NHK 「心に届け、俳句甲子園2024」9月29日放送決定 ナレーターは門脇麦

14時20分 
(14時31分 更新)
芸能

俳優・門脇麦が高校生の青春俳句ドキュメンタリーのナレーターを務める「俳句甲子園2024」が、NHK Eテレにて9月29日16時から放送することが分かった。



番組では、大会の1ヶ月半前から2つの学校に密着し、17音に夢中になる高校生たちの青春ドラマを描く。

俳句に情熱をかける高校生たちにとっての夢の舞台「俳句甲子園」。今年8月、愛媛県松山市で行われた大会には全国から予選を勝ち抜いた32チームが集まり、熱戦を繰り広げた。

神奈川・洗足学園中学高等学校では、俳句に恋する女子高生に出会った。彼女が詠んだ一句は「カットメロン角透けかけてをりにけり」。大好きな「写生句」へのこだわりが詰まった勝負の一句だ。大会の最後には涙の結末が待っていた。

沖縄・興南高等学校では、「地球の裏側にお互いがいる」と語る、全く異なるスタイルの2人に出会った。「稲妻に淵の蒼さの深まれる」と「稲妻すとんファミレスの友だと抜きください」と詠む彼ら。大会本番では、友の句を深く理解しアピールする姿があった。

快進撃を続け、決勝リーグの大舞台に挑む。チーム全員が一丸となり、審査員の心を動かす一句とは。俳句甲子園2024のナレーターを務め、自身も小学生の頃に俳句を詠んでいたという俳優・門脇麦は、「読んでいて何度も泣きそうになった。高校生の葛藤や輝きが愛おしい」と語る。 コメント全文は以下の通り。

俳句■門脇麦のコメント
「俳句甲子園の存在は知っていたのですが、今回改めて見て、高校生の素直で、奇をてらっていない感覚で、17音に思いを閉じ込める姿って、尊いなって思いました。読んでいて、何度も泣きそうになりました。高校生の葛藤、きらめき。すべてが愛おしく、輝いています」

【放送予定】
9月29日(日)16:00~<Eテレ>

NHK「俳句甲子園」番組サイト