“ちゃんと生きるって難しい” 映画『時々、私は考える』謎めいたティザービジュアルと予告編が解禁

05月23日11時00分映画

7月26日(金)公開のデイジー・リドリー主演・プロデュース映画『時々、私は考える』のティザービジュアルと予告編も公開された。

この作品は、2019年に各国の短編映画祭で数々の賞を受賞した同名短編映画を長編化したもので、不器用な大人たちの「生きることの愛おしさ」を描いた物語。舞台は名作映画『グーニーズ』のロケ地としても知られるオレゴン州アストリアの港町。ノスタルジックでロマンチックな雰囲気の中で、人間愛を謳う優しい物語が繰り広げられる。



主演を務めるのは、『スター・ウォーズ』シリーズや『オリエント急行殺人事件』で知られるデイジー・リドリー。人付き合いが苦手な主人公フランが恋や仕事仲間との交流を通じて成長していく姿を、彼女の繊細な演技で表現している。昨年のサンダンス映画祭でプレミア上映された際には、デイジーの新たな一面が評価され、大きな話題となった。さらに、デイジーは本作でプロデューサーも務め、新しい挑戦に挑んでいる。監督は、インディワイヤー誌の「注目の女性監督28人」に選ばれたレイチェル・ランバート。彼女にとって本作が日本での初公開作品となる。

「世界とつながろうともがくときに感じる孤独」に共感するすべての人に贈る、不器用な大人のための物語。

時々

公開されたティザービジュアルでは、デイジー扮するフランが浜辺に横たわり、流木の中に佇む幻想的なシーンが描かれている。これは劇中でフランが空想する幻想的な「死」の一場面。人付き合いが苦手で不器用なフランは、いつもこうした少し変わった空想を頭の中で繰り広げ、他人と距離を置いている。しかし、ある日ささいな出会いをきっかけに、現実の魅力を知っていく。

また予告編では、フランの静かで平凡な日常、同僚との不器用な会話、新しい同僚ロバートとの出会いを通じて、彼女の生活が輝き始める様子が描かれている。「生きていくことの難しさ」を優しくも少し奇妙なタッチで描いた本作の不思議な魅力が詰まっている。

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■あらすじ
人付き合いが苦手で不器用なフランは、会社と自宅を往復するだけの静かで平凡な日々を送っている。友達も恋人もおらず、唯一の楽しみといえば空想にふけること。それもちょっと変わった幻想的な“死”の空想。そんな彼女の生活は、フレンドリーな新しい同僚ロバートとのささやかな交流をきっかけに、ゆっくりときらめき始める。順調にデートを重ねる二人だが、フランの心の足かせは外れないままで――。

主演・プロデュース:デイジー・リドリー(『スター・ウォーズ』シリーズ)
監督:レイチェル・ランバート
出演: デイヴ・メルヘジ、パーヴェシュ・チーナ、マルシア・デボニス
脚本:ケヴィン・アルメント、ステファニー・アベル・ホロウィッツ、ケイティ・ライト・ミード
原題:Sometimes I Think About Dying | 2023 | アメリカ | 英語 | 93 分 | 字幕翻訳 リネハン智子 | G | 配給 樂舎
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