「世子が消えた」第15・16話 EXOスホ、ホン・イェジと協力して解毒剤を完成、ついに王が目を覚ます!?ネタバレ

06月04日14時30分ドラマ
MBN DRAMA公式Instagramより

EXOスホが時代劇初挑戦のMBN新ドラマ「世子が消えた」が毎週土日に放送中。今回は、6月1日・2日に放送された第15・16話のネタバレあらすじや見どころ、視聴率を紹介する。予告動画はYouTubeで公開中だ。



「世子が消えた」(原題)は、EXOのスホが時代劇初挑戦する話題作!世子が世子嬪にポッサム※された⁉自らの人生を歩むため奮闘する男女2人の愛と成長を描くロマンス時代劇だ。【「世子が消えた」を2倍楽しむ】では時代背景や各話のネタバレ(あり、なし)あらすじと見どころ、視聴率などまとめている。

■キャスト
世子イ・ゴン役:スホ/EXO(キム・ジュンミョン)
 子役:チョン・ヒョンジュン
世子嬪候補チェ・ミョンユン役:ホン・イェジ
異母兄弟トソン大君役:キム・ミンギュ
 子役:ヤン・フィウォン
大妃ミン・スリョン役:ミョン・セビン
王医(ミョンユンの父)チェ・サンノク役:キム・ジュホン
 ほか

■第15話あらすじ
腕を怪我したミョンユン(ホン・イェジ)を心配するイ・ゴン(スホ)だったが、トソン大君(キム・ミンギュ)は、ミョンユンは自身が守る、そして自分が世子になると宣戦布告。更にはミョンユンはイ・ゴンの祖父文衡大監(ナム・ギョンウプ)が送った刺客によって怪我したことを伝え「兄さんは結局誰も守れませんでした。私が世子になって大切な家族皆を守る」と言うとイ・ゴンは衝撃を受ける。しかしミョンユンは王の治療をするために宮へ戻ってきたため時間をくれとお願いし、またイ・ゴンもミョンユンを守るという意思を変えず、トソン大君はその場を去る。

イ・ゴンはミョンユンの怪我の手当てをしながら、危険な目に遭わせてしまったことを謝罪し、その後文衡大監を訪ねて、ミョンユンを殺そうとしたことを問う。あくまで追い出そうとしただけだと主張する文衡大監は世子を守るためなら命をかけてでも何でもするというも、イ・ゴンはそのまま帰るように警告する。

ミョンユンはこっそりとサンノクの書物を探すも解毒剤に関しては一切書かれておらず、以前大妃に呼ばれた際に見かけた資料が怪しいと踏む。イ・ゴンはそれを手に入れるために大妃に会いに行く。大妃の亡くなった息子、クァンチャン大君が数日前に夢に出てきたため、チョンドジェ(死んだ魂が極楽に行けるようにする、仏教の霊魂救済の儀式)を準備するよう命じたと伝え、参加の可否を問う。そして大妃が不在にした隙にミョンユンが侵入し、書物を入手することに成功。そこには解毒剤の材料に関しての記載があるものの配合比率には触れられておらず、二人は解毒剤を何度も試作するも失敗続きで苦戦する。

イ・ゴンは大妃側の内官サンソン(パク・ギドク)を自分の味方へとするため、ムベクと共に覆面をかぶって潜行、サンノクが人質に取っていたサンソンの家族たちを救い出した。そして、偶然見た角筆(竹や角、象牙などを尖って削って作った筆記具)で深く書いた密貿易帳簿からヒントを得て、ついにミョンユンが入手したサンノクの書冊から、角筆でうっすら書かれた解毒剤の配合比率を見つけ出す。

トソン大君はイ・ゴンがミョンユンをかくまっていることを知り怒って探し始める。そこでイ・ゴンはトソン大君の側近であるチョルドゥ(ヘイデン・ウォン)をカプソクに連れて来させる。カプソクはミョンユンの居場所を教えると言っておびき寄せ、気絶させ連行。トソン大君はそれを知ってイ・ゴンのもとへ怒鳴り込む。側近にサンノクのスパイがいることに気づいたイ・ゴンがチョルドゥを疑って捕まえたと主張するが、ずっとイ・ゴンを信じてきたトソン大君は怒りが収まらず、大妃とサンノクを訪ねて自身が世子になると宣言。信じられないという大妃に対して、自身の意思が確固たるものだという証拠にイ・ゴンと文衡大監が軍事を準備していたこと、大妃宮の女官ソンオク(チェ・シア)がイ・ゴンのスパイだという情報を伝えるのだった。

サンノク、ユン・イギョム、漢城判尹ユン・ジョンデ(ソン・ジョンボム)らは、ソンオクがイ・ゴンのスパイだというトソン大君からの情報をもとに、ソンオクが聞こえるようにわざと「王が目を覚ましそうだ、また毒を使おう」と話す。それを聞いたソンオクは急いでカプソクに伝えるが、それは罠であった。王が毒殺されないかと心配して武官たちに会いに行った文衡大監をサンノク、ユン・イギョム、漢城判尹らが襲撃、逆賊として捕まえてしまう。

イ・ゴンは罠にはまったことに気付き、全てを解決するためには王を目覚めさせることだと、ミョンユンと共に急いで王のいる大田へと向かい、新しく作った解毒剤を王に投与。すると暫くすると見事に王は目を覚まし、イ・ゴンらは手を握り涙を流し喜ぶのだった。

■見どころ
視聴率は3.5%を記録。トソン大君がイ・ゴンと衝突して世子になると決心したが、母の王妃は断固として反対。そこでユン・イギョム、漢城判尹ユン・ジョンデらに「母が反対するのは何故か?自分の知らない理由などあるのか?」と聞いたり、「自分が世子になってもイ・ゴンには決して手を出すな」と言うなど、祖父の本来の姿を分かっていない様子。イ・ゴンに怒鳴り込みに行った際にも「何も知らないくせに」と言われてしまうが、本当にその通り!悪気はなく真っ直ぐな人間だが、やはりまだ幼く経験も浅く、利用されやすい。イ・ゴンと対立関係にあるも、今後いつ真実を知るか?一刻も早く目を覚まして、イ・ゴンと協力し勧善懲悪を見せてもらいたい。

そしてついに、解毒剤を作り出し王を目覚めさせたイ・ゴンとミョンユン!ミョンユンが大妃不在の隙に侵入する場面はドキドキしたが、解毒剤の配合の記載を見つける瞬間はとても興味深く推理モノを見ているかのような興奮を覚えるほど!サンノクらにばれずにこのまま王は完全に目覚めるのであろうか!?



■第16話あらすじ
王が目を覚まして歓喜するイ・ゴンだったが、祖父文衡大監が捕まって拷問に遭ったことを聞き、トソン大君を訪ねる。するとトソン大君は自分が情報を伝えたことを悪びれなく答える。イ・ゴンは王が目を覚ましたことを伝えて共に王がいる大田へと向かう。しかし王は再び意識を失った状態であり、トソン大軍はもう母を犠牲にできないと考え、家族を守るために自分の考えは変わらないと冷たく言うのだった。

その後、イ・ゴンは大妃が文衡大監を直接親鞫(※)を開くという知らせを聞き急いで向かうと、そこで血だらけで尋問を受けている文衡大監の姿が。大妃の前で跪いて刑執行中止を要請するイ・ゴンに一瞬躊躇する大妃だったが、無言で首を振るサンノクを見て拷問を続けさせた。すると文衡大監が「我々は廃位された先王を復位させようとした」と偽りの自白をする。イ・ゴンはトソン大君を訪ねて祖父を助けてくれと頼んだが、トソン大君は応じず。結局イ・ゴンは再び目を閉じてしまった王のもとを訪ね、これからどうすればいいのですかと号泣するのだった。
※親鞫:逆賊などの大罪人を尋問するために、王命により一時的に設置された鞠庁で、罪の軽重により親鞫・庭鞫・推鞫・三省推鞫があり、手続きや尋問内容は鞠庁日記として保管される。

ミョンユンは、文衡大監を生かすために大妃とサンノクを訪れ、あれだけ嫌がっていたトソン大君との婚姻を宣言!ミョンユンの突然考えを改めたことからサンノクは「お前と文衡大監に何の関係があるのか、イ・ゴンが命令したのか」と叫ぶが、ミョンユンは「父親の悪行を止めたいだけです。もう殺すのはやめてください。 これ以上罪を犯さないでください、私が父に望むのはこれだけです」と答える。これによってサンノクはミョンユンの言う通り、文衡大監を殺さず島流しとすることに。

翌日、文衡大監が島流しになることを聞いたイ・ゴン。急いで向かうと、民衆が押送中の文衡大監に向かって石を投げつけていた。そして頭に石をぶつけられてそのまま亡くなってしまった文衡大監を抱きしめ、イ・ゴンは涙が止まらなかった。大妃は文衡大監の死について言及し、漢城判尹に犯人を探し出せと命令。しかし、昨今多く発生する芳しくない事件にイ・ゴンが関わっていることから、トソン大君を世子として冊封すると宣言。王妃の幽閉を解く代わりに、イ・ゴンを出宮させるよう命じる。

こうしてイ・ゴンは出宮した後、トソン大君との婚礼を避けるために逃走を決めたというミョンユンと出会う。ミョンユンは誰も知らないところで自身を必要する患者と生きると言い、それを心配するイ・ゴン。ミョンユンは縁があれば再会できる思って送って下さいと、クンジョルをし、二人は切ない別れの抱擁を交わす。すると內禁衛長が訪ねてきて外に出たイ・ゴンは、王の姿を見て驚く。王はイ・ゴンの名前を呼び、二人は涙を浮かべながら抱き合い…。

■見どころ
イ・ゴンは出宮を命じられ、最後の挨拶として大妃のもとへ行き「祖父を殺したのは誰ですか?大妃でないことは知っています、サンノクか?左議政か?」と問い詰める。大妃は「今からでも、私とサンノクを許すことはできないか?」と提案し、イ・ゴンを再び世子としミョンユンとも、と言いかけるがイ・ゴンは「大妃のことを理解したからといって、許すことはできません。既に余りに多くの人が死んだ」と拒否。最後のお願いとして、ソンオクを連れていくことを許可してほしいと言い、大妃は「世子を傷つけるつもりはなかった」と本音を伝える。お互いに状況や本来の気持ちなどを深く理解しつつも、こうして深い溝ができてしまった二人、本当にどうしようもないが切なく気の毒なシーンであった。

そして、第15話で解毒剤を完成させついに一時的に王が目覚めたが、16話のラストシーンではイ・ゴンの目の前に王が現れる!この展開に視聴者らは「ここまでずっともどかしい展開で見ていて苦しかったが、最後に王の姿を見て涙が出た!」「ストーリー展開が最高!」と来週以降に大きく期待する流れとなった。視聴率は4.0%と自己最高記録を更新し、クライマックスに向けて一気に盛り上がりを見せてもらいたい!

kandoratop【作品詳細】【「世子が消えた」を2倍楽しむ】