韓国ホラー映画『怪談晩餐』監督インタビュー&メイキング写真(6枚)解禁

07月18日11時00分映画

韓国気鋭のホラー監督たちが集結し、日常を一転させる壮絶な最恐ウェブトゥーンを映画化した『怪談晩餐』の公開を明日(7月19日(金))に控えて、監督インタビューとメイキング6枚が解禁となった。映画予告は映画公式サイトで公開中だ。

『怪談晩餐』は、欲望に目がくらんだ人間に降りかかる、極上の恐怖。日常生活に潜む、身の毛もよだつ6つの怪談。



監督インタビュー&メイキング写真解禁

「ディンドンチャレンジ」のアン・サンフン監督は「『はかない欲望をかなえる代償として魂を壊す』魔女を『ウィッシュウィッチ(願いをかなえる魔女)』と名付け、ヴィジュアルを考えました」と、ダンスチャレンジに参加した女子高生たちを襲うミステリアスなキャラクターを生み出したという。


ユン・ウンギョン監督

「四足獣」のユン・ウンギョン監督は「観客がユギョンの精神世界に深く入り込めるよう、モンタージュ技法を使いました。ユギョンがじわじわと狂気に堕ちてゆく姿を、捧げものを求める自身のドッペルゲンガーという邪悪な存在とともに見せることで、望む効果を最大化する効果的な対比を生みだすことができました」と、受験のストレスに苦しむ主人公ユギョンの夢の場面について振り返った。


キム・ヨンギュン監督

「入居者専用ジム」のキム・ヨンギュン監督は「私は、人間の原初的な本能を追求するホラー映画が好きです。特に、主人公の潜在意識の深みを追うことに関心があって、特定の舞台でそのような心理状態を表現することにこだわっています」とスポーツジムという空間でのシチュエーションホラーに込めた想いを語った。


イム・デウン監督

「リハビリ」のイム・デウン監督は「人間が自分の目の高さの視点からしか世界を見ることができないように、ネズミなど他の動物は、人間とは異なる視点から世界を見ているだろう、と私は考えました。そこで同じ場所でも、見方によってはゆがんで見えるだろうと想像してセットを設計しました。そういった不気味な雰囲気を、デザインに落とし込みたかったのです」と、負傷した消防士が不可解な臨床試験に参加させられるシーンの撮影セットへのこだわりを明かした。


チェ・ヨジュン監督

「ジャックポット」、「モッパン」のチェ・ヨジュン監督は、二人の大食い系YouTuberの対決を描いた「モッパン」の撮影で「互いのスクリーンが見えるように2台のカメラをセットし、二つのセットを至近距離に設置して、リアルな演技を引き出せるように実際のモニターを女優たちに向けました。ほとんどのシーンを同時進行で撮影しました」と撮影の裏側について語っている。



メイキング写真解禁

メイキング写真では、監督と俳優が一緒にモニターを確認する様子や、屋外やセットでの撮影中の様子、撮影の合間に撮られたオフショットなどが切り取られている。


怪談晩餐

日常生活の中で一度は耳にしたことがある怪談の本質に触れ、観客をリアルで新鮮な恐怖へと陥れる、韓国気鋭のホラー監督たちが日常を一転させる壮絶な6つの最恐怪談『怪談晩餐』は7月19日(金)より公開。

■映画概要

監督:アン・サンフン、ユン・ウンギョン、キム・ヨンギュン、イム・デウン、チェ・ヨジュン
出演:チャン・スンヨン、オ・スンヒ、チャン・イェウン
2023年/韓国映画/韓国語/118分/5.1ch/字幕:安河内真純/映倫G
原題:괴담만찬/英題:Tastes of Horror/提供:ニューセレクト/配給:アルバトロス・フィルム/kaidanbansan.com
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