映画『ソウルの春』キャラクター予告編解禁:ファン・ジョンミン、チョン・ウソン、イ・ソンミンら超一級の俳優が競演
1979年、大統領暗殺…独裁者の座を狙う男と、国を守ろうとした男、国家の命運を懸けた9時間の攻防が幕を開ける。
8月23日(金)より公開される『ソウルの春』に出演したファン・ジョンミン、チョン・ウソン、イ・ソンミンら韓国を代表する主役級の俳優たちのキャラクター予告が解禁となった。
『ソウルの春』とは
先日、韓国で開催された第60回百想芸術大賞では、映画部門の大賞(キム・ソンス監督)、作品賞、男性最優秀演技賞(ファン・ジョンミン)の3冠に輝き、大きな話題となった。
『ソウルの春』は、韓国民主主義の存亡を揺るがした実際の事件「粛軍クーデター」や「12.12軍事反乱」を基に、一部フィクションを交えて描かれる。韓国で公開されるやいなや、事件をリアルタイムで知る世代はもちろん、事件を知らない若者たちの間でも瞬く間に話題となり、2023年に韓国で年間観客動員数第1位を記録。『パラサイト 半地下の家族』を上回る1,300万人以上の観客動員を達成した
キャラクター映像紹介
公開されたキャラクター映像は、「人間という動物はだな、強いものに導かれたいと思っている」というファン・ジョンミンのセリフから始まる。と言い放ち、大韓民国大統領暗殺後、自ら新たな独裁者として君臨すべくクーデターを決行するチョン・ドゥグァン保安司令官にファン・ジョンミン。本キャラクターのために禿げ頭という劇的な変身を遂げ、観客を圧倒する。
一方、保安司令部の不穏な動きを察知し「先にソウルに進軍し、反逆者を叩き潰す」と部下を鼓舞する首都警備司令官イ・テシンにチョン・ウソン。反乱軍を前に「撃ち殺せ」と命ずるその鬼気迫る表情に攻防の激しさが伝わる。そしてイ・テシンに首都警備司令官を命じる陸軍参謀総長チョン・サンホに名優イ・ソンミン。「人事にあなたの許可が必要ですか?」とファン・ジョンミン演じるチョン・ドゥグァンと厳しく対峙する場面も。
また、チョン・ドゥグァン保安司令官を支える第9師団長ノ・テゴン役には、ドラマ「夫婦の世界」での演技が記憶に新しいパク・ヘジュン。
イ・テシンとともに首都圏防衛の責任を担う憲兵監のキム・ジュニョプ役には、『悪いやつら』『ファイ 悪魔に育てられた少年』「ムービング」など確かな演技力で定評がある。
キム・ソンギュン。さらに、チョン・マンシク、チョン・ヘイン、イ・ジュニョク、チョン・ドンファン、キム・ウィソン、ユ・ソンジュ、アン・ネサン、チェ・ビョンモ、パク・フン、キム・ソンオ、アン・セホなど韓国映画界・ドラマ界を支える実力派の俳優たちが集結した。
キム・ソンス監督は、国家の命運を懸けた9時間の攻防を明確に描くために、今回過去のどの作品にも増してキャスティングに力を注いだという。ファン・ジョンミンはその当時を振り返り「オファーを受けた当初は不安と重圧が募りましたが、一方で俳優の演技欲求を刺激する興味深い役柄であることも事実です。監督から『このキャラクターは作品の設定に合わせてフィクショナイズされたキャラクターだ』と伺ったのを機に、脚本上の役割に忠実であればいいのだと思えるようになりました」と語る。チョン・ウソンも「イ・テシンという役柄を巡っては、監督と何度も対話を重ね、共に激しく悩み抜きました。イ・テシンの信念が伝わるように演じることが重要でした」と振り返る。
また数々の話題作で主演を務めるイ・ソンミンは「キム・ソンス監督の作品に出演するのは初めてですが、いつか一緒に仕事をしたいと思っていました。観客の皆さんには、是非本作を楽しんでいただき、韓国の運命を変えた事件に思いを馳せていただけたら嬉しいです」とコメント。キム・ソンス監督の熱意を受けた主役級の演技派俳優たちの熱演が、国の運命が変わるその日その瞬間をリアルに紡ぎ出す。
◇予告編
1979年12月12日、その日に何が起こったのか。衝撃の事件の全貌を、ぜひスクリーンで確かめてほしい。
■あらすじ
1979年10月26日、独裁者とも言われた大韓民国大統領が、自らの側近に暗殺された。国中に衝撃が走るとともに、民主化を期待する国民の声は日に日に高まってゆく。しかし、暗殺事件の合同捜査本部長に就任したチョン・ドゥグァン保安司令官(ファン・ジョンミン)は、陸軍内の秘密組織“ハナ会”の将校たちを率い、新たな独裁者として君臨すべく、同年12月12日にクーデターを決行する。一方、高潔な軍人として知られる首都警備司令官イ・テシン(チョン・ウソン)は、部下の中にハナ会のメンバーが潜む圧倒的不利な状況の中、自らの軍人としての信念に基づき“反逆者”チョン・ドゥグァンの暴走を食い止めるべく立ち上がる。
★8月23日(金)新宿バルト9ほか全国公開
監督:キム・ソンス
脚本:ホン・ウォンチャン、イ・ヨンジュン、キム・ソンス
出演:ファン・ジョンミン、チョン・ウソン、イ・ソンミン、パク・ヘジュン、キム・ソンギュン、チョン・マンシク、チョン・ヘイン、イ・ジュニョク
2023年/韓国/韓国語/142分/シネマスコープ/5.1ch/字幕翻訳:福留友子/字幕監修:秋月望
原題:서울의 봄(英題:12.12:THE DAY)/G/配給:クロックワークス
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◇公式HP
◇映画公式X:@19791212theday
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