韓国ドラマ「支配種」第1−2話:会社内の不穏な事件を通じてハン・ヒョジュに近づくチュ・ジフン(ネタバレ)

04月11日22時00分ドラマ
ディズニープラス スターにて独占配信中

ディズニープラス スターにて4月10日(水)からチュ・ジフン&ハン・ヒョジュ豪華共演の新作韓国ドラマ「支配種」が独占配信を開始した。第1−2話では元軍人ボディガードのチェウンが社内で起こる不可解な事件に頭を悩ませる会社代表のジャユと接近していく様子が描かれた。気になるあらすじと見どころをチェックしてみよう。

【「Disney Plus」で独占配信の韓国ドラマ】

「支配種」は、大統領テロ事件の犯人を暴くため、元軍人のウ・チェウンが、人口培養肉の技術によって新たな時代を切り開いた国際的企業BF社のCEOで、テロ事件の容疑者であるユン・ジャユにボディガードとして接近し、事件の真相に迫るノンストップ・サスペンス。⇒【関連・各話のあらすじ】



■キャスト
ユン・ジャユ役:ハン・ヒョジュ
ウ・チェウン役:チュ・ジフン
ソヌ・ジェ:イ・ヒジュン
オン・サン:イ・ムセン
 他

■第1話あらすじ
支配種ディズニープラス スターにて独占配信中2025年末、人口培養肉で成功を収めたBF社の代表ジャユ(ハン・ヒョジュ)は水産物の培養の成功と作物の人口培養計画を発表する。差出人不明の招待状を使ってVIPとして発表会に参加したチェウン(チュ・ジフン)には前年に起きたテロ事件の記憶が脳裏をかすめる。そこには負傷したジャユの姿もあった。

第1・第2産業に大きな革命を起こしたジャユに対して世論は功績を称えるものと、職を奪われて彼女を人殺しとして糾弾する者に分かれていた。年末の渋滞に巻き込まれた彼女の車は職を失った畜産業者の飛び降り自殺に巻き込まれ、ジャユも負傷してしまい、通りがかって的確な応急処置を施したチェウンの調査を命じる。同じ頃、事件を聞きつけた国務総理のジェ(イ・ヒジュン)も状況を注視する。

トラブルは続き、BF社の研究所がランサムウェアのハッキングに遭い大金を要求され、直後にBF社の培養液に対する不穏な噂が世間に広まり始める。チェウンの経歴を調べたジャユは彼が過去にランサムウェアの被害を受けた海軍に在籍していたことを知り、事件との関連を疑い始める。

その頃、前大統領(チョン・グクファン)に呼び出されたチェウンは前年に財閥の代表を引き連れて訪れた海外の駐屯キャンプでのテロ事件を振り返り、事件で生存し大統領交代後に大成功を収めたジャユがテロの犯人だと睨み、チェウンに接近と捜査を命じる。

■第2話あらすじ
支配種ディズニープラス スターにて独占配信中BF社のボディガード採用のため、最新鋭のバーチャルテストを次々とクリアしていくチェウン。ジャユは作物培養計画の発表で南米のマフィア組織からも殺害予告を受け、未解決のハッキング事件もあり頭を悩ませていた。自宅に侵入した男からジャユ誘拐を持ちかけられても動じなかったチェウンはそれがBF社の最終テストだったことを知る。

こうしてBF社に雇われたチェウンに接近したジャユはランサムウェアの対処について相談し、チェウンの助言通りに退勤を払うことでシステムの復旧に成功。ジェに呼び出され、噂の真相を問い詰められるが巧みに反論しランサムウェア事件の国際的な捜査を約束させたジャユ。

その頃、研究所では職員のセイプ(イソ)が交通事故を起こしてしまう。チェウンはランサムウェアの指示文に不自然さを感じ、それがランサムウェアを装って内部から仕掛けられたものだと警告。ハッキング当時、発表会に参加していなかったオン・サン所長(イ・ムセン)、経理として実際に支払いを行ったヘドゥン(パク・ジヨン)、ハッキングに怒りを表していた研究責任者のシング(キム・サンホ)、セキュリティに問題はなかったと報告したソフィ(チョン・ソクホ)、支払い直後にスピード違反で事故を起こしたセイプ…誰もが疑わしく感じられジャユの表情が曇る…。



■見どころ
ちょっとだけ先の未来(2025年末)を舞台に様々な利権や政治的な思惑が絡むノンストップ・サスペンスの序章となる第1話では、ホログラムを駆使したインパクトのある演出と、肉や水産物、作物の人口培養によるエコが実現した未来など人類が目指すべき理想的な近未来が描かれた。

支配種ディズニープラス スターにて独占配信中しかし、そこからの不穏な事件の連続では、技術革新による失業や、障壁となりうる法体制など実際に起こり得る現実を風刺し、この先展開していく事件のバックグラウンドとなる利権や政治的な対立を描いた。現在進行中の時間軸での出来事と、チェウンの回想を通じた過去の出来事が交錯しあえて断片的に描かれてはいるものの、第1話終盤で物語の大枠はしっかりと理解できる。

全ての発端となったのは海外の駐屯キャンプで起きたテロ事件で、当時の大統領は両足を失い政界を退いたが、当時引率していた財閥の代表たちの生き残りが容疑者で、当時キャンプに居合わせ、多くの仲間を失ったチェウンも独自に彼らを調査していた。

テロ事件の生存者の一人で当時、人工肉培養のための法改正を打診し断られていたジャユは、政権交代後に法改正を達成し、多額の利益を得たことから最も有力な容疑者として目をつけられていた。

支配種第2話では政治的・利権的な外部の敵に悩まされるジャユに金銭を巡る内部の敵の存在もちらつき始め、敵に囲まれた状況の中でこの先どんな展開が待ち受けているのか好奇心が膨らむ。また、革新をもたらした培養技術にも何か裏があるような伏線が張られ、決して外部には公表できない社内機密も今後の物語の重要なキーになりそうだ。

■スタッフ
監督:パク·チョルファン
脚本:イ·スヨン「秘密の森 ~深い闇の向こうに~」
原題:지배종(チベジョン)
撮影期間:2022年10月~2023年月29日
配信:ディズニープラス スターで2024年4月10日独占配信

韓国ドラマ『支配種』|本予告

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