「私のヘリへ」失踪後に現れたシン・ヘソンはウノなのか、ヘリなのか？【第9話ネタバレ】

09時13分　ドラマ

21日に放送されたENA・Genie TVドラマ「私のヘリへ～惹かれゆく愛の扉～」第9話では、チュ・ウノ（シン・ヘソン）が失踪後、かつての恋人チョン・ヒョノ（イ・ジヌク）と再会した。U-NEXTでも独占配信したこの回のあらすじと見どころを紹介する。

第9話の視聴率は全国基準平均3.3％で首都圏3.6％だった（ニールセンコリア調べ）。

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「私のヘリへ～惹かれゆく愛の扉～」って？

本作は、新しい人格を持ったテレビ局のアナウンサーチュ・ウノと、トラウマを抱えていたことを隠している彼女の同期で元恋人のチョン・ヒョノが繰り広げる再生ロマンスだ。⇒【各話のあらすじ・関連記事】

■キャスト

チュ・ウノ役：シン・ヘソン
チュ・ヘリ役：シン・ヘソン（二役）
チョン・ヒョノ役：イ・ジヌク
カン・ジュヨン役：カン・フン
ペク・ヘヨン役：チョ・ヘジュ

■第9話あらすじ：あなたの名前（ネタバレ）

ジュヨン（カン・フン）の心は焦り続けた。以前、ウノに「自分の彼女であるヘリ（シン・ヘソン）はウノの別の人格である」と聞いたからだ。解離性同一性障害を患い、別の人格と心を通わせたことに絶望しながらも「待つ」と切ない気持ちを見せた。

数日間、ウノの行方がわからない状況が続き、ジュヨンはウノの過去の映像を観ながら「こうしてでも会えてよかった」と寂しさを紛らわせた。しかし会いたさは募り、ヒョノ（イ・ジヌク）を訪ね、ウノについて尋ねた。さらには、自分をウノの別人格であるヘリの彼氏だと名乗った。

ヒョノは「別の人格って、それはどういう意味ですか？」と聞き返した。「ウノが多重人格？でも、別の人格でヘリはウノの妹ではなかったか？」「じゃあ、妹と付き合っていたってこと？」「でもその妹は今、ウノで…じゃあ、ウノと付き合っていたってこと？」と混乱した様子を見せた。そしてこれまでのウノの奇妙な行動を振り返り、理解し始めた。

ジュヨンは動揺することなく「私たちは好き同士でした」と言い、「私はウノの中にいるヘリを愛しています」と告白した。さらに「どれだけ待ってもヘリさんは現れないから、ここまで来ました」と言い、「先輩はウノアナウンサーがどこにいるかご存知ですか？私はウノに会いたい。ウノさんにでも会って、話したいことがたくさんあるんです」と打ち明けた。さらに「障害は病気そのものです。ウノさんがとても苦しんでいたということです。突然姿を消すほど、本当に苦しんでいたんです。先輩はそういうことが気にならないんですか？知りたくて聞きます。先輩にとって何が大事なんですか？」と問いかけた。ヒョノはその質問に何も答えることができなかった。

その後、ヒョノはウノが通っていた病院や駐車場の管理所などを訪ね、彼女捜し回った。自分のせいでウノが病気になったという自責の念にかられ、声を出して泣いた。

そんな中、会社のウノの席の電話が鳴りやまず、ヒョノが受けると警察署からだった。警察に向かったヒョノは、自分がヘリだと名乗るウノと対面した。

■見どころ、視聴者反応、次回予告

第9話プロローグで、ウノの妹ヘリ（キム・シウン）が大学の卒業旅行で行方不明になった顛末が描かれた。

ウノとヘリの2人の人格を演じ分けるシン・ヘソンが不在だったこの回は、ヘリに会うためにネットでウノの動画を探すジェユンを演じるカン・フンの切ない想いが切なく胸に響いた。また、ウノの病気以上に、ヘリという別人格であってもウノが自分以外に好きな男性がいたことにショックを受けたヒョノ。身勝手と言われようがそれが恋する者の心理かもしれない。そしてその病気が自分が突き放したせいだと声をあげて泣くイ・ジヌクにも泣かされた。

SNSには、「解離性同一性障害という難しい病気を演じれるシンヘソンはすごいし、個人的に赤い袖先のときには魅力を感じれなかったカンフンにめちゃめちゃ引き込まれる。」「私のヘリへ観るためにユネク入っても後悔しないくらい良質なドラマすぎる」「私も無性にヘリに会いたい」と言ったコメントが寄せられている。

次回は、この2人に加えてヒョノとは兄弟同然で、ウノにぞっこんのムン・ジオン（カン・サンジュン）が参加して、ウノでありながら同時にヘリでもある一人の女性を巡り、それぞれ自分がウノの保護者になるべきだと口論を始め、さらにややこしくなりそうだ。

第10話予告が先行公開された。

◇YouTube「나의 해리에」EP10予告

「私のヘリ～惹かれゆく愛の扉～」は、毎週月・火曜日22時からGinie TV、ENAにて放送され、その後23時30分からU-NEXTオリジナルドラマとして独占見放題配信される。