「私のヘリへ」イ・ジヌク、シン・ヘソンに求婚・幸せのキスエンド…3.3%で終映【第12話ネタバレ】

10月30日09時03分ドラマ
画像:ENA「나의 해리에게」放送画面キャプチャー

29日に放送されたENA・Genie TVドラマ「私のヘリへ ~惹かれゆく愛の扉~」最終回(第12話)ではヒョノ(イ・ジヌク)とウノ(シン・ヘソン)が幸せな結末を迎え、視聴率は自己最高には届かなかったが、首都圏で4.0%、全国で3.3%で幕を閉じた(ニールセンコリア調べ)。U-NEXTでも独占配信したこの回のあらすじと見どころを紹介する。

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「私のヘリへ ~惹かれゆく愛の扉~」って?

本作は、新しい人格を持ったテレビ局のアナウンサー チュ・ウノと、トラウマを抱えていたことを隠している彼女の同期で元恋人のチョン・ヒョノが繰り広げる再生ロマンスだ。⇒【各話のあらすじ・関連記事】


■キャスト

チュ・ウノ役:シン・ヘソン
チュ・ヘリ役:シン・ヘソン(二役)
チョン・ヒョノ役:イ・ジヌク
カン・ジュヨン役:カン・フン
ペク・ヘヨン役:チョ・ヘジュ


■第12話あらすじ(ネタバレ)

ヒョノは少年の心で、自身の過去についてウノに「父はギャンブルに溺れ、母はその苦しみから逃げて家を出た」と語り始めた。自分と同じ境遇のジオンやスジョン、他にも守るべき人たちがたくさんいた。それは苦労ではあったが幸せだった。だから自分を犠牲にしてでも、みんなを幸せにしたかった。君も僕が幸せにしたかった人だった。僕の不幸の代償は自分が引き受けたかったから、だから結婚できなかったと理由を明かした。ヒョノのこれまでの不幸を知ったウノは、「不幸が宝石になる」と慰めた。

その後、駐車場でヒョノは車にひかれそうになったところを、チョン・ジェヨン(ユン・ジュマン)に助けられた。ヒョノを助けて血まみれの状態で倒れたジェヨンを見て、ヒョノはショックを受けた。彼は救急車で運ばれ、放送局は混乱に陥った。ジュノが担当する9時のニュースの代役には、ヒョノしかいなかった。局長のソ・チングク(キム・ドンギュン)は「頼むから、ヒョノ。以前のことは謝るから助けてほしい」と頭を下げたが、ヒョノは断った。

次々と説得したが、自分のせいでジェヨンが負傷したことを思うと、代役を務めることなどできないと拒否した。最後にウノが会議室に入った。ヒョノは涙ながらに「不幸が宝石になると言ったが、これはどうやって宝石にするんだ」と問いかけた。ウノは「だからこそ、あなたが9時のニュースに立つべきだ」と抱きしめた。ヒョノは「負傷した人を置いてニュースを読むことはできない」と迷ったが、ウノは「あなたがうまくやれば、ジェヨンも守れる」と説得した。「守る」という言葉に、ヒョノが反応した。ウノは「ジェヨンがあなたを救ったように、今度はあなたが彼を救う番だ」と語りかけ、彼の痛みに共感し涙を流した。

その日の9時のニュースで、ヒョノは見事にアンカーを務めた。ウノの心も次第に癒される時が訪れた。専門医のイ・スンユン(アン・ソヨ)は「ウノさんの解離性同一性障害は解消された。ただし、感情の問題に再び直面するかもしれない」と説明した。ウノは「ヘリと素敵に別れるために。彼女を知る人たちに集まってもらおう」と決意を固めた。

「ヘリを知る人の集まり」は、なぜかヒョノの家で開かれた。おばあさんたちや家族、ペク・ヘヨン(チョ・ヘジュ)、駐車管理職員キム・ミンヨン(オ・ギョンファ)、そしてカン・ジュヨン(カン・フン)も招待した。一人ずつヘリに別れを告げていく中、ジュヨンは「僕は幸せになります、ヘリさん。あなたのおかげで素晴らしい時間を過ごしました」と感謝の言葉を述べた。温かい雰囲気が広がった。

その場で、ヒョノは突然ウノにプロポーズした。「ウノ、僕と結婚しよう」と言うと、ウノは驚きつつも「結婚って、そんなの…」と戸惑った。しかしヒョノは「結婚しよう、君と結婚すべきだと思う」と強く言った。ウノは喜び、ヒョノに抱きついた。

その後、二人はキノ村の花々が咲き乱れる中で、ヒョノがキスをねだり、からかいながらも最後には熱く幸せなキスを交わした。




■見どころ、視聴者反応、次回予告

この回では、他にも自分がいなくなっても別に何も変わらないとジュヨンに言われたヘヨンが、メディアNソウルを辞めてPPSに転職した。ところがヘヨンがいなくなって初めて彼女が気になりだすジュヨンの様子が描かれ、ヒョノのナレーションで「いつか恋に代わる」という予言の言葉があった。一方、ヘリそっくりのウノ見つけて驚いたヘヨンだったが、ウノは「駐車場で働いていたなんて絶対内緒だよ」と脅し、ヘヨンは「ジュヨンと別れてくれて、ありがとう」と冷静に言った。その後、ヘヨンはアナウンサー局の先輩であるウノを無視し、彼女をいじめていたジンファ(キム・テリン)に「あなたは私の元の会社で有名でした。下手すぎるから」と言いパンチを喰らわせ、視聴者を喜ばせた。

本作は、解離性同一性障害をテーマにし、特別な感動と癒しをもたらした。ここに二つのロマンスが自然に溶け込み、毎回心躍る展開を生み出した。何よりも、繊細なストーリーと演出、そしてキャラクターに完全に溶け込んだ俳優たちの演技が見事に調和し、作品の質を高めた。特にシン・ヘソンは、解離性同一性障害を抱えるウノとヘリを行き来する1人2役を完璧に演じ、対照的な魅力でキャラクターを完成させた。イ・ジヌクは、愛する恋人を手放さざるを得なかったヒョノをリアルに演じ、再びメロの名手であることを証明した。カン・フンは年下でありながら真っ直ぐな男らしさで女性視聴者の支持を集めた。チョ・ヘジュは、クールでありながら愛らしいヘヨンを演じ、ドラマのストーリーと楽しさにアクセントを加えた。

ENAでは11月4日からは、キム・セジョン×イ・ジョンウォン主演の「酔いしれるロマンス」を放送する。

「私のヘリ ~惹かれゆく愛の扉~」は、全話U-NEXTで独占見放題配信中だ。



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