「光る君へ」“宣孝”佐々木蔵之介カッコ良すぎるプロポーズにネットが興奮、第24話ネタバレ第25話予告
NHK大河ドラマ「光る君へ」(毎週日曜総合20時~、BS、BSP4K18時~)6月16日(日)放送の第24話「忘れえぬ人」宣孝(佐々木蔵之介)がまひろ(吉高由里子)へプロポーズ!余裕を見せる宣孝のセリフが視聴者の心を鷲掴みに。そして6月23日(日)放送の第25話「決意」では、越前編が終了、帰京したまひろが宣孝との結婚を決意する。NHK公式サイトでは予告動画公開中だ。
6月16日放送の第24話では、まひろが突然の宣孝からのプロポーズに驚きながら、さわの死を知り、都へ戻り宣孝との結婚を意識。「ありのままのおまえを丸ごと引き受ける」と言った大人の余裕を見せた宣孝の言葉に「流石にぐらっときた」「包容力が半端ない」とネットを騒がせた。一方、巧みな話術でまひろを懐柔しようとする周明(松下洸平)だが、揺るがないまひろの心を開くことを断念。本音を隠してまひろの元から去る姿が切なかった。
一方、都では一条天皇(塩野瑛久)が前代未聞となる出家した元嫁・定子(高畑充希)を呼び戻し、内裏の外での逢瀬をスタート。政務をおろそかにするほど中宮との仲を深めて行った。「死」はタブーとされる内裏で、定子と再会を押し切った一条天皇。賢帝と言われた一条天皇の今後の動向からも目が離せない。
そして6月23日放送の第25話では、まひろが帰京し、「越前編」が完結を迎える。京に帰り、身の振り方を考えるまひろだが、いよいよ宣孝との結婚に踏み切ることになる。一方、「凶事が続く」という安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)による不吉な予言で道長(柄本祐)は頭を悩ませることに。定子に心を奪われた一条天皇の補佐、そして度重なる天災の処理に加え、まひろの結婚・・・。第25話は道長にとって苦難続きの回となりそうだ。
■宣孝の包容力に感服
第24話で視聴者の注目を最も集めたのは冒頭2分。越前を訪ねて来た宣孝が、まひろにプロポーズするシーン。「都に戻ってこい。わしのになれ」「あの宋人と海を渡ってみたとて、忘れえぬ人からは逃げられまい」と迫る宣孝に、はじめは「いい加減なことを」と交わしていたまひろだが、「自分が思っている自分だけが自分ではないぞ。ありのままのおまえを丸ごと引き受ける。それができるのはわしだけだ。さすればお前も楽になろう」と畳みかける宣孝。忘れられない人ごとまひろを受け入れると言った宣孝に「器が大きすぎる」「これはグッと来た」と多くの反響を呼んだ。
もともとは親戚通しの2人だが、宣孝は明朗闊達で世渡り上手。筑前守と同時に太宰少弐もこなす有能な官人だったと伝えられている。地位や経済面で恵まれない為時一家を案じる気の良いおじさんとして登場していた宣孝が、20歳ほど離れたまひろに猛アピールする姿が新鮮だった。演じる佐々木蔵之介は、「僕自身の役作りの方向性は、『明るく朗らかで愉快なおじさん』それだけ。笑」とコメントしており、年の差を感じさせない爽やかさ、そして大人の余裕も見せてくれた宣孝の動向に今後も注目です。
■第24話ネタバレあらすじ
宣孝から求婚され、さらに周明からも一緒に宋へ行こうと誘われるまひろ。しかし、心の中にはいまだ忘れられない道長の存在があった。その頃、都では詮子(吉田羊)が病に倒れ、伊周らの呪いだと恐怖を募らせていた。安倍晴明に祈祷をさせた道長だが、一条天皇は大赦により詮子の呪いを取り除こうとし、これにより伊周と隆家(竜星涼)は放免となった。
すると隆家はすぐに帰京。あまりに早い帰京に周囲が不思議がる中、隆家はさっそく道長に手土産を持って挨拶にやって来て「左大臣様のお役に立てるは私にございます」と自分を売り込むのだった。道長は「院を狙ったのではなく御車を狙ったのだとなぜ申し開きをしなかったのか」と聞くと、隆家は「何を言っても信じていただけそうにありませんでしたからね」と飄々とした態度で笑顔を見せた。
その頃越前では、まひろは周明から、2人で宋に行くため、早く都との商いを成功させようと迫られる。しかし、自分を抱きしめる周明の手から愛情を感じなかったまひろは、周明の腕を振り払い、「あなたは違うことを考えている。私を利用するために。そうでしょ?」と問い詰めると、周明は近くにあった壺を割り、その破片をまひろの喉元に突きつけ「左大臣に文を書け」と脅してくるのだった。
さらに周明は「書かねばお前を殺して、俺も死ぬ」と迫ると「気安く死ぬなど言わないで」と今度はまひろが反論した。周明は、「宋はお前が夢に描いているような国ではない」と告げ、宋は日本を見下し相手にしていないこと、民に等しく機会を与える国などこの世にはないと断言し、「つまらぬ夢など持つな」と言ってまひろの元から去って行った。
一方内裏では、一条天皇が定子と生まれた姫皇子に会いたい気持ちを募らせる。詮子は一条天皇の願いをどうにか叶えられないか道長に懇願。行成(渡辺大知)の案で、内裏の外、職御曹司で会うことになり、その日のうちに定子は職御曹司に入り、一条天皇と異例の再会を果たす。天皇は姫皇子である脩子を腕に抱き、ずっと定子を支えて来た清少納言(ファーストサマーウイカ)にも感謝を述べた。それから一条天皇は職御曹司の定子の元へ足しげく通うことになる。
越前では、視察に出かけていた為時(岸谷五朗)が帰って来る。すっかり大野国勝(徳井優)とも打ち解けた様子にまひろも胸をなでおろした。そんな時、まひろはさわが亡くなったと知らせを受け愕然とする。手紙にはさわが詠んだ歌が同封されていて、まひろに会いたい思いが綴られていた。まひろは生きていることも虚しい気持ちになり、宣孝の求婚を受けることを決意する。驚いて腰を抜かした為時を見舞った朱から、為時は宋と日本の交易を迫られる。道長は、交易を結べば宋が日本に攻めて来ることを心配し、為時に時間を稼ぐよう命じるのだった。
■第25話あらすじ
越前の神の美しさに心躍らせるまひろに、宣孝から頻繁に恋文が届く。為時からの勧めもあり、まひろは都に戻り、身の振り方を考えることに。一方、道長は定子を愛するあまり政から疎遠になっている一条天皇に頭を悩ませていた。そんな中、安倍晴明の預言通り次々と災害が起こり、困った道長はある行動に出る。
NHK大河ドラマ「光る君へ」は2024年1月7日(日)総合20時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:大石静、出演:吉高由里子、柄本佑、黒木華、高畑充希、吉田羊、ユースケ・サンタマリア、佐々木蔵之介、岸谷五朗ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@nhk_hikarukimie」。第25話予告動画は番組公式サイトにて公開中。
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