「SHOGUN-将軍-」世界的ヒットの理由を探る　NHK「クローズアップ現代」11日放送

09月06日13時48分芸能

９月1１日（水）のクローズアップ現代は、俳優の真田広之がプロデュース・主演を務め世界的なヒットとなったドラマ「SHOGUN -将軍-」を取り上げ、ヒットの理由を紐解く。NHK プラスにて18日(水)まで見逃し配信する。

ハリウッド製作の真田広之がプロデュース・主演を務めるドラマ「SHOGUN-将軍-」が、米国エンターテインメント界で最も権威あるエミー賞（授賞式は日本時間2024年9月16日）で、ドラマシリーズ部門において主要部門を含む最多の25ノミネートを記録した。

これにより、日本人俳優11名が史上最多となる候補者に名を連ねている。真田広之の主演男優賞、アンナ・サワイの主演女優賞、浅野忠信や平岳大の助演男優賞など、数多くの日本人俳優が歴史的な快挙を成し遂げる可能性に注目が集まっている。

背景には、白人以外の役柄に白人俳優を配役する“ホワイトウォッシング”への批判を受けたハリウッドが、多様性重視へと舵を切ったことなどがある。そんな中、ドラマ「SHOGUN-将軍-」が世界からどのように評価されるのか、またハリウッドの変革が日本のエンタメ界にどのような影響をもたらすのかが注目されている。

画像提供：NHKより

番組では、制作を指揮したプロデューサーや脚本家などのキーパーソン、さらに主演女優アンナ・サワイへの独占インタビューを実施。期待が高まる授賞式を前に、「クローズアップ現代」が日本コンテンツ新時代の幕開けを捉えた。

画像提供：NHKより

主演女優アンナ・サワイコメント(番組インタビューより)

Q. 今回の作品の画期的なところは？
プロデューサーに真田広之さん、宮川絵里子さんという日本人がいることです。それで時代劇をやっている日本人スタッフをアメリカまで引き連れていき、正しい情報を海外のクルーに伝えて、みんなでコラボレーションするというのが、私の経験では初めてでしたので、すごくよかったと思います。ショーランナー（＝現場責任者）のジャスティンとレイチェルは、自分の作品だからあまり変えたくないと考えるのが当然だと思うのですが、そこは日本人のクルーに任せます、よりよく作品を仕上げましょうという、その心の在り方が素晴らしかったと思います。