「偶然かな。」キム・ソヒョン、チェ・ジョンヒョプとアメリカ行きを決断、第7話-第8話(最終回)あらすじ
8月12、13日に放送され、ディズニープラスでも独占配信したtvN月火ドラマ「偶然かな。」では、互いを信じられずつい言い合いになってしまったホンジュ(キム・ソヒョン)とフヨン(チェ・ジョンヒョプ)。しかし、友人の助言により再び自身の気持ちを再確認する。
今回は第7話~第8話(最終話)のネタバレあらすじと見どころ、感想などを紹介する。
●【「Disney Plus」で独占配信の韓国ドラマ】
「偶然かな。」は、かっこ悪くて未熟だった初恋の人と10年ぶりに“偶然”に遭遇し、“運命”のように絡み合って再び恋に落ちる、“初恋記憶召喚ロマンス”だ。⇒【各話のあらすじ・関連記事】
■キャスト
イ・ホンジュ役:キム・ソヒョン
カン・フヨン役:チェ・ジョンヒョプ
パク・ジュノ役:ユン・ジオン
キム・ヘジ役:キム・ダソム
クォン・サンピル役:イ・ウォンジョン
ほか
■第7話あらすじ
ジュノ(ジオン)が突如姿を消したのは病気を隠すためだったと知るホンジュ(キム・ソヒョン)。ジュノは抱きつくと、当時の心境を告白。10年間想いあっていたと伝え、ヨリを戻そうと試みる。しかしホンジュは「好きな人ができた」と正直に伝える。
一方、連れ戻しに来たと言うドソン(キム・ジョンナン)と対峙するフヨン(チェ・ジョンヒョプ)。母親が韓国に来た目的を知ると、反抗する意思を見せ部屋を出ていく。今までと違う姿に、ドソンは困惑する表情を浮かべる。
ホンジュとフヨンの目の前にタクシーが停まりドソンが現れる。フヨンはホンジュの手を握り、彼女だと紹介。ドソンはフヨンを呼び出すと、ホンジュのせいでアメリカに戻らないのかと訊く。フヨンは「ホンジュとは関係ない」と即答し、自分で選択したことだと念押しする。ドソンは納得しない様子で、しばらくペクウク(チェ・デチョル)の家に泊まると言い出す。
諦めきれないジュノは再びホンジュの家を訪れる。そんな中、ちょうど帰ってきたドソンは2人の姿を目撃してしまう。ジュノが帰るとホンジュを家へ呼び、話し合うことに。フヨンと別れてほしいと頼むドソン。すると、ホンジュは「フヨンが先に私に惚れた」と今までの出来事を次々と話し始める。ドソンはホンジュの言い分に納得しつつ、「恋人がコロコロ変わるのは私も悩んでいる」とフヨンの過去の恋愛遍歴をほのめかす。
ドソンから聞いた話のせいで頭を悩ませるホンジュ。ホンジュがドソンと話したと気づくと、フヨンは弁明しようとする。ホンジュの手を握り、もう一度「アメリカには行かない」と伝えるフヨン。しかし、ホンジュはトラウマのせいで完全に信じることができないでいた。フヨンがジュノの名前を口にすると、2人はつい言い合いになってしまう。
飛んできたボールからヘジを守り、怪我を負ったギョンテク(ファン・ソンビン)。ヘジが保健室を訪れると、恥ずかしがり屋のギョンテクは寝たふりをする。ヘジは寝たふりだとすぐ気づき、ちゃんと話し合おうと試みる。「私の事好きじゃないんですか?」ともう一度訊くヘジ。すると、ギョンテクはしゃっくりをしながら何度も告白し、キスをする。
喧嘩したホンジュとフヨンは、互いに重要な存在だと再認識。ホンジュは仕事を終え、一目散にフヨンのところへ急ぐ。一方、フヨンもドソンに本心を告げると、「会いたい」と呟きホンジュの元へ。バイクに轢かれそうになるホンジュをフヨンが抱きとめ再会する。
■見どころ・感想など
視聴率全国3.1%、首都圏3.3%(ニールセンコリア調べ)記録した第7話。ドソンとジュノにより誤解が生まれてしまったホンジュとフヨン。しかし、過去を振り返り、もう一度愛を再確認した。
フヨンはサンピル(イ・ウォンジョン)から話を聞き、バス停に置いた紙袋がホンジュの手に渡っていなかったのに気づいた様子。アメリカ出発前、最後の挨拶の代わりに紙袋を残したフヨン。しかし、この紙袋はドソンが持って帰ってしまったと6話エピローグで明らかになっている。紙袋にはアニメのDVDが数個入っているのが一瞬映っていた。そして今回話で、紙袋に入っていた作品のうち一つが、ホンジュが入社して初めて携わった仕事だったことが判明。ラスト1話を残し、この紙袋の存在が2人の関係をより大きく進展させそうだ。
次回予告では、フヨンがホンジュに「一緒にアメリカに行こう」と誘うシーンが映された。
去るホンジュの手を掴むフヨンの姿もあり、ホンジュがどんな決断を下すのか気になるところ。最大の困難を乗り越え、2人は数年後越しの恋を成就させることができるのか…。
tvN月火ドラマ「偶然かな。」公式サイトより
■第8話(最終話)あらすじ
仲直りして一緒に帰宅するフヨンとホンジュ。「ラーメン食べてく?」と誘われフヨンはホンジュの部屋に上がり込む。2人きりで変に意識し出すホンジュににやけるフヨン。
ホンジュが即席で作った段ボールの椅子でよろけると、フヨンと床に倒れてしまう。フヨンは立ち上がろうとするホンジュを引っ張り、不意打ちのキスをする。ホンジュは驚くも好きだと伝えハグをする。
ホンジュはフヨンだと思い、笑顔でドアを開けるとそこにはドソンが。ドソンはクレジットカードを差し出すと、「フヨンと一緒にアメリカにいらっしゃい」と一言。のちに待つフヨンとの訴訟を匂わせ、傍にいてあげてほしいと伝える。突然の提案にホンジュは困惑した表情を浮かべる。
荷物をまとめ帰国準備をするドソン。フヨンに対し、内部機密漏洩で訴訟を起こすと宣言。これを口実に強制的にアメリカに来させるよう計画したのだった。フヨンは当然アメリカ行きを拒むと、ドソンは「これからあなたがどうするか楽しみ」と告げる。
タクシーに荷物を乗せ別れの挨拶をするドソンとフヨン。ドソンは最後に、ホンジュも連れてアメリカで会おうと言葉を残し去っていく。それを聞いたフヨンは急いでホンジュの元へ向かうも、ホンジュが決断を迷っているのに感づく。
フヨンは改めてホンジュにアメリカ行きを誘う。すると、ホンジュはフヨンの手を握り、ひと時も離れたくないほど好きだと告げる。しかし、大好きな仕事も諦めきれず韓国に残る選択を下す。ホンジュの気持ちを十分理解したフヨンは優しい笑顔で涙を流すホンジュを慰める。そしてホンジュが以前捨てた思い出の本を差し出す。
連日多忙でフヨンの出発当日も姿を見せないホンジュ。フヨンは寂し気に一人空港へ向かう。サングラスをかけ座っていると、そこへキャリーを持ったホンジュが。驚くフヨンに一緒にアメリカに行くと告げる。その言葉を聞いたフヨンは嬉しさのあまりホンジュを抱きしめ、2人はキスをする。
■見どころ・感想など
視聴率全国、首都圏共に3.1%(ニールセンコリア調べ)で幕を閉じた第8話。初回で記録した全国3.9%、首都圏4.6%を大きく下回る数字にとどまった。⇒視聴率は伸び悩んだが、話題性で有終の美…“ヒョプ様”効果はあったのか?
アメリカ行きを一度諦めたホンジュは、空港にサプライズで現れアメリカ行きを決意しハッピーエンドで締めくくった。
息子に訴訟を起こし、強制的にアメリカへ戻らせるドソンの行動にはかなり驚いた。しかし、ドソンなりに息子の将来を考えて下した決断だった様子。また、初めはホンジュの存在を嫌っていたが、最終話ではフヨンの傍にいてあげてと母親としての一面をのぞかせた。
韓国では放送終了後、全8話ともあり続編を期待する声が鳴りやまない。アメリカでのラブラブシーンや高校生時代にホンジュもフヨンが好きだったのをフヨンが知るシーンを見たいといった感想が続々。最終話のメイキング映像を心待ちにするファンも多いようだ。
本作の後のtvN月火ドラマは8月26日からは、シン・ミナ×キム・ヨンデ共演で、損をしたくなくて偽の結婚をした女性と、迷惑をかけたくなくて花婿になった男性とのラブコメ「損するのは嫌だから」を放送する。Prime Videoで配信予定。
◇ 「偶然かな。」公式番組サイト
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