藤原竜也が事件を解明したが、ヒルコの謎は残る「全領域異常解決室」第1話ネタバレ

18時46分　ドラマ

神隠し事件の残り5件は未解決のまま。ヒルコとは一体何？藤原竜也の抑えた演技も話題の「全領域異常解決室」（水、22時、フジ）の第２話が10月16日に放送される。予告動画は番組公式サイトで公開されている。

フジテレビ水10ドラマ「全領域異常解決室」とは
藤原竜也が主演する「全領域異常解決室」は、身近な現代事件×最先端の科学捜査では解明できない“不可解な異常事件”を解決していく１話完結型ドラマだ。その第1話が10月9日に放送された。

■第1話ネタバレあらすじ

警視庁音楽隊カラーガードの雨野小夢（広瀬アリス）は、ある日突然「全領域異常解決室」、への出向を命じられる。室長は宇喜之民生（小日向文世）、室長代理は興玉雅（藤原竜也）だ。「全決」とは大和朝廷時代からある世界最古の捜査機関で、超常現象のような“不可解な事件”を捜査する内閣官房直轄の機関だという。

興玉は、現在捜査している「神隠し事件」について小夢に説明する。最初の事件は半年ほど前に起こった。現場に残されていたのは服と持ち物、そして大量の血液。遺体は見つからず、まるで人間の身体だけが消えてしまったようだ。その後、ネット上に「これは『神隠し』である」「私は神の一柱、ヒルコである」という犯行声明が出た。その後も同じような事件が相次ぎ、ヒルコはその度に声明を発表している。

警部の荒波健吾（ユースケ・サンタマリア）は興玉たちに怪訝な表情を浮かべながらも、重要人物として捜査している松宮瑠偉（吉村界人）について説明する。松宮は元々、メン地下アイドルグループに所属していた。今まで起きた８件の神隠し事件のうち、彼は直近の３件で第一発見者になっており、３人全員が松宮とデートを重ねる熱狂的なファンだった。ただ、松宮にはアリバイがあった。松宮は動画サイトに投稿していたが、以前はあまり視聴されていなかった。しかし、ヒルコについて話始めると、急に視聴者数が増えてきた。

興玉は松宮の妻・ひより（志田未来）に話を聞く。ひよりもアイドルとして活動していたが、松宮をもっと売るために自分は影から支えていた。

そんな時、神隠し事件の第6番目、7番目の被害者の遺体が見付かった。捜査会議で小夢が意見を求められた。小夢は自分の考えを話したが、輿玉に却下された。その時、松宮の動画サイトでひよりが緊急生配信をし始めた。自分が妻であることも継げ、松宮が嘘などつかないと言い出す。すると輿玉は「ひよりさんがあぶない」と飛び出した。

ひよりが襲われていた。それは、8番目の被害者と考えられていた駿河美鶴だった。実は、6番目の被害者・相原樹里と7番目の被害者・生駒雲母と美鶴は松宮の人気を出すために、自作自演で事件をでっち上げていたのだ。しかし、松宮を独り占めしたい美鶴は二人を殺したのだ。さらに、この事件を考えたのは、妻のひよりだった。夫を理解したふりで、関係のあるファンのことも理解しているようにしていたが、復讐をしたのだった。

神・ヒルコを興玉雅（藤原竜也）は解明できるのか？

第1話で起きた神隠し事件の半分は神隠し事件を模倣したものだった。それについては輿玉が見事に解明したのだが、まだ、前半の神隠しは解明できていない。16日に放送される第2話も「ヒルコ」を名乗る犯人により「キツネツキ」の事象が発生する。ヒルコとはいったいなんなのか？

ドラマにちなみ、広瀬アリスが東京湾岸警察署の1日署長に

10月６日（日）に「東京湾岸防犯のつどい」が行われ、広瀬アリスが東京湾岸警察署の1日署長を務め、地元の子どもたちも集まる中、犯罪が差し迫った際の心構えや行動を、署員の方がクイズ形式で丁寧にレクチャーしたという

Ｓｋｙ×全決のコラボCMも話題に

第１話から、各種システムの設計・開発・テストやソフトウエアの企画・開発・サポートに携わる「Ｓｋｙ株式会社」とコラボレーションしたCMが放映された。４話以降には主演の藤原さんに加え、本作で警視庁捜査一課の巡査部長・北野天馬を演じる小宮璃央も登場することが発表になっている。藤原竜也が出演している「Ｓｋｙ株式会社」CMは評判もよく、モノマネ芸人が藤原竜也のモノマネをするときによく使われるほどだ。そんな「Ｓｋｙ株式会社」とのコラボCMは視聴者の話題をさらった。

■第2話あらすじ

名門進学校として知られる葛乃葉（くずのは）女子高等学校で、集団失神が相次いでいた。今回も謎の神ヒルコを名乗る人物から犯行声明が出され、「全決」の興玉雅（藤原竜也）と雨野小夢（広瀬アリス）は究明に向けて調査を始める。

学校に赴いた二人は、剣持日向（清乃あさ姫）を紹介される。興玉は学校の裏庭に多数の花が手向けられているのを発見する。２ヶ月前に、当時の生徒会長・白石一香（井上音生）が飛び降りていたのだ。白石と剣持は生徒会長と副会長で、さらに同じ生物部の親友だったという。１ヶ月ほど前には大人気だった歴史教師・池神春来（中尾暢樹）も失踪していた。

学校の周辺を探索していた興玉は、敷地の一画にあったはずの祠（ほこら）がなくなっていることに気づく。剣持は生物部で解体したと話す。祠の残骸を見た興玉は、「これが祟りの正体です」とつぶやく。そして翌日、興玉は全校生徒の前で事件の原因は「キツネツキ」だと話す。その内容に、教師や生徒の間に動揺が広がり…。