「私のヘリへ～惹かれゆく愛の扉～」今度はシン・ヘソンからイ・ジヌクに別れを告げる…視聴率また上昇【第5話ネタバレ】

10時20分　ドラマ

10月7日に放送されたGinie TVのオリジナルドラマ「私のヘリへ～惹かれゆく愛の扉～」第4話の視聴率は、首都圏で2.8%、全国で3.2%と自己最高記録を更新した。

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U-NEXTでも独占見放題配信開始した第5話のあらすじと見どころを紹介する。第5話は、エレベーターでヒョノ（イ・ジヌク）とキスをしたウノ（シン・ヘソン）が、翌日自宅で目を覚ますシーンから始まった。ウノはヒョノがまだ隣にいることに驚きながらも、喜びを隠しきれなかった。その後、ウノを献身的に世話する現在のヒョノと、冷たく去った過去のヒョノの姿が重なり、彼らの過去が描かれた。

「私のヘリへ～惹かれゆく愛の扉～」って？

本作は、新しい人格を持ったテレビ局のアナウンサーチュ・ウノと、トラウマを抱えていたことを隠している彼女の同期で元恋人のチョン・ヒョノが繰り広げる再生ロマンスだ。⇒【各話のあらすじ・関連記事】

■キャスト

チュ・ウノ役：シン・ヘソン
チュ・ヘリ役：シン：ヘソン（二役）
チョン・ヒョノ役：イ・ジヌク
カン・ジュヨン役：カン・フン
ペク・ヘヨン役：チョ・ヘジュ

■第5話あらすじ（ネタバレ）

3年前、非婚主義を貫くヒョノに、ウノは「8年間も付き合ったのに、結婚する気がなかったらこんなに長く続かなかったはず。そうだったら早く別れていた」と問い詰めた。ヒョノはウノの手を振り払い「8年付き合おうが8週間付き合おうが、別れるのは同じだ」と冷たく、彼のやり方でウノのために別れを選んだのだった。

かつての辛い記憶をフラッシュバックしながらも、ヒョノとキスを交わした翌朝、目覚めたウノの傍にはヒョノがいた。不思議なことにウノは12時間寝続けていた。ウノの目覚めを待っていたヒョノは、彼女をパニック障害と見立てて病院に連れて行こうとする。

「通院している病院がある」と伝えたウノは、ヘリの姿で通っていた病院を訪れ、医師に会って「何も思い出せない」と混乱を訴えた。ウノがヘリを自分の妹だと明かした。幼少期両親を事故で失った姉妹は遠縁の祖母の協力を得ながら、ウノがヘリの保護者となった。しかし、友人を作ろうとしないヘリを無理無理に追い立てて大学の卒業旅行に行かせたところ、ヘリが失踪してしまった。祖母も亡くなり、ウノの人生は一変した。

ウノは失踪した妹ヘリの夢を代わりに生きることを決心し、夜はヘリとして駐車場で働く二重生活を始めたのだった。ところがいつしか解離性同一性障害を患うようになった。ウノは医師に「一度彼女のように幸せに生きてみたかった」と本音を打ち明け、「それで幸せになれた？」という質問には「3年間彼女として生きたけど、全然」と切なく答えた。

一方、ジュヨン（カン・フン）もまた、ウノとヘリの関係に疑念を抱き始めた。特別番組の取材中、ウノの同僚のチョン・ジェヨン（ユン・ジュマン）に出会い、「ウノの妹と話しているのを見たことがある」と言われ、ジュヨンはポータルサイトでウノの名前を検索した。すると、ウノとヘリがそっくりな顔をしており、さらにヘリが過去に「一人っ子だ」と言っていたことを思い出し、疑問を抱いた。すぐにヘリの家を訪れたジュヨンは、家の前でヒョノと恋人のような雰囲気で一緒にいるヘリを見て、混乱した。

ウノとヒョノの幸せな日常は、ヒョノがスジョン（イ・フィラ）から電話を受け急いでウノの家を去ったことで、壊れてしまった。3年前、ウノはヒョノを引き止め、「もう結婚しようなんて言わない、ごめん」と泣き崩れたが、ヒョノは「もう終わりにしよう」と一線を引いた。現実に戻ったウノの表情は固まっていた。

やがてヒョノが戻って来てドアをノックした。雨に濡れながら「たまにはこうして苦しんでくれ、ウノよ。そうしてくれないか、ウノよ」と頼むヒョノ。それはまた付き合うということだった。しかし、ウノは「いやと、私は絶対に苦しまない。見返すように幸せに生きてみせる」と言い、「さようなら。挨拶はこうするんだったよね？」とかつてヒョノが言った言葉を笑顔で返した。「さようなら、チョン・ヒョノ」とドアを閉めた。今度の別れはウノからだった。

ウノへの愛情は痛いほど分かったヒョノ。なぜ彼がこれほど非婚主義を貫いたのかはエピローグで明かされた。ヒョノが葬儀場で誰かに向かって「どんな女が俺と結婚するんだ。おばあさんたちの面倒を俺が一人で見ないといけない。ここは俺には暮らしやすいが、他の人には地獄だ」と独り言のように言った。そして、「結婚はしたいんだな？」という問いかけに何も答えられず、ウノへの愛と切なさが伝わってきた。

次回第6話は10月8日に放送される予定。予告動画はYouTubeにて公開中だ。