「花咲舞が黙ってない」今田美桜がベンチャー企業と反社の不正取引に切り込んだ!第3話ネタバレ第4話予告

04月28日08時50分 ドラマ
©日本テレビ

日本テレビ土曜ドラマ「花咲舞が黙ってない」(毎週土曜21時00分放送)4月27日放送の第3話では、舞ベンチャー企業と反社の癒着に切り込むも、再び昇仙峡玲子の圧力の前に敗れる悔しい結果に。5月4日放送の第4話では相馬健が過去の強欲上司にお言葉を返す!予告動画は番組公式サイトで公開中だ。



池井戸潤原作のドラマ「花咲舞がだまってない」は、地位なし権力なし、怖いものなしの花咲舞(今田美桜)が、弱い立場の人々のために、銀行内の悪事に正面からぶつかっていく痛快爽快エンターテインメント作品。4月27日放送の第3話では、舞が大口新規融資を控えるベンチャー企業と反社会的勢力との癒着に切り込んだ。

舞と相馬の働きで、画期的な浄水技術の開発で成長する会社・アクアソートを介し、営業コンサルタント会社・シンバシサービスがマネーロンダリングを行っていた事実が明かされた。銀行と反社の取引はご法度だが、アクアソートにシンバシサービスを紹介したのが紀本平八経営部長(要潤)の側近候補であった小倉業務統括部長(矢柴俊博)であることが発覚。今度こそ銀行の不祥事を暴くチャンスと意気込む舞だったが、今回ばかりは第一銀行の行く末を左右する案件なだけに、昇仙峡玲子の圧力もあり、仕方なく報告書の作成は諦めた舞だった。

悔しさを筋トレにぶつけ、体力づくりに励む舞だが、5月4日の第4話では、舞が元カレ・平井勇(前野朋哉)の会社が乗っ取られるピンチに直面する。さらに、普段はやる気を見せない相馬が、因縁の元上司との再会でスイッチがオンに。エリートコースから外れた相馬の過去のトラウマが明らかになる一方、昇仙峡玲子との間にある知られざる過去が語られる模様。なかなか聞けない相馬の「お言葉を返すようですが」にも注目です。



■第3話ネタバレあらすじ
花咲舞と相馬健の次なる臨店先は、紀本平八経営部長(要潤)や、小倉哲業務統括部長(矢柴俊博)など歴代の部長や役員を輩出する名門店舗・銀座支店。近々、2憶円の新規融資を控える取引先・アクアソートから依頼された振り込みが。融資担当の板野元(小林虎之介)のミスで期日に行えないという。社長の田沼英(犬飼貴丈)の期限を損ねてはいけないと、支店長の判断でで、銀行が一時的に建て替えることでトラブルを回避。舞と相馬は板野に頼まれ、一緒に入金が遅れた振込先に謝罪に向かう。

到着した営業コンサルタント会社シンバシサービスは、オレオレ詐欺のアジトのようで、部屋の奥には反社会的勢力風の男がどっしりと椅子に座っている。その様子から、舞はアクアソートが詐欺に加担しているのではないかと疑い、通帳を確認すると、入金専用カードを使った不審な入金履歴を発見。アクアソートの常務で田沼とは大学の研究室で浄水技術を共に研究していた土屋友康(中山求一郎)によると、シンバシサービスは歩合で営業を委託している会社らしい。アクアソートが画期的な浄水技術で被災地や途上国への支援を行っていることを知った舞は、感銘を受ける反面、反社風の会社との取引に疑問を持つ。

翌日、研究所を訪れた舞と相馬は、田沼にシンバシサービスとの繋がりを聞くと、「知り合いの紹介です」とだけ答えるのみ。“田沼社長は詐欺に加担している”という舞たちの話を聞いていた食堂の店主・福森治子(梅沢昌代)は、オレオレ詐欺に遭った時に常連の田沼に助けられたことを語り、田沼に限って詐欺に関わることは絶対ないと断言する姿を見て、舞は詐欺に利用されていると思って詳しく調べてみることに。

すると、アクアソートは過去に不渡りを出した経歴があり、社長も交代し、株主の中には裏社会の有名人・佐藤完爾(山口祥行)の名前もあった。さらにアクアソートからシンバシサービスが3億円の営業報酬と引き換えに、入金専用カードでアクアソートの口座に現金入金されている額がほぼ同額であることが判明。もしそれがシンバシサービスからの入金であるならば、反社がクリーンな会社の口座を経由してマネーロンダリングをしていることになる。銀座支店とアクアソートの融資契約が明日に迫る中、舞たちはATMの防犯カメラを調べにとりかかる。

そして翌日、融資契約のために銀座支店を訪れた田沼と土屋の前に、舞と相馬が現れた。シンバシサービスが入金している証拠写真を突きつけ、マネーロンダリングに協力しているのではないかと問い詰める。「定食屋の治子さんのように傷つく人をたくさん作ってしまう」と訴える舞に、土屋は、4年前に経営危機に陥り、銀行からも融資を断られ困っている時に、佐藤に3千万円で会社の株の半数を売り渡して以来、縁が切れなくなったと真実を明かした。それを聞いて銀座支店長は激怒。しかし、田沼は佐藤を紹介したのは前支店長の小倉だと言って周囲を驚かせる。

借金を抱えていた小倉は佐藤に倒産寸前の会社を紹介するよう脅されていた。舞は本部で田沼を追求するも相手にされず、報告書をまとめると意気込むが、出くわした昇仙峡玲子から、報告書は書かないで欲しいと圧力をかけられる。「安っぽい正義感で動かれては困ります」と言われてもめげない舞だったが、芝崎次長(飯尾和樹)から、あくまで東京第一銀行を守るために報告書は書かないで欲しいと頭を下げられ、不祥事を隠蔽することに。佐藤は逆恨みから刺され、アクアソートは社員を全員つれて新しい会社を設立。小倉部長は解雇されず、メーカーへの出向となった。



■第4話あらすじ
花咲舞と相馬健は臨店先の府中支店で舞の元カレ平井勇磨と鉢合わせる。平井は、父の会社を継いだ若き経営者だが、傍らには東京第一銀行から出向して平井のエンジニアリングの役員になった助川信次(山西惇)の姿が。かつて部下だった相馬は久々の再会に表情を曇らせる。一方、昇仙峡玲子と紀本平八経営部長(要潤)は4大メガバンクの中で第3位に甘んじる第一銀行を第1位に帰り咲かせるために画策。それにはある計画の成功のために臨店班が暴き出す不正を隠蔽する必要があるのだが・・・。

その日の夜、「花さき」を訪ねた平井の話によると、助川に会社を乗っ取られそうだというが、業績もイマイチな会社をどうするつもりか真意がわからないという。それを聞いた相馬は助川が損をするようなことをするはずないと、連休中に平井の会社へ。普段はやる気のない相馬が、臨店の仕事でもない問題を休日返上で調べる姿を不思議に思うが、そこには相馬の過去のトラウマが関係していた。そして相馬は平井の会社の帳簿を調べるうちに、1年間で2千万円分の経費の領収書がなくなっていることを発見する。



日本テレビ系土曜ドラマ「花咲舞が黙ってない」は2024年4月13日(金)から放送。原作:池井戸潤『花咲舞が黙ってない』(中公文庫/講談社文庫)/脚本:松田裕子、ひかわかよ/出演:今田美桜、山本耕史、菊地凛子、上川隆也ほか。番組公式X(Twitter)は「@hanasakimai2024」。PR動画は番組公式サイトで公開中。

日本テレビ「花咲舞が黙ってない」番組公式サイト

【2024年春ドラマ紹介】【関連記事・各話のあらすじ】