「光る君へ」男前すぎる道長(柄本祐)の看病シーンに視聴者が胸キュン…第16話ネタバレと第17話予告

04月22日06時47分ドラマ
©NHK

NHK大河ドラマ「光る君へ」(毎週日曜総合20時~、BS、BSP4K18時~)4月21日(日)放送の第16話「華の影」では、まひろ(吉高由里子)を介抱する道長(柄本祐)、女の影を察知する倫子(黒木華)の鋭い勘に視聴者が反応。4月28日(日)放送の第17話「うつろい」で道隆(井浦新)が病に倒れ栄華に陰りが見える。NHK公式サイトでは予告動画公開中だ。※4月28日の放送は衆議院補欠選挙のニュースのため20時10分から放送。



清少納言(ファーストサマーウイカ)が定子(高畑充希)の「香炉峰の雪はいかが」という問いかけに御簾を上げて輝く雪を見せるという100点の返しをした4月21日放送の第16話では、都に疫病が蔓延するかたわら自らの保身に執着する道隆の独裁は止まらず、道長は不満を募らせた。道隆が「光が強ければ影は濃くなる」と余裕を見せる一方、完全ヒール役だった道兼(玉置玲央)が生まれ変わり、“汚れ役は自分の仕事”と道長とともに疫病を治療する悲田院へ向かった。

一方まひろは、たねの死をきっかけに人手が足りない悲田院を手伝う中、病に侵されてしまう。偶然居合わせた道長が夜通し看病する姿に視聴者から「イケメンすぎる」と好評価の声が寄せられた。また、看病から返った道長を見て、明子の元ではなく他の女性の影を察知した倫子の鋭すぎる女の勘に、視聴者から「女の勘?怖すぎる」「倫子さま、その笑みが怖い・・・」と注目を集めた。

そして4月28日放送の第17話では、まひろを妬み疎遠になっていたさわが和解し、倫子は道長がまひろを看病したあの晩の追及を始める。一方、疫病対策で小屋を作るなど奔走する道長と、弟と手を組む道兼。道隆は病により衰弱していき、藤原三兄弟にも変化が訪れる。藤原家の権力争いが激化する中、まひろと道長のただならぬ恋路にも進展が予想される第17話もお楽しみに。

■久々のまひろと道長の再会に注目
疫病患者の手当中に倒れたまひろ、そこに視察で偶然居合わせた道長。さらにまひろを文字通りお姫様抱っこで為時の館へ突撃訪問。大納言(道長)が娘を抱いて登場する様子に腰をぬかさんばかり驚く為時(岸谷五朗)と、2人の仲を怪しむいと(信川清順)がコミカルに描かれた。

意識が朦朧としているまひろに「久しいのう」と愛おしそうに顔に触れ、「逝くな 戻ってこい」と呼びかけ夜通し介抱する姿に胸キュンする視聴者が続出。お姫様抱っこ&徹夜の看病でまひろを救った道長に「少女漫画のようなシーンにドキドキした」「道長さまカッコ良すぎ!」「こんな形で再会するなんて」と視聴者からも満足の声が集まった。結局、まひろが起きるまでは側に入れず残念顔な道長と、看病してくれた道長に気づかず眠り続けるまひろ。完全な再会とはいかず、すれ違う2人の切ない状況がさらにドキドキを加速させる回となった。

■第16話ネタバレあらすじ
石山寺からの帰路、まひろは思いがけず、さわを傷つけていることを知り落ち込む。一方、中宮・定子のいる登華殿に一条天皇(塩野瑛久)はじめ、藤原公任(町田啓太)、藤原斉信(金田哲)、藤原行成(渡辺大知)ら若者が集い親交を深めていた。定子(高畑充希)が白楽天の詞にかけて清少納言(ファーストサマーウイカ)に「少納言、香炉峰の雪はいかがであろうか」と問いかけると、清少納言は御簾を上げるよう命じ、定子を喜ばせる。

そんなある日、登華殿では定子と一条天皇の演奏にのって道隆の息子・隆家(竜星涼)と伊周(三浦翔平)が舞う中、女院となった詮子(吉田羊)があらわれ、騒々しい舞に苦言を呈した。だが伊周は「後宮はかくあるべき」と説教しその場を凍らせてしまう。その晩、弘徽殿に火の手があがる。ここ最近、火つけによる火事が多発し、道隆ら家族を妬む者の仕業だと考えられた。しかし道隆は「光が強ければ影は濃くなるもの。恨みの数だけ私たちが輝いているということだ」と余裕を見せる。

その後も良くないことは続き、安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)の預言通り、都では疫病が蔓延する。一条天皇が民の生活を心配しても、道隆は「我々には関わりないこと」とし、疫病に晒される都をよそに伊周を内大臣に昇格させる。そんなある日、たね(竹澤咲子)がまひろを訪ね、悲田院に行った父母が帰ってこないと助けを求めてくる。そこでまひろは悲田院へ向かいうがすでにたねの父母は疫病ですでに息を引き取っていた。

両親を亡くした悲しみで泣き叫ぶたねだが、ほどなくしてたねも疫病に感染し亡くなってしまう。同じ頃、疫病に対して何も策を講じない道隆に腹を立てた道長は、道兼と共に悲田院へ向かっていた。まひろはたねが亡くなった後も悲田院に残り、病人の看病をしていたが、ついに感染してしまう。意識がもうろうとする中、立ち上がった瞬間、偶然居合わせた道長とぶつかり、道長に抱えられたまま意識を失ってしまう。

道長はまひろを抱きかかえ為時の館へ向かい、まひろの看病は自分がやるといって家族を遠ざけた。「されど大納言様に・・・」と恐縮する為時に道長は「私のことはよい!」と一喝。自分の命を顧みずまひろの看病に徹した。その晩、苦しむまひろに「久しいのう」「なぜあそこにいた」「生まれてきた意味は見つかったのか?」「逝くな戻ってこい」と強く語りかけた。

こうして夜を徹した道長の看病の甲斐あって、まひろは落ち着きを取り戻す。後ろ髪を引かれる思いでまひろと別れた道長は、自宅へと帰宅。出迎える倫子に笑顔を見せる道長だが、倫子は夫が昨晩、明子の元へは行っていないと悟り、「殿のお心には私ではない明子様でもないもう一人の誰かがいるわ」と語るのだった。その頃、まひろは道長に名前を呼ばれたような気がして目が覚める。

■第17話あらすじ
一命をとりとめたまひろは、乙丸(矢部太郎)から道長夜通し看病してくれたことを知らされる。道長は、民を救うべく疫病間者を収容する小屋を建てようとする一方、道隆は体調を崩し衰弱し始める。定子は兄・伊周が関白に準ずる職につけるよう一条天皇に働きかけるが、それに対し詮子も動き出す。そんな中、まひろに意外な人物が訪ねて来るのだが・・・。

NHK大河ドラマ「光る君へ」は2024年1月7日(日)総合20時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:大石静、出演:吉高由里子、柄本佑、黒木華、井浦新、吉田羊、ユースケ・サンタマリア、佐々木蔵之介、岸谷五朗、段田安則ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@nhk_hikarukimie」。第17話予告動画は番組公式サイトにて公開中。

NHKオンライン・NHK_PR

【2024年春ドラマ紹介】【関連記事・各話のあらすじ】