【最終回】「アンメット」杉咲花が倒れてしまった…彼女を救いたい若葉竜也はどうする?第10話ネタバレと第11話あらすじ

06月18日09時01分ドラマ
©カンテレ・フジテレビ

6月17日に放送された第10話のラストでミヤビ(杉咲花)は病状が再発してしまった!命を救うためには超難関な手術しかないが、三瓶(若葉竜也)でも不可能な手術だった!24日(月)「アンメット ある脳外科医の日記」(22時、フジ)最終回・第11話を放送!命の危機に瀕するミヤビと救いたい三瓶の運命はいかに?予告動画は番組公式サイトに公開されている。



「アンメット ある脳外科医の日記」はさまざまな患者と共生する脳外科医の世界で、川内ミヤビ(杉咲花)自身も記憶障害という苦悩と葛藤の中から、再び“医師”という仕事と向き合い、自分自身も再生していく新たな医療ヒューマンドラマだ。

第10話が6月17日に放送された。感動的な第9話のラストで一過性健忘の症状が現れ、三瓶(若葉竜也)のことがわからなくなってしまったミヤビ(杉咲花)。第10話ではそんなミヤビはすぐに回復するも、自分の症状が進んでいることや手術が超難しいことも理解できている。三瓶は手術に臨もうと練習を重ねるが、ミヤビは三瓶が手術をして失敗したら、今後の人生を笑って過ごせなくなることを心配していた。自分の命の危険もあるが、それよりも三瓶を思う気持ちが大きい。

第10話でも感動的なシーンが多かったが、ミヤビの回復を願い続ける三瓶、星前(千葉雄大)、綾野(岡山天音)が大迫教授(井浦新)の元に集い、どうにかミヤビを助けることができないかを議論するシーンも注目された。それぞれがミヤビを思い、どんな方法が可能なのかを話し合う。三瓶が練習している0.5ミリの血管の吻合については、大迫はミヤビの記憶障害がでてからずっとやってきたことだ。これまで大迫は関東医大の西島(酒向芳)側についてミヤビの敵かと思われた時もあったが、第10話で大迫も懸命にミヤビのことを考えていることがわかった。“ミヤビを救うアベンジャーズ”は6月24日に放送される第11話でどんな奇跡を起こせるのか?

最終回を前に、あまりにも良質のドラマに「終わって欲しくない」という声も多い。ミヤビや三瓶はもちろんのこと、救急医の星前がミヤビを思い涙をうるうるさせてしまったり、大迫と三瓶のいい橋渡しができる綾野も魅力が多い。

また、第10話のゲストだった絵描きの柏木周作(加藤雅也)とその妻・芳美(赤間麻里子)のシーンにも涙があふれる展開があった。最終回ではどんな展開が待っているのか?

アンメット3©カンテレ・フジテレビ最終回を目前に控えているが、キャストの杉咲花は撮影が終わってしまうのがさみしくて「あと90話分くらい撮影していたい」と話す。また、負けず嫌いな性格からミヤビの日記や血管吻合もすべて杉咲花自身が行っているという。そしてこれまでに撮影したなかが最も印象的なシーンは第9話のラストシーンだという。その様子を「自分でも信じられないほど緊張しましたが、俳優がどんな動きをしても絶対に捉えてやるという熱量で重たいカメラを担ぎ続け、どこが切り取られても最高に美しい光をセッティングし、ひとつの吐息も録りこぼさないほどの気概で音を拾い、祈るように見守ってくれているスタッフさんに囲まれながら行われた撮影」と表現する。

また、このドラマですっかりファンを増やしている若葉竜也からのコメントも届いている。多くの反響が来ているが、特に高次脳機能障害の小さい男の子を持つお母さんから「子どもがドラマを見て泣いている」という連絡をもらったり、持病があって医者をあきらめかけていた人がやはり医者を目指すことを決めたというような連絡があると「アンメット」をやっている意味があると思えるという。ドラマのラストに向けて「我々は9話ラストから10話、11話は1本の作品だと思ってます。いろいろなものがうごめき出していきます。ぜひ目撃してください」と話している。杉咲花、若葉竜也のコメント全文は番組公式サイトに掲載されている。

■前回:第10話ネタバレあらすじ
ミヤビ(杉咲花)は、一過性健忘の症状が現れ、突如、三瓶(若葉竜也)が誰だか分からなくなってしまった。大迫(井浦新)は三瓶にミヤビの病状を詳しく伝えた上で、手術しないようにと釘を刺す。ミヤビの脳内の血管の太さは0.5ミリで、血管の特性から2分以内に患部の切除と血管の縫合を行わないと死に直結するというものだ。さすがに練習を重ねている三瓶でも2分にはほど遠かった。

数日後、絵描きの柏木周作(加藤雅也)が公園でてんかん発作を起こし、丘陵セントラル病院に運ばれてくる。最悪性の脳腫瘍を患う周作徐々にこれまでの記憶も失い始め、妻・芳美(赤間麻里子)のことすら分からなくなっていく。その姿に、ミヤビは自分を重ねて不安に陥っていた。

一方、三瓶は大迫の元で見た、より精細な脳のMRI画像を思い出していた。ミヤビの記憶障害の原因は、決して人がメスを入れてはいけない領域“ノーマンズランド”にあり、無理に手術をすれば命に関わる状態だ。葛藤しながらも手術の練習に没頭する三瓶に、ミヤビはある決意を口にする。それは手術は受けないということだった。ミヤビは三瓶が手術に失敗してしまった場合、自らを責め、今後の人生で“笑えなくなる”ことを心配しているのだ。

大迫教授(井浦新)の元に、三瓶、星前(千葉雄大)、綾野(岡山天音)が集い、ミヤビの治療について話し合う。手術しかないと言い切る三瓶だが、その成功率は極めて低い。実は大迫も練習は重ねていたのだ。しかし、10分かかるという。三瓶は「僕は8分45秒です」という。そして、大迫がミヤビが障害をもってからずっと練習をしていると聞き、「あなたも医者だったんですね」とつぶやいた。

柏木の症状はどんどんと悪化していき、妻の芳美のこともわからなくなってきた。芳美はショックを受けるが、実は看護師が食事を食べさせようとしても口をあけないし、起こそうとしても起きないが、芳美がやってくると目を覚まし、芳美が食事を口に運ぶ時だけ口を開ける。記憶がなくても感情が覚えているのだ。ほとんど話さなくなっていた柏木が急に芳美に「モデルになってくれませんか」と口にした。それは二人が高校生の頃付き合うきっかけになった言葉だった。柏木のことを優しく抱き留める芳美だった。そして、二人は残りの人生を自宅で過ごすために退院していった。

そんな二人を見送ったミヤビと三瓶。ミヤビはこのまま何も残らず消えるのが怖かったというが、柏木と芳美をみて「もう大丈夫」と話す。そして、星前がミヤビに声をかけた時、立ち上がったミヤビは激しい頭痛を感じて倒れてしまった。

■最終回・第11話あらすじ
ミヤビ(杉咲花)が倒れ、検査の結果、再発が認められた。脳梗塞が進み、命に関わるのも時間の問題という切迫した状況に。三瓶(若葉竜也)はミヤビにこれ以上症状が進行するようなら、手術を任せてほしいと伝えるが、ミヤビはやはり手術はしないという。あきらめきれない三瓶は、限られた時間でノーマンズランドの0.5㎜以下の血管を吻合できるよう練習に没頭。

アンメット2©カンテレ・フジテレビしかし、ミヤビの気持ちを察した津幡(吉瀬美智子)から、「彼女が望んでいることをしてあげて」と言われ、あることを決意する。

ミヤビの今日はまた、明日に繋がらなくなってしまうのか。命の危機に瀕するミヤビと、彼女を救おうとする三瓶。二人を待ち受ける未来は——

カンテレ・フジテレビ系 月10ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」は2024年4月15日スタート。原作:子鹿ゆずる 漫画:大槻閑人『アンメット-ある脳外科医の日記-』講談社「モーニング」連載中 出演:杉咲花、若葉竜也、井浦新、吉瀬美智子、千葉雄大、岡山天音、生田絵梨花、安井順平、野呂佳代、小市慢太郎、酒向芳、山谷花純、尾崎匠海(INI)、中村里帆 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@unmet_ktv 」。PR動画は番組公式X(Twitter)にて公開中。

「アンメット ある脳外科医の日記」番組公式サイト

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