8月13日に放送、ディズニープラスでも独占配信開始した、tvN月火ドラマ「偶然かな。」第8話（最終回）で、ホンジュ（キム・ソヒョン）とフヨン（チェ・ジョンヒョプ）が初恋を実らせて、完全なハッピーエンドを迎えた。

また、初回のフヨンの足の怪我が運命の出会いだったことも明らかになった。

●【「Disney Plus」で独占配信の韓国ドラマ】

「偶然かな。」は、かっこ悪くて未熟だった初恋の人と10年ぶりに“偶然”に遭遇し、“運命”のように絡み合って再び恋に落ちる、“初恋記憶召喚ロマンス”だ。⇒【各話のあらすじ・関連記事】

初回視聴率超えられずに終了

最終回の視聴率は全国、首都圏共に3.1％と、初回で記録した全国3.9％、首都圏4.6％を大きく下回る数字にとどまった（視聴率調査会社ニールセンコリアより）。

「偶然でしょうか？」は2022年に事前制作された作品で、1年6ヶ月ぶりに日の目を見た作品。日本のドラマ「Eye Love You」の男性主人公を演じて“ヒョプ様”と大ブレイクしたヘ・ジョンヒョプの人気を引き継ぐことができるかと期待された。さらにtvN月火ドラマ「ソンジェ背負って走れ」の人気を引きつぐことができるかにも注目が集まった。しかし、初回3.1％から全国5.8％、首都圏7.2％まで数字を伸ばし、世界中に”ソンチンジャ“（「ソンジェを背負って逃げろ」に夢中な人）を生み出した「ソンジェ背負って走れ」ほどの成功を見ることはできなかった。

これについて韓国では「視聴者の興味を引くテーマに、しっかりとした脚本と演出、そして俳優の優れた演技が加わらなければ、新たなヒット作は生まれないというのは明白である。「ヒョプサマ」シンドロームを巻き起こした話題の俳優の作品だからといって、必ずしも成功するわけではないことを再確認させられた。」という厳しい声も聞かれた（Star Todayより）。

話題性で有終の美

それでも視聴者の反応も熱狂的だった。グッドデータコーポレーションの公式プラットフォーム「FUNdex」で発表された結果によると、8月第2週のTV-OTT統合チャートで1位を獲得し、出演者の話題性でもチェ・ジョンヒョプが1位、キム・ソヒョンが2位にランクインし、有終の美を飾った。

最終回振り返り

最終回では、イ・ホンジュとカン・フヨンは危機を乗り越え、お互いへの愛の大きさを確認した。ホンジュとフヨンは、お互いの愛を確認し合い、共に甘い時間を過ごした。しかし、フヨンの母親ペク・ドソン（）が、会社の内部機密漏洩を口実に息子相手に訴訟を起こし、イ・ホンジュにアメリカに来るよう提案したことで、二人は再び困難に直面する。

フヨンは深く悩んだ末、ホンジュにアメリカへ一緒に行こうと誘うが、ホンジュは今の生活や夢を捨てられないと涙を流した。

結局、ホンジュに会えないまま一人で空港に到着したフヨンだったが、そこでサプライズがあった。何とホンジュが空港に現れ、共にアメリカへ行く決意を伝えた。こうして偶然から始まった二人の恋は、運命によって結ばれ、完璧なハッピーエンドを迎えた。失恋の後遺症で恋愛に懐疑的になっていたホンジュと、10年前の初恋を大切にしていたカン・フヨンは、29歳で初恋の記憶を完結させ、最後まで胸をときめかせるロマンスを描いた。

また2人には気づかない偶然もあった。初回の高校時代のシーンで観られるフヨンの足の怪我が、自転車にぶつかりそうになったホンジュを助けるために、自転車に足を2度も轢かれたためだったことが分かった（第1話あらすじ・見どころより）。
●第7話と第8話（最終回）ネタバレあらすじは各話のネタバレあらすじと見どころで紹介する。

なお、本作の後のtvN月火ドラマは8月26日からは、シン・ミナ×キム・ヨンデ共演で、損をしたくなくて偽の結婚をした女性と、迷惑をかけたくなくて花婿になった男性とのラブコメ「損するのは嫌だから」を放送する。Prime Videoで配信予定。