「むやみに接してくれ」第3・4話イ・ユヨン×キム・ミョンス、週末デートで一気に距離が縮まるもライバル出現!?ネタバレあらすじ

05月22日16時20分ドラマ
KBS DRAMA公式Xより

キム・ミョンス(INFINITE エル)×イ・ユヨン主演のKBS2で22時10分スタートした「むやみに接してくれ」。今回は、5月20日・21日に放送された第3・4話のネタバレあらすじや見どころ、視聴率を紹介する。予告動画はYouTubeで公開中だ。

「むやみに接してくれ」は、骨の髄まで儒教精神がしみ込んでいる山村出身の鉄壁男シン・ユンボク(キム・ミョンス)と、シンユンボクと直進しか知らない猪突猛進の現代女性キム・ホンド(イ・ユヨン)との本格ディフェンスロマンチックコメディ。⇒【関連・各話のあらすじ】



■キャスト
シン・ユンボク役:キム・ミョンス(INFINITE エル)
キム・ホンド役:イ・ユヨン
カミユ・ジャン役:ペ・ジョンオク
シン・スグン役:ソヌ・ジェドク
イ・ジュノ役:パク・ウンソク
ほか

■第3話あらすじ
傘を持って迎えに来たユンボク(キム・ミョンス)は、ホンド(イ・ユヨン)が濡れないように気を使いながら帰宅する。会社でひどい目に遭って絶望感を感じていたホンドはいつの間にか笑顔を取り戻す。

翌日、ホンドは社内でストーカーだと後ろ指を指されるも気にせず堂々と歩く。そして勇気を出し、自分のデザインを盗作された証拠動画を社内に拡散する。イ・ヒャンギ(キム・シヒョン)はデザイン盗用の汚名を着せられたと怒って辞職を示唆し、チーム長から引き留められる。それを見ていたホンドは「私はむやみに接してもいい人なんですか」と怒りを露わにして自分が辞めると宣言、チーム長は「この業界に再び足を踏み入れるなんて考えるな」と怒鳴る。するとそこに突然、人気高級ブランド「カミユ」の代表、カミユ・ジャン(ペ・ジョンオク)が颯爽と現れる。実はホンドが元彼のイ・ドヨン(ソ・ビョクジュン)のために作った巾着のデザインをSNSで見て気に入り、ホンドをカミユのデザイナーとしてスカウトしに来たのだった。

こうして新しい職場でデザイナーとして働くことになったホンドだが、カミユからは立て続けに「アウト」とデザインを却下され、次失敗すればスリーアウトと後がない危機的状況。しかし幼少時代にソンサン村で撮った写真の「鍵牌」からインスピレーションを受けたホンドは、新たなデザインを持っていくと無事に認めてもらい、自信をつける。

一方、雨に降られたせいで風邪を引いたユンボクだったが、幼い頃からの祖父の言いつけ通り、誰にも頼らず一人でひたすら耐えていた。それを知ったホンドは自分のせいで風邪を引いたのだと申し訳なくなりアワビ粥を作って差し入れする。ユンボクはホンドからの優しい気遣いに感動を覚えるのだった。

文化財庁長イ・ボムギョ(パク・ユンヒ)とソンサン館でミーティングをしているカミユは「景福宮や青瓦台はすでに他のデザイナーたちが一度ファッションショーを行った場所。カミユは常に新しいところで行うのがモットーだ」と主張。文化財庁長はそんな場所がどこにあるのかと言いかけたが、ソンサン村を言っていることに気づき難色を示した。カミユはソンサン村でなければならないと強調。側で料理を直接準備していたオーナーのイ・ジュノ(パク・ウンソク)は「ソンサン村」と聞いた瞬間手が止まり、表情が固まるのだった。

ユンボクはホンドに「失礼を承知の上ですがお酒を飲みませんか」と誘い、屋台で背中合わせに座った二人。ホンドは悩みがありそうなユンボクの話を聞き、いつでも頼ってと励ます。ユンボクは「何故こんなに優しくしてくれるのですか?先生は自分が辛い時にいてくれて、僕が近づきたい人です」と言い、ホンドの背中にもたれかかる。ドキドキするホンドだったが、酔っ払ったユンボクが倒れてきて状況を理解し、家まで送ることに。ホンドは途中ユンボクを座らせて一人でコンビニに飲み物を買いに行くも、そこでカミユから電話があり、30分以内に来なさいと言われてしまう。その頃ユンボクは座って待っていてもホンドがなかなか現れず、過去母と姉が去っていった悲しい記憶が蘇ってくる。諦めて帰ろうとしたその時、笑顔のホンドが目の前に現れホッとするのだった。



■見どころ
第3話は全国基準1.5%を記録。風邪をひいたユンボクにホンドがお粥を持っていった際の二人の座る位置や、屋台で背中合わせに座るなど、初回からこのお決まりの展開が何度も登場しているのだが、分かっていても異様な距離感を見る度についつい笑ってしまう。早く二人の距離が縮まってほしいと願うものの、そうなったらこのおかしな距離感が見れなくなってしまうのは寂しい気もする。本作品の大きな見どころのため大いに笑って楽しんで頂きたい!

ソンサン村の食材のみを扱う高級韓食専門店「ソンサン館」オーナーのイ・ジュノ(パク・ウンソク)。生まれながらにして恵まれた金のスプーンのように見える彼は、実は奴婢だという。ソンサン村出身の彼が村を出て成功した人生を歩んでいるものの、村の人とはわだかまりがあったりと苦労が多そうだ。まだあまり詳しく描かれておらず謎の多い人物だが、ユンボクが追い始めた過去の事件と関連しているのか?彼の行動一つ一つに注視していきたい。

ラストシーンでは、ユンボクを待たせている間にカミユから30分以内に近所のチキン屋に来いと電話で呼ばれたホンドだったが、ユンボクの元へ戻って無事家まで送り届けた。でもそれでは仕事をクビになってしまうのでは!?と思ったら、エピローグできちんと解決。ストップウォッチできっちり30分計っていたカミユが席を立とうとしたその瞬間ホンドがダッシュで無事に到着し、カミユは笑顔で座り直す。ユンボクに寂しい思いもさせず、カミユの条件にもきちんと応えるホンドは実はかなりのスーパーウーマンでは!?何事にも全力な彼女が描かれた印象的なシーンであった。
視聴者からも「刺激的でなく、楽に笑顔を浮かべながら観れるドラマ」と好評であり、今後少しずつ視聴率も上昇してくれることを期待したい。

むやみに接してくれ4■第4話あらすじ
ホンドとユンボクは飲みに行った帰りに、週末出かける約束をした2人。ホンドは翌日デート気分でウキウキと準備して会いに行くも、ユンボク昨夜は迷惑をかけたと謝罪するのみで、約束を覚えていなかった。しかしユンボクは慌てて準備し、ソンサン村では経験できないことを満喫する。その帰り道、ホンドはまたいつでも連絡してと言うも、以前ユンボクから「師匠と電話番号を交換するなんて恐れ多くて出来ない」と言われたことを思い出す。しかしホンドはユンボクのスマホに自分の番号を入力して別れると、直後に電話が。ユンボクからだった。「先生も辛い時や気分転換をしたい時は、いつでも電話して下さい」と電話越しに伝え、見つめ合う二人だった。

ユンボクは文化財を持ち出した犯人を追っているうちに、17年前の火災事故の際に消えた父の「鍵牌」を彼らが持っていることを知る。鍵牌を持ち出した人物が犯人ではないか?また単なる事故ではなく事件性があったのでは?と怪しんで過去の火災事故を再び調べ始める。また犯人を助ける部下が先日クラブで見たスーツの男だということを知り、警察と協力して逮捕、取り調べを行ったところ「ソンサン館」が話題にのぼり…。

カミユから、ソンサン村にいる「シン・スグン」という人物に荷物を渡してこいと言われたホンド。誰もが入れる場所ではないため、ユンボクに頼もうかと電話するも繋がらず、直接出向くことに。門番に説明したり韓服を来て顔を隠して両班のふりをするが門前払い、終いには担いで連行されそうになる。するとユンボクが現れ、全ての責任は自分がとるとホンドを直接案内することに。朝鮮時代そのままの村内を案内され興奮するホンドは直後に「シン・スグン」がユンボクの祖父だと知り驚くも、カミユ代表からのお届け物があると無事渡すことに成功。カミユという名前を聞いたスグンは驚くも、今日はチェサで忙しいため泊まって明日帰るように言う。

ユンボクはホンドに部屋を案内しここで休むよう言うも、ホンドはチェサ準備で慌ただしい様子を見て手伝いを申し出る。そこでユンボクの父のチェサだということを知ったホンド。隣で手伝うイ・セリョン(ムン・ユビン)からユンボクが教えてくれなかったのか?などと言われ、変な気分を感じ始める。また夜に、スグンとユンボクの会話を偶然聞いてしまったホンド。スグンはユンボクにセリョンを結婚相手に勧めるが、ユンボクは自分の婚姻は自分で決めると言い、好きな人がいるのかと聞かれても「その時が来たら伝えます」と答えていた。翌日バスでソウルへ帰る道中も、ユンボクに好きな人がいるのか気になって仕方ないホンド。そして帰宅直前に勇気を出して尋ねようとしたその時、一人の女性が親しげにユンボクの名前を呼び手を振ってきたのだった。



■見どころ
第4話の視聴率は全国1.4%と前日比▲0.1Pとほぼ横ばい。
本話はユンボクが現代の多くのことを経験する姿が描かれたが、ユンボクはホンドから最近の若者言葉もどんどん聞いて学んでいるようだ。これは我々もとても参考になるのでご紹介したい。
まず辛い物を食べてむせたユンボクにホンドが言った「맵찔이(メッチリ)」とは「辛い食べ物が苦手な人」を意味する。「맵다(メッタ):辛い」と「찌질이(ッチヂリ):情けない人、負け犬」の合成語だ。
また満腹なのにアイスは食べられるというユンボクに対し「「タンチャン」って知らない?濃い味の食べ物の後は甘いものが食べたくなるのが「クンルル」よ」と説明するホンド。「タンチャン」とは「甘辛」という意味で、「국룰(ククルルだが、クンルルと発音)」とは「国+ルール」で、国民の多数が広く受け入れているルール、つまり定番や暗黙の了解といった意味だ。チキンにビール、ジャパゲッティにネギキムチなど、食べ物の間違いない組み合わせで言うことも多く、一般的な言葉だ。本作品を観ながら、ユンボクと共に現代の韓国に関して色々勉強できそうで、そんな観点からドラマを見るとまた違った楽しみ方ができるだろう。

ホンドがカミユに頼まれユンボクの祖父スグンに渡した荷物の中身は鍵だった。実はカミユとスグンはかつてパリで出会い両思いだった!?しかしソンサン村に帰らねばならないスグンは別れを選ぶ。その時カミユの赤い色鉛筆を箱に入れて「この縁を箱の中に入れ、お互い忘れて生きよう。だが今後いつかまた会いに来る時、私の心を開けて駆けつけて」と鍵を渡す。その約束通り、カミユは鍵を送ったのだった。「結局これを送ってきてしまったのだな」と呟くスグン、この二人の関係も今後どのように展開するのか?ホンドとユンボクの二人にもどのように影響していくのか?気になるところだ。

そして、セリョンの存在にホンドはやきもちを焼いたかと思ったら、ラストでは更に別の女性(ジョイン)が登場!?ホンドのライバルが次々と登場するのか、次週この女性の正体に注目したい。また現在は多くは明らかになっていないが、17年前の火災事件が実は事件性があるかもしれないなど、今後更に物語が展開していくことが予想されるので、来週以降も期待したい。

YouTube「むやみに接してくれ」予告動画(日本語字幕なし)

■作品紹介
制作国:韓国
制作年:2024年
スタッフ:
演出:チャン・ヤンホ
脚本:パク・ユミ
原作:ソヌ(ソヌ)著『むやみに対してくれ』
原題:「함부로 대해줘」(ハムブロ テヘジョ)
韓国放送:2024年5月13日-7月2日(予定)22:10~ KBS2TV 月火ドラマ

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