スピッツの伝説を紡ぐ『空の飛び方』30周年記念盤リリース

07月07日07時00分 音楽

もうすぐ初ライヴから37年を迎える4人組ロックバンド・スピッツ。1995年4月にリリースされた11thシングル「ロビンソン」のヒットを機に、「チェリー」「楓」「魔法のコトバ」「春の歌」「優しいあの子」など、各年代で代表曲を生み続けてきた。昨年の「美しい鰭」では新たなファンも獲得している。各楽曲のミュージックビデオはYouTubeにて公開中だ。



スピッツの名が多くの人に知られるきっかけとなった「ロビンソン」が発売されたのが1995年4月。その7か月前の1994年9月21日には5作目のアルバム『空の飛び方』がリリースされている。このアルバムは国民に気づかれる直前の重要な作品だ。

あまり知られていないが、代表曲「空も飛べるはず」は「ロビンソン」よりも1年前の1994年4月に8thシングルとして発売されており、この『空の飛び方』にはAlbum Versionが収録されている。後に1996年1月に放送されたドラマ「白線流し」の主題歌に起用され、シングルを再出荷。ミリオンセラーの大ヒットとなった。「青い車」や「スパイダー」などの人気曲も収録されており、まさにブレイク前夜の名盤だ。

SPITZオリジナルのリリースから30年、2024年9月18日(水)に30周年記念盤『空の飛び方 30th Anniversary Edition』の発売が決定した。オリジナルアルバム収録の全11曲に加え、近年のライヴヴァージョン3曲もボーナストラックとして収録。CD・カセットテープ・アナログの全3形態で限定発売となる。また、CDには今回初めてHDリマスターされたMusic Video3曲と、リリース当時の貴重なライヴ映像『スピッツ “空飛び” JAMBOREE TOUR ’94』から2曲を収録したBlu-rayが付属。さらにブックレットにはオリジナルには未使用だった秘蔵写真も使われており、ファン垂涎の内容だ。

当時からのファンはもちろん、「ロビンソン」でスピッツを知った人、昨年の劇場版コナンきっかけでスピッツを好きになった人、30年前にはまだ生まれていなかった人たちに是非聴いて欲しい。30年前に作られた毒気強めな名盤を。

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