「私のヘリへ」シン・ヘソン、涙のキスエンドで再び動き出すロマンス…視聴率自己最高更新【第10話ネタバレ】

12時10分 ドラマ
画像:「나의 해리에게」放送画面・YouTube予告よりキャプチャー

22日に放送されたENA・Genie TVドラマ「私のヘリへ ~惹かれゆく愛の扉~」第10話では、ヘリになりたかったウノ(シン・ヘソン)の葛藤と、最後にヒョノ(イ・ジヌク)との涙のキスで、お互いの愛を再確認した。U-NEXTでも独占配信したこの回のあらすじと見どころを紹介する。

なお、第10話の視聴率は全国基準平均3.6%で自己最高、首都圏も3.7%だった(ニールセンコリア調べ)。

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「私のヘリへ ~惹かれゆく愛の扉~」って?

本作は、新しい人格を持ったテレビ局のアナウンサー チュ・ウノと、トラウマを抱えていたことを隠している彼女の同期で元恋人のチョン・ヒョノが繰り広げる再生ロマンスだ。⇒【各話のあらすじ・関連記事】


■キャスト

チュ・ウノ役:シン・ヘソン
チュ・ヘリ役:シン・ヘソン(二役)
チョン・ヒョノ役:イ・ジヌク
カン・ジュヨン役:カン・フン
ペク・ヘヨン役:チョ・ヘジュ


■第10話あらすじ:3人(ネタバレ)

目の前の彼女(シン・ヘソン)がウノなのかヘリなのかわからないまま警察署から連れて出たヒョノ(イ・ジヌク)。彼女の腕に深い傷があることを確認したヒョノは、バスの中でウノと過ごした日々を振り返った。

アパートに着くと、彼女はヘリの部屋を選んだ。暗証番号はヒョノの誕生日。後を追って部屋に入ったヒョノは、なんと呼べばいいのか悩む。着替えを探しにウノの部屋に向かったヒョノは、ヘリの日記を見つけて読み進め、彼女の思いを知る。ヘリの部屋に戻ったヒョノは「何と呼べばいいのか知りたいんだけど…僕を覚えてない?」と聞くと、彼女は静かに「チョン・ヒョノ」と呟いた。

一方、ジュヨン(カン・フン)はヘリを忘れられずに苦しみ、習慣的に電話をかける。ヒョノがその電話を受け取り、ジュヨンは「今、どこにいるんですか? ヘリさんはどうなんですか?」と質問攻めにする。ヒョノは「ウノが戻ったから」とだけ答えて電話を切った。そして携帯に残された彼からの多数の不在着信に気づく。

ジュヨンはそのままヘリのアパートに駆けつけた。ジウン(カン・サンジュン)までが駆けつけ、眠る彼女を残して男3人はそれぞれ自分が彼女の面倒を見るべきと主張する。結局、8年間付き合った元カレで年長者ということを理由にヒョノが強引に2人を帰らせた。

ところが、翌朝ジュヨンはアパートの前で夜を徹して待っていた。ヒョノと並んで階段を下りる彼女に「ヘリさんでなくてもいい、僕を愛さなくてもいいから幸せになってほしい」と溢れる愛情を見せるジュヨンに、彼女は近づき抱きしめた。

しかしジュヨンと2人になると「私はウノよ。本当にヘリになりたかった。彼女がなぜ幸せになりたかったのか知りたかったから」とキイ村でヘリになろうとした1カ月を話した。しかし、腕に傷を付けてもウノはヘリにはなれなかった。「私は一度も幸せだったことがないの。たった一度も」と言い、過去にヒョノの腕の中にいながらも、自分の苦しみと悲しみを正直に語れなかった日を振り返った。それでも「私はもうヘリにはなれないと思う、ジュヨンさん」と別れを告げた。

ウノがジュヨンを選んだと信じるヒョノは、激しい喪失感で仕事にも手がつかない。そんなヒョノを見かねてジウンが話しかけた。実はジウンはウノが1カ月過ごしたキイ村の森へ入っていった。そこで1枚のメモを見つけた。それはジュノがウノに渡したペンダントの絵だった。メモをヒョノに渡し、「全てを忘れようとしたウノが、ただ一つ忘れられなかったのがヒョノ先輩だったんだ」、ヒョノへのウノの変わらぬ愛を教えた。ヒョノはオフィスから飛び出しウノに電話をした。

その頃、「彼がもう一度戻ってくれたら、言わなきゃ」と涙を流していたウノは、電話を受けて飛び出した。

4年前に別れた階段でヒョノとウノは駆け寄り笑顔でキスをした。ウノは「言わなきゃ、ありがとう、私の愛する人って…」と心で呟いた。


■見どころ、視聴者反応、次回予告

この回では、ヒョノ、ジュヨン、ジウンの3人がそれぞれ、我こそは彼女を世話をすべきと主張するシーンが楽しい。3人の中でジュヨンがヘリへの愛を告白するシーンはたくさん描かれたが、意外にもヒョノの告白シーンは一度もなかった。そしてヒョノがいちばんウノのことを知らなかったことも分かった。そんなヒョノの初告白が警察署からの帰りのバスの中で回想シーンとして流れた。

「私に興味あるの? そんなはずないよね。」というウノに、「興味なかったら、なぜ連絡して会おうなんて言うと思う?」「わからない方が不思議だよ」とドキドキの告白。1か月が過ぎてもウノから告白への反応がないと、「もうお前のこと好きじゃない」と拗ねて、6か月間口を利かなかったり、突然ウノの前に現れてデートの申請をしたり。気まぐれなヒョノだった。

一方、結局はヒョノとウノとのキューピットになったジウンが、初めてウノに出会い、好きになった新人時代の思い出も描かれた。

エピローグでは、ウノとヒョノが家のソファに寄り添って座り、互いに見つめ合う予告映像が流れた。ウノが「会いたかった」と言うと、ヒョノも「毎日見てるのに?」と尋ねる。ウノは「うん、毎日見てたのに」と返し、二人の心の距離が縮まっていることが伝わる。傷を乗り越えた二人が愛を完成させることができるのか、残りのエピソードへの期待が高まる。

28日放送の第11話予告はYouTubeにて先行公開された。


YouTube「나의 해리에」EP11予告

「私のヘリ ~惹かれゆく愛の扉~」は、毎週月・火曜日22時からGinie TV、ENAにて放送され、その後23時30分からU-NEXTオリジナルドラマとして独占見放題配信される。



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