“2週連続夏はジブリ”23日『となりのトトロ』、30日『天空の城ラピュタ』予告と推しコメント公開中

08月22日16時34分映画
©1988 Studio Ghibli / ©1986 Studio Ghibli

『金曜ロードショーとジブリ展』も残すところ広島展と秋田展。そんな中、金曜ロードショー手は、今年の夏もジブリ!明日8月23日は『となりのトトロ』(88)、30日は『天空の城ラピュタ』(86)を放送する。番組サイトには次回の予告と推しコメント動画が公開中だ。



■金曜ロードショーとジブリ展

・広島展:2024.7.13(土)~9.23(月・振休)
・秋田展:2024.10.12(土)~2025.1.13(月・祝)



第1夜(8/23)『となりのトトロ』

『となりのトトロ』は宮崎駿が原作、脚本、監督を手がけた珠玉の名作。物語は1950年代を背景に、入院中の母のために田舎へ越してきた幼い姉妹(サツキ・メイ)が、子供しか会えない不思議な生き物“トトロ”との交流を描く冒険ファンタジー。1988年の劇場公開では、『火垂るの墓』と同時上映された本作。『トトロ』は心温まるファンタジー、『火垂る』は戦争の悲惨さを訴えた号泣もの。真逆すぎる2作品が同時上映された。興行的に苦戦したが、1989年のテレビ放送をきっかけに人気に火がつき、今では日本中の子どもたちに大人気キャラクターとなり、テレビで繰り返し放送されるスタジオジブリの代表作となった。

トトロやマックロクロスケ、ネコバスなどの愛らしいキャラクターは、何度も見ても飽きない。スタジオジブリが描く田舎の景色は、コロナ禍の中で帰省を諦めた方はもちろん、田舎を持たない方にも郷愁を誘う。


■あらすじ

小学6年生のサツキ(日高のり子)と4歳のメイ(坂本千夏)は、入院中のおかあさん(島本須美)に空気のキレイな土地で静養してもらうために、おとうさん(糸井重里)と一緒に田舎に引っ越してきた。新しい家は、大きなクスノキの近くに建っているおんぼろ屋敷。到着早々、メイは家に隠れていた小さくて真っ黒なオバケ“マックロクロスケ”を発見。近所のおばあちゃん(北林谷栄)からそれが“ススワタリ”だと教えてもらう。新しい土地での生活に慣れ始めたころ、メイの前に2匹の不思議ないきものが現れた。うれしくなったメイはその生き物の後を追いかけていくと巨大な生き物=トトロと出会う。メイから話を聞いたサツキはトトロに会いに行こうとするのだが…。


【となりのトトロ】

監督・脚本・原作:宮崎駿
出演:日高のり子/坂本千夏/糸井重里/島本須美/高木均/北林谷江ほか
音楽:久石譲
歌:「さんぽ」 作詞/中川李枝子 「となりのトトロ」作詞/宮﨑駿 作・編曲/久石譲 歌唱/井上あずみ





第2夜(8/30)『天空の城ラピュタ』

『天空の城ラピュタ』は、宮崎駿監督が『ガリヴァー旅行記』に登場する空に浮かぶ島「ラピュタ」にインスパイアされて製作した1986年公開の冒険ファンタジー映画。物語は、20世紀初頭の西欧を背景に、空から降ってきた少女シータと彼女を助ける見習機械工のパズーが、空中の浮島ラピュタ帝国を巡る冒険を描いている。

ラピュタは古代のラピュタ人が住んでいた空中要塞で、飛行石という巨大な結晶によって空に浮かんでいます。映画には、飛行機やロボットなどの奇想天外なメカも登場し、前向きな主人公たちが愛と勇気で困難を乗り越えていく姿が描かれている。シータとパズーの純粋な絆や、空中海賊や鉱山で働く人々の深い愛情も感動を呼び、アクションシーンはスピード感あふれる迫力満点の展開となっている。


■あらすじ

空に浮かぶ伝説の島、ラピュタを発見したものの、人々に信じてもらえないまま亡くなった父を持つ、見習い機械工のパズー。彼はある日、空から落ちてきた少女シータと出会う。彼女は胸に青く光る石のペンダントを身につけていた。実は、彼女はラピュタの王位継承者であり、そのペンダントこそが空に浮かぶ力を持つ“飛行石”だったのだ。ところが、二人はラピュタを捜索している国防軍に捕まってしまい、シータを残してパズーだけが釈放されることに。彼は、同じく飛行石を手に入れようとしていた空中海賊ドーラ一味の協力を得て、シータを国防軍の手から救い出す。そして、とうとう伝説の島ラピュタと遭遇することになるが……。


【天空の城ラピュタ】

監督・脚本・原作:宮崎駿
音楽:久石譲
挿入歌:「君をのせて」作詞:宮﨑駿 作曲:久石譲 歌:井上杏美(徳間ジャパン)
出演:田中真弓/よこざわけい子/初井言榮/寺田農/常田富士男/永井一郎ほか。



2作とも何度見ても、新鮮な驚きと楽しさを届けてくれる夏にピッタリの珠玉の名作。

日本テレビ「金曜ロードSHOW!」番組公式サイト