WOWOW「繁城の殺人 ~大明に蠢く闇~」第1話-第6話:明を舞台に奇怪な殺人事件が次々と!
WOWOWで日本独占放送・配信される「繁城の殺人 ~大明に蠢く闇~」(全12話)は2023年に中国で高評価を得た話題の中国本格的ミステリー時代劇。8月14日(水)からの第1話~第6話のあらすじを紹介する。
「繁城の殺人」はどんなドラマ?
「繁城の殺人 ~大明に蠢く闇~」は、明代を舞台に奇怪な殺人事件が次々と発生し、積み重なる伏線の数々がやがて人々の運命に絡み合っていくさまを描いたミステリー時代劇。
■第1話
万歴37年、蠹県。城外にある畑の中で見つかった死体の、あまりに凄惨な様子に、捕吏の曲三更も顔色を失った。それ以上に曲三更を驚愕させたのは、長い棒で体を貫かれ、案山子のように突っ立っていた死体が、彼の師匠である捕頭・冷無疾だったという事実である。しかも奇妙なことに、その棒には“吾が道 一を以て之を貫く”と「論語」の一節が書かれていたのだった。「下手人を捕らえ、父の仇を討って」。師の娘・冷桂児の言葉に背中を押され、曲三更は捜査に邁進するが…。
■第2話
(C)TENCENT TECHNOLOGY BEIJING CO., LTD.捕頭を兼任することとなった刑吏組の頭領・易有靠は、“五侯府”と名乗って町を牛耳っている荒くれ者集団の親分たちに接触を図る。彼らの“目付役”でもあった冷無疾の後釜に座ろうという魂胆である。一方、曲三更も、五侯府の親分に接近するための布石を打っていた。裏の事情に詳しい者から情報を得ることが捜査の鉄則。冷無疾の事件について尋ねるには、彼らはうってつけの相手なのだ。だが、捜査を進めるうちに、曲三更は師匠の知られざる一面を垣間見ることに…。
■第3話
(C)TENCENT TECHNOLOGY BEIJING CO., LTD.何度も後頭部を殴られ、口の中には頭のないひよこの死骸。凶器と思しき銅尺には、またしても「論語」の一節が。頭だけを地中に埋められた格好で見つかった第二の被害者・王崇理の死も、狂気によって飾り立てられていた。2つの事件の下手人は、同一人物で間違いないだろう。事件について考えを巡らせ、話し合う曲三更たち。「叔父上は人の道に背くことをしたのやも」。そうつぶやいた鳳可追は、被害者の行いについて自分に調べさせてほしいと申し出るのだった…。
■第4話
(C)TENCENT TECHNOLOGY BEIJING CO., LTD.第三の死体の出現で、一連の事件は20年前に起きた火事に関係があるという公算が強まった。万歴17年、後に出火元となる陸邸には、当主の陸遠暴と数名の使用人だけが住んでいた。童僕の陸直は優しく聡明で陸遠暴からも気に入られており、いずれ養子にするのではと噂が立つほど。他の使用人も彼を“若様”と呼ぶようになっていた。しかし、賢く目端が利くがゆえに、陸直は主人の腹黒さや、陸遠暴のお抱え妓女である林四娘の秘密などを次々と知ることに…。
■第5話
(C)TENCENT TECHNOLOGY BEIJING CO., LTD.捕吏組の新たな長・夏頭領は一連の事件が未だ解決されないことを重く見て、捕吏たちに罰を与え、“一月で事件を解決せよ”と命じた。夏頭領に目をつけられた曲三更は、処方箋を手に神医と称される程逸致に揺さぶりをかける。鳳可追に協力させて偽造したその処方箋は、陸遠暴と陳旺に対するもの。20年前の火事と“論語殺人”がどう関わっているのかを探ろうという狙いだ。一方、夏頭領は過去の未解決事件の再捜査が、一連の連続殺人の解明につながると捕吏たちに号令を発し…。
■第6話
(C)TENCENT TECHNOLOGY BEIJING CO., LTD.「冷頭領と王先生をつなぐ唯一の手がかりが化け猿なのです」――夏頭領はそう宣言し、捜査の矛先は、最近城下を騒がせている化け猿へ向かうことに。やがて魏知県と夏頭領は、奇怪な大猿の正体が、猿に扮した白蓮教護法道派の盗賊ではないかという情報を得るのだった。そんななか、程逸致が曲三更にゆすられたと役所に訴え出た。魏知県らによる取り調べに対し、金を受け取ったことを認める曲三更。処罰は免れないかと思われたが、話は奇妙な方向に展開し…。
◇WOWOW「繁城の殺人 ~大明に蠢く闇~」番組サイト
2024年8月14日スタート 毎週水曜20:00から(2話連続)日本初放送・配信
【華流ドラマ】【作品詳細】【関連・各話あらすじ】