「シゴトえらび」TGCとLucky Fesのイベントプロデューサーを特集　高田夏帆と三浦獠太がドラマ主演

08月21日07時00分芸能

NHK Eテレで8月21日（水）22時より放送のキャリアデザインを特集するテレビ番組「シゴトえらび」のドラマパートに高田夏帆、三浦獠太が出演する。番組サイトで予告動画が公開中だ。

実際の転職体験をドキュメンタリーとドラマで描く同番組。脳科学と心理学の専門家が、転職を決断できた理由や悩みの乗り越え方を紐解いていく。ナレーションは諏訪部順一が担当する。

今回のテーマ「イベントプロデューサー」

今回のテーマは、Ｚ世代に人気の大型イベントの裏側で活躍する“イベントプロデューサー”2人。

ひとりは…ファッションの祭典「TOKYO GIRLS COLLECTION（TGC）」のプロデューサー金子紗織さん。
元ガングロギャルで、美術大学に進み、ＩＴ企業に就職。社会人３年目、偶然 TV で見たTGCに魅せられ、中途採用の試験を受ける。その時、ギャルだったり、IT企業で働いたりした経験が高く評価される。以来、金子さんが大切にしているのは…「体験しておいて、無駄はない」

もうひとりは…およそ６万人を動員する大型野外音楽フェス「Lucky Fes」のプロデューサー矢澤英樹さん。
就活も上手く行かない中で、卒業前に留年が決定。そこで、偶然みつけてバイトからコンサート制作の道へ。その過程で、矢澤さんは、自分の価値を測る試みを見つけ出し、「俺のおかげリスト」を作成。このモチベーションをアップの方法は、心理学者もお墨付きの方法だ。

ドラマパートに高田夏帆、三浦獠太出演

ドラマパートでは、金子紗織さんを高田夏帆が、矢澤英樹さんを三浦獠太が演じる。

高田夏帆（金子紗織役）

演じた印象について

金子さんと、会う機会を作ってもらいました。まず、ガハハハって口開けながら笑う感じとか、もう何か気持ちいい方だなって思いましたね。笑　金子さんの半生を演じてみて、自分も大切にしようと思ったのは、「自分が決めたことは、これだ！」って信じ切ることです。弱気になりがちな時、このドラマを見ると金子さんパワーをもらえると思います。ほんとにオススメです。

印象に残っているのは

金子さんは、やりたいことを見つけた後、自分の決めたことだからこそ、「力ずくでも正しかった！となるよう行動し続けるのですが、その過程で金子さんは、たくさん失敗したり、挫けそうになったりするんですよ。どうしてそんなに頑張れるの？と思っていると、ここで、専門家の分析が入るんです。「そんな仕組みがあるんだ！」と納得しました。それまでの成功体験の貯金が関係していたのは意外な発見です。

三浦獠太（矢澤英樹役）

演じた印象について

「夢なんて何もないよな…」って言うシーンから撮影が始まり、その後、矢澤さんは、大学を卒業出来ず、留年が決まるんですよ。そして、流れに身を任せていたら、いつの間に、好きなものに出会えたという感じです。ここが、一番共感したところです。笑　僕も、「ああこれ好きだわ」と思ったことがなく、「気づいたらもう好きになっている」っていうことが多いので、すごくわかります。

見どころについて

何か必ずしも夢があって、目指して、ストイックで、一生懸命頑張らないと、何かが生まれないかと言われるとそうではないっていうことをすごく思わせてくれるドラマです。いろんな道があるということを気づかせてくれるので、10代で夢に悩んでいる方や多くの人に見ていただきたいなと思います。