映画『ホワイトバード はじまりのワンダー』公開日決定、予告編&日本版ポスター解禁

09月05日09時00分映画

世界的大ヒット作『ワンダー 君は太陽』の、もうひとつの物語『White Bird』が『ホワイトバード はじまりのワンダー』の邦題で12月6日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他にて全国公開することが決定し、予告編&日本版ポスターが解禁となった。



2018年、10歳の少年オギーが「人に親切にすることで心を変えられる」とのメッセージで感動を呼んだ映画『ワンダー 君は太陽』が大ヒットし、興行収入320億円を超えた。オギーは見た目に関わらず学校でいじめに直面しながらも家族の支えで困難に立ち向かう姿が心に残る。「正しいことよりも親切なことを選ぶ」という台詞が多くの人々に影響を与え、今なお新たなファンを惹きつけている。

その後、原作小説「ワンダー」の作者R・J・パラシオが新作「ホワイトバード」を発表。前作でオギーをいじめたジュリアンとそのおばあちゃん・サラの物語が描かれる。ジュリアンは退学後に自分の居場所を失い、サラは自身の「衝撃の過去」を告白することで彼を導こうとする。

公開された予告編では、ジュリアンに対して「あなたは退学させられたのではなく、自らやめたのだ」とサラが語り、過去のナチス占領下のフランスが舞台となる。サラが過酷な状況から救われる様子が描かれ、ジュリアンがその話を聞いてどのように決断するのかが焦点となる。日本版ポスターには、少女時代のサラと彼女を助けたジュリアンの純粋な瞳が映し出され、「やさしさこそ、ほんとうの強さ」とのメッセージが添えられている。

前作のジュリアン役にブライス・ガイザー、サラ役にヘレン・ミレン、サラの少女時代をアリエラ・グレイザーが演じる。監督は『チョコレート』『ネバーランド』のマーク・フォースターが担当し、冬に公開されるこの新作が再び心温まる物語を届ける。

YouTube|予告編(YouTubeリンク)


■あらすじ
いじめによって学校を退学処分になったジュリアンは、自分の居場所を見失っていた。そんな中、ジュリアンの祖母のサラがパリから訪ねて来る。あの経験で学んだことは、「人に意地悪もやさしくもしないただ普通に接することだ」と孫の口から聞いたサラは、「あなたのために話すべきね」と自らの少女時代を明かす。時は1942年、ナチス占領下のフランスで、ユダヤ人であるサラと彼女の両親に危険が近づいていた。サラの学校にナチスが押し寄せ、ユダヤ人生徒を連行するが、サラは同じクラスのジュリアンに助けられ、彼の家の納屋に匿われることになる。クラスでいじめられていたジュリアンに何の関心も払わず、名前すら知らなかったサラを、ジュリアンと彼の両親は命がけで守ってくれる。日に日に二人の絆が深まる中、終戦が近いというニュースが流れるのだが──。

■映画概要
監督:マーク・フォースター 『ネバーランド』『オットーという男』
脚本:マーク・ボムバック、R.J.パラシオ
出演:アリエラ・グレイザー、オーランド・シュワート、ブライス・ガイザー、ジリアン・アンダーソン、ヘレン・ミレン
2024年|アメリカ|英語・仏語|121分|カラー|スコープ|5.1ch|原題:White Bird|字幕翻訳:稲田嵯裕里|映倫区分:G
配給:キノフィルムズ クレジット:© 2024 Lions Gate Films Inc. and Participant Media, LLC. All Rights Reserved.

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