映画『私にふさわしいホテル』ポスター&本予告編解禁 奇妙礼太郎が主題歌を担当
主演:のん×監督:堤幸彦×原作:柚木麻子で贈る映画『私にふさわしいホテル』が2024年12月全国公開される。これに先駆けてポスタービジュアルと本予告編が解禁された。あわせて主題歌を奇妙礼太郎が担当、コメントも到着した。
『私にふさわしいホテル』は、痛快な逆転サクセスストーリー。新人賞を受賞したものの、単行本が出ない作家・相田大樹(中島佳代子)は、大御所作家の酷評に悩んでいる。彼女は「山の上ホテル」に宿泊し、成功を夢見る中、大手出版社の先輩編集者の力を借りながら、文学界でのし上がっていく。ズタボロになりながらも立ち上がる彼女の姿が描かれた。共演には、田中みな実、服部樹咲、髙石あかり、橋本愛、橘ケンチ、光石研、若村麻由美など実力派&超豪華な俳優陣の面々。各々が超個性的なキャラクターを演じている。
この度、新たに解禁された本予告編の映像は、「男尊女卑クソじじい!」と睨みつける加代子の並々ならぬ憤りを感じさせるシーンからスタート。大御所作家・東十条宗典の書評により、不遇な新人作家となってしまった加代子が売れない作家として辛酸をなめる日々から脱却しようと逆襲を決意する姿が描かれていく。東十条の仕事部屋に乗り込み、原稿にシャンパンをかける暴挙からはじまり、他人のフリをして東十条のお金で豪遊、果てには東十条の家庭崩壊を目論見…!?
一見、破天荒に見える行動をとる加代子だが、それもこれもすべては、作家として活躍するという“夢を叶える!”との想いが故。「本当の才能を生かす方法を思いついた」と編集者・遠藤は何やら企み、加代子も「もちのろんです!」と決意を新たにする。“しがらみだらけの文学界を舞台に文壇下剋上が始まる”というナレーションと共に「私ひとりで出来レースを覆しますから!」と宿敵・東十条と文学界へ挑む加代子の姿が収められている。
奇妙礼太郎ミュージシャンの奇妙礼太郎が担当した主題歌「夢暴ダンス」は、奇妙礼太郎BANDでバンドマスターを務める中込陽大と共同制作され、奇妙本人が詞曲を担当、BANDメンバーとレコーディングが行われた。本楽曲の歌詞について、奇妙は「主人公の衣装がどんどん変わってゆく楽しさと、夢を手に入れる強靭な行動力が詩のイメージのはじまりというかすべてです」、と楽曲が生み出されたきっかけを語り、さらに映画本編についても「抑えきれない衝動を爆発させ続ける主人公。いろんなものが吹き飛んだ後、奥に人を感じるというか、まっすぐに飛んでくる物があって、しばらく動けない」とコメントしている。
満面の笑みを見せる加代子、苦悶の表情で加代子を追いかける東十条、そんな二人に意味深な視線を送る遠藤の三者三様の姿と切り取られたポスタービジュアルも併せて解禁!加代子が憧れ、多くの文豪たちが愛した「山の上ホテル」の外観のイラストや手書きの原稿やシャンパンなど劇中で重要となるモチーフがあしらわれている。
本予告/YouTube
原作︓柚⽊⿇⼦『私にふさわしいホテル』(新潮⽂庫刊)
監督︓堤幸彦
主演︓のん
製作幹事︓murmur 配給︓⽇活/KDDI
(C)2024「私にふさわしいホテル」製作委員会
◇映画公式サイト