役柄を演じて、自分がやったことのない経験をさせていただく中で、教えていただく所作のコツがなかなかつかめないと、悔しいな、甘くないなと思いますね。最近のことでいうと、医療モノのドラマの撮影中に手術で縫合するシーンがあって、傷口を縫うのがすごく難しかったです。

――「甘くないイタリアーノ」は、まるでカフェで提供されるような甘くないラテの味わいをペットボトルで楽しめるボスの本気と技術が詰まった商品ですが、最近“本格的なもの”や“本物”に触れて感動したエピソードは?
初めてこだわって新調した包丁でネギを切ったら、信じられない切れ味の良さに感動しちゃいました。初めに何を切るのか迷って、実は買った後に 3 カ月ぐらい寝かせてしまったんです。でも、私が一番大好きなネギを切るしかないと思って、最初に万能ネギを切り刻みました。

――次のボスシリーズのCM撮影の場所を自由に選べるとしたら、どこを選びますか。
私自身、初めて写真集を出した時にイタリアでロケをして、すごく好きな場所になったので、ボスの撮影でも行けたら最高だなと思います。

――「斜めなことは許せない」というナレーションにちなんで、どうしても許せないことは?
私は結構時間に緊張感を持つタイプで、絶対10分前行動をしたいと思っていますが、それが9分50 秒前とかになっちゃうと悔しくて。だから、いつもアラームをかけるようにしています。でも、アラームが鳴ると周りの方々にびっくりされてしまうので、驚かれない方法を考え中です。

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