「アンメット」ラスト10分の杉咲花と若葉竜也の演技に絶賛の嵐!第9話ネタバレと第10話あらすじ

06月11日07時30分ドラマ
©カンテレ・フジテレビ

6月10日に放送された第9話で、三瓶先生(若葉竜也)が目の前の弱者をどうしても助けたいのは、重度障害だった兄と助けられなかった患者が深く関わっていることがわかった!17日(月)「アンメット ある脳外科医の日記」(22時、フジ)第10話を放送!ミヤビ(杉咲花)の状態は悪化してしまうのか?予告動画は番組公式サイトに公開されている。



「アンメット ある脳外科医の日記」はさまざまな患者と共生する脳外科医の世界で、川内ミヤビ(杉咲花)自身も記憶障害という苦悩と葛藤の中から、再び“医師”という仕事と向き合い、自分自身も再生していく新たな医療ヒューマンドラマだ。

第9話が6月10日に放送された。三瓶(若葉竜也)には重度障害の兄がいたが、三瓶が小学生の時に障害者施設に移っていった。その時は周りの人も施設に入る方がいいと思って下した決断だったのだが、兄はずっと泣いていたと、ミヤビ(杉咲花)に打ち明ける。大迫教授(井浦新)と以前同じ病院にいたときに診た障害のあった患者について、未承認の薬を使ってでも意識を取り戻させたかったのは、兄のことが影響していたのか?感情が爆発してしまう三瓶をミヤビは優しく抱き留めた。このシーンはドラマのラスト10分に当たるが、長尺で撮影し、二人の俳優の演技が最高潮に達したと思わせるシーンとなった。

熱い抱擁だったのだが、そこでミヤビが「あなたどなたですか?」と言う。一過性健忘の症状が現れてしまったんのだ。三瓶のショックはどれほどなのか?6月17日に放送される第10話では、大迫が隠していたミヤビの実際の状態に対して、三瓶は手術で対応しようとする。しかし、そこは決して人がメスを入れてはいけない領域“ノーマンズランド”にあるのだ。世界でも一握りの医者しか成功させられない領域に三瓶はメスを入れるのか?

今作で、善人か悪人か予測不能の難しい役どころに挑んでいる大迫教授役の井浦新へのインタビューが番組公式サイトで公開された。複雑で多面的な人物表現に視聴者から賞賛の声が上がっていることに「え!そうなんですか?!」と驚きつつ、今回の現場を「猛者が集う『アンメット』」と評す。「現場では、芝居時間の何倍もの時間をかけて各部署のセッティングが行われています。各部署の普通じゃないこだわりの仕事が、画に、作品に力を与えていると思います」と、撮影の舞台裏を明かした。コメント全文は番組公式サイトに掲載されている。

5月27日に放送された第7話の「無料見逃し配信」(TVer、カンテレドーガ)の再生回数が、放送後1週間(5月27日~6月3日)で296万回再生を突破(ビデオリサーチにて算出)し、カンテレのレギュラードラマ史上歴代1位となった。296万回は、初回放送の208万回を超え『アンメット』での最高再生数だ。また、TVer総合ランキングでも最高1位を獲得することができた。

■前回:第9話ネタバレあらすじ
綾野(岡山天音)と麻衣(生田絵梨花)は入籍をした。麻衣の母親は喜んでくれている。そして、丘陵セントラル病院が綾野病院と提携することになり、勲(飯田基祐)は僻地医療を続け、綾野病院の空いているベッドは丘陵セントラル病院が使う。綾野は丘陵セントラル病院でカテーテル治療する。

過去に三瓶(若葉竜也)と綾野と麻衣と4人で食事をしたことを思い出したミヤビ(杉咲花)は、麻衣が三瓶との婚約について何か知っているのではないかと考える。麻衣に確認すると、南アフリカのケープタウンでミヤビが三瓶と初めて会ったときのものだと分かる。しかしそれは綾野からのアプローチをかわすための嘘が始まりだったという。その後、二人が婚約したことなどはわからないといい、直接三瓶先生に聞いてみるのがいいと麻衣は言った。ミヤビはついに、三瓶本人に向き合おうと決意する。

そんな中、偶然、西島(酒向芳)と隣を歩く鵜原建設の押尾晴人(黒田大輔)をとてつもない恐怖を感じた。戻ってきたミヤビの様子に異変を感じ、話を聞いた三瓶は、そこにミヤビの記憶障害の秘密があるのではないかと疑う。実は、関東医科大学付属病院の建て替えについて、金銭の授受で理事達を西島や押尾は買収しようとしていた。そこに大迫も加わっていたのだが、ミヤビは偶然そのことを知りショックを受け、その後、車を運転しているときに事故を起こしたのだった。

一方、大迫(井浦新)の元を訪ねたミヤビは記憶障害について再度問う。一度は何も答えなかった大迫だったが、あることをきっかけにミヤビを改めて呼び出し、「全部話すよ」と自分の思いを語り始める。まず、大迫と三瓶は以前、別の病院で一緒に働いていた時のことを話す。障害をもった少女が入院していて、三瓶は意識があるが、筋肉が硬直して動かせないだけだと判断して、当時の教授にたてつく。大迫は教授と三瓶の間で苦労していた。そんなとき、少女が肺炎にかかってしまった。自力で痰をだせれば助かるかもしれないと、三瓶は未承認の薬に手を出した。少女は「お母さん」とつぶやくことはできたが、回復せずになくなった。

西島は警視庁に逮捕されたが、直前に、ミヤビの病状を説明し、三瓶に手術するように仕向けていた。大迫はそれを知り、あせる。

病院に戻ってきた三瓶はミヤビと話をする。重度障害の兄がいたことやその兄を施設に送ってしまったこと、さらに大迫と一緒に診ていた少女のことも話し「光が見えない」という。ミヤビは「三瓶先生は私を灯してくれました」という。三瓶はミヤビにすがって泣いてしまう。そんな三瓶をミヤビも抱きしめる。二人の熱い抱擁が続いたと思ったその時、ミヤビは三瓶を見て「すいません。どなたですか?」と言葉を発した。



■第10話あらすじ
ミヤビ(杉咲花)は、一過性健忘の症状が現れ、突如、三瓶(若葉竜也)が誰だか分からなくなってしまった。大迫(井浦新)は三瓶にミヤビの病状を詳しく伝えた上で、手術しないようにと釘を刺す。

数日後、絵描きの柏木周作(加藤雅也)が公園でてんかん発作を起こし、丘陵セントラル病院に運ばれてくる。最悪性の脳腫瘍を患う周作徐々にこれまでの記憶も失い始め、妻・芳美(赤間麻里子)のことすら分からなくなっていく。その姿に、ミヤビは自分を重ねて不安に陥っていた。

一方、三瓶は大迫の元で見た、より精細な脳のMRI画像を思い出していた。ミヤビの記憶障害の原因は、決して人がメスを入れてはいけない領域“ノーマンズランド”にあり、無理に手術をすれば命に関わる状態だ。葛藤しながらも手術の練習に没頭する三瓶に、ミヤビはある決意を口にする。

カンテレ・フジテレビ系 月10ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」は2024年4月15日スタート。原作:子鹿ゆずる 漫画:大槻閑人『アンメット-ある脳外科医の日記-』講談社「モーニング」連載中 出演:杉咲花、若葉竜也、井浦新、吉瀬美智子、千葉雄大、岡山天音、生田絵梨花、安井順平、野呂佳代、小市慢太郎、酒向芳、山谷花純、尾崎匠海(INI)、中村里帆 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@unmet_ktv 」。PR動画は番組公式X(Twitter)にて公開中。

「アンメット ある脳外科医の日記」番組公式サイト

【2024年春ドラマ紹介】【関連記事・各話のあらすじ】