「アンチヒーロー」長谷川博己は判事の神野三鈴を追い詰め、次のターゲット・野村萬斎に移る!第7話ネタバレと第8話あらすじ

05月27日10時42分ドラマ
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5月26日に放送された「アンチヒーロー」(TBS、日21時)第7話、明墨(長谷川博己)は判事の瀬古(神野三鈴)の弾劾に成功! 6月2日放送の第8話ではついに検事正の伊達原(野村萬斎)と直接対決が始まる。12年前の事件の真相に迫る!第7話ネタバレあらすじと見どころ、次回予告動画が番組公式サイトで公開されている。



「アンチヒーロー」は殺人犯をも無罪にしてしまう“アンチ”な弁護士・明墨正樹(長谷川博己)の姿を通して、“正義とは果たして何なのか?” “世の中の悪とされていることは、本当に悪いことなのか?” を問いかける逆転パラドックスエンターテインメントだ。5月26日に放送された第7話では12年前の糸井一家殺人事件の裁判で死刑判決を下した判事の瀬古(神野三鈴)と明墨(長谷川博己)の対決が描かれた。

最高裁判事となるために政治家とのパイプを作り、政治家たちの事件を闇に葬ってきた瀬古だが、明墨たちの調査もあって、弾劾裁判にかけられることになった。明墨によって罪を暴かれた政治家の富田誠司(山崎銀之丞)だが、これまで瀬古とは強いつながりがあった。しかし、瀬古は富田がだめだと判断すると法務副大臣・加崎(相島一之)にすり寄る。そんなところを明墨が見逃すはずもなく、富田を怒らせることで、弾劾裁判を起こすことに成功した。

瀬古が私利私欲のためとはいえ、もともと瀬古を政治家に近づけたのは検事正の伊達原(野村萬斎)だ。女性裁判官の弱さにつけ込み、自らの手を汚すことなく、政治家に恩を売ることに成功しているが、伊達原がラスボスなのか?6月2日に放送される第8話では、12年前の糸井一家殺人事件の死刑囚・志水(緒形直人)の冤罪を晴らすために、明墨たちが実行動にでる。予告動画で明墨が「沙耶(近藤華)の元に返す」と誓っている。冤罪事件の裁判を伊達原の妨害を超えて起こすことが出来るのか?

赤峰(北村匠海)は長年自責の念に駆られていた松永(細田善彦)のやり直し裁判で無実を勝ち取った。その赤峰が向かったのは緋山(岩田剛典)の元。緋山がゴミとして捨てた血のついた上着を持っている。そのシーンで第7話は終わったが、第8話の予告では緋山は自分の罪を認めている。緋山をあえて無罪にして、明墨が探させていた人物はいったいどんな人物なのか?ラストピースと思われている迫田孝也もそろそろ登場となるのか?

■前回:第7話ネタバレあらすじ
赤峰(北村匠海)と紫ノ宮(堀田真由)は明墨(長谷川博己)の真の目的についに辿り着いた。12年前の糸井一家殺人事件の判決を下し、さらには現在弁護をしている雑誌編集者の裁判で判事と務めている瀬古(神野三鈴)だ。瀬古を引きずり下ろすためには弾劾裁判にかけるしかない。

ある日、瀬古は法務副大臣・加崎(相島一之)のパーティに出ていた。そこに明墨も参加している。もちろん、事務所の赤峰、紫ノ宮、青山(林泰文)、白木凜(大島優子)も潜伏して状況を見守っている。そこに、釈放されたばかりの政治家の富田誠司(山崎銀之丞)が猪狩の形相でやってきた。瀬古にこれまでいろいろしてきたのに、瀬古がライバル関係にある加崎にすり寄っているのが不満なのだ。パーティは台無しになるが、瀬古はなんとか富田をなだめるために別室に連れ出した。しかし、そこには事務所の青山が仕掛けた盗聴機がしかけてあった。

瀬古と富田の話で、瀬古がこれまで富田にずいぶんと有利になるようにしてきた。富田からは金銭を授受していたし、今後、最高裁の判事になるために引き上げてもらうつもりだった。

そのころ、明墨は富田の秘書である小杉に接見をしていた。そして、味方につけたのだが、小杉の有能さを知っている加崎は小杉を雇うことにし、明墨たちに協力しないようにさせる。なぜ、小杉の動きをすぐに加崎が知っていたかというと、検事正の伊達原(野村萬斎)が部下の菊池(山下幸輝)に明墨たちの動きを探らせていたのだ。このことで、伊達原と加崎がつながっていることがわかった。

明墨は富田に接触する。小杉も富田を裏切って加崎についたことなどを告げ、差し違えてもやられる前にやれと発破をかけた。富田は動画サイトで瀬古との癒着について暴露した。

瀬古は自分は裁判官で捌かれることはないと豪語していたが、富田の告発は大反響となり、明墨が訴えて弾劾裁判にかけられることになる。瀬古は伊達原のところに駆け込むが、伊達原はとぼけるばかりだ。

裁判所で明墨と会った瀬古は「圧倒的な力が必要だった」と、女性裁判官が上にあがる大変さを訴える。しかし、明墨は、力を手に入れた瀬古がやっていることは、以前瀬古が憎んでいた男性たちがやっていることと少しも変わりは無いと指摘する。弾劾裁判が始まり、瀬古は追い込まれてゆく。

瀬古が一審の判決を行った編集者・沢原(珠城りょう)は無事に無罪を勝ち取った。さらに瀬古が富田の息子の罪を松永(細田善彦)にきせた裁判もやり直しとなり、無罪を勝ち取った。松永は諦めなかった赤峰に礼を言う。

無罪となった沢原は東京中央新聞に採用された。そこで、明墨は12年前の事件が冤罪である可能性が高いことを伝えた。新聞にその記事がでて、テレビのワイドショーでも取り上げられる。

そのニュースを児童養護施設で目にした沙耶(近藤華)は部屋に閉じこもってしまう。

明墨は志水(緒形直人)と接見する。志水は「静かに死ぬつもりだった」と明墨に文句をいうが、明墨は娘のことを話に出す。志水が捕まった頃の写真と今の写真だ。志水は診ようとしなかったが、明墨は娘の方が死刑囚の娘として生きてゆく辛さも父親と会えない辛さもあるのだと言う。そして「必ず無罪にしますから」と志水に話しかけた。

緋山(岩田剛典)は明墨に電話をかけ「江越の居場所が見付かりました」と連絡をする。

12年前の資料を見ていた紫ノ宮はその中に「明墨くんへ」とかかれた封筒が入っていることに気がついた。

明墨は児童養護施設にむかい、沙耶の部屋に入る。ベッドで布団をかぶっている沙耶に「こうなったのは全部自分のせいだ」と話しかける。すると沙耶がベッドから起き上がった。

赤峰は緋山の住んでいるアパートに向かう。明墨から無罪にしてもらう代わりに緋山を探しているのだろうと問い詰める。そして、手には緋山がゴミ捨て場で捨てたはずの血のついた上着を持っていた。

■第8話あらすじ
12年前の糸井一家殺人事件の死刑囚・志水(緒形直人)の冤罪を晴らそうとする明墨(長谷川博己)たち。緋山(岩田剛典)に探させていた人物も見付かるが、検事正の伊達原(野村萬斎)が立ちはだかる。

TBS 2024年4月スタート。毎週日曜日21時放送「アンチヒーロー」。出演:長谷川博己、北村匠海、堀田真由、大島優子、木村佳乃、野村萬斎、神野三鈴、迫田孝也、緒形直人、藤木直人、吹石一恵、林泰文、岩田剛典、近藤華、山下幸輝ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@antihero_tbs」。

TBS「アンチヒーロー」番組公式サイト

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