NewJeans、「ETA」が口コミで広がりチャート逆走、再び上昇中
世界最大の音楽ストリーミングプラットフォームSpotifyによると、NewJeansの2nd EP『Get Up』に収録されているトリプルタイトル曲の一つ「ETA」が、10月5日付けの「デイリーバイラルソングアメリカ」チャートで41位にランクインした。3日には79位で再びチャートに入り、翌日には56位まで上昇。その後さらに15ランクアップし、41位に到達した。YouTubeにてパフォーマンスバージョンのミュージックビデオが視聴できる。
イギリスのチャートでも、4日に65位で再チャートインし、5日には51位にまで順位を上げた。さらにカナダ、ニュージーランド、デンマーク、オーストラリア、アイスランド、ノルウェー、アイルランドなど世界の9カ国・地域でSpotifyのデイリーバイラルソングチャートにランクインし、連日大きく順位を上昇させている。
Spotifyのデイリーバイラルソングチャートは、再生回数や共有頻度が急増した曲を集計してランクを決定するため、音楽市場のトレンドを反映する重要な指標とされている。実際に「ETA」のストリーミング再生数は9月30日以降急増しており、9月には日間30〜35万回程度だった再生数が、10月に入り一気に倍増。1日に56万回、2日には66万回、4日には84万回に迫る勢いとなっている。
リリースから1年2ヶ月が経過した「ETA」のこのようなストリーミング増加は異例で、通常はリリース後時間が経つと再生数が減少するが、この曲はむしろ注目度が高まり続けている。NewJeansの楽曲は長期間にわたり愛される傾向があり、その人気パターンの一環と言える。
最近では、有名なストリーマーがライブ配信で「ETA」を流し踊ったことがきっかけで、ソーシャルメディアでの言及が増加。これに伴い、TikTokやX(旧Twitter)などで「ETA」を使った動画が拡散され、ダンスチャレンジブームが再燃している。この広がりによって「ETA」はアメリカのApple MusicのK-POPチャートで1位に輝くなど、熱い注目を集めている。
昨年7月にリリースされ、米ビルボード「Hot 100」にもランクインするなど、韓国国内外のチャートを席巻した「ETA」が再び世界的なブームを巻き起こすか注目されている。
さらにNewJeansは、25日に世宗文化会館大劇場で開催される第11回イーデイリー文化大賞にて、フロンティア賞を受賞する予定。フロンティア賞は、公演芸術の発展に寄与した文化芸術家や団体に贈られる賞となっている。
◇YouTube|NewJeans (뉴진스)「ETA」Official MV (Performance ver.)