3日 NHKスペシャル「トランプvs.ハリス」大統領選、民主主義の危機とは

11月02日23時44分社会

11月3日(日)21時からのNHKスペシャルでは、「混迷の世紀 最終回〝超大国・分断〟アメリカはどこへ」トランプ vs ハリス 迫る大統領選、国民の主張は二分され、社会の分断が激化することが懸念されている3日21時~NHK総合・NHKプラスで見逃し配信が行われる。



11月5日に投票が行われるアメリカ大統領選挙。激しい選挙戦が繰り広げられる一方、国民の主張は二分され、社会の分断が激化することが懸念されている。そして、世界の民主主義をけん引してきたアメリカの後退は、同時に各国・地域に深刻な影響を与えるという危機感も強まっている。
岐路に立つ民主主義はどこに向かうのか―。
ロシアによるウクライナ侵攻をきっかけに国際的な秩序が混乱し、先の見通せない世界を描いてきたシリーズ「混迷の世紀」。最終回は、国内の分断を克服できない超大国・アメリカで顕在化する危機に迫る。

間近に迫った大統領選挙に向けて、共和党のトランプは記録的なインフレや不法移民の流入で暮らしが脅かされている国民の不満の受け皿となり、支持拡大につなげている。一方、「国民を団結させる大統領になる」と宣言した民主党のハリス。移民2世で女性初の大統領を目指すハリスの分断の融和を目指す姿勢に期待の声が高まった。しかし選挙戦が本格化する中で支持率は頭打ちに。どちらが大統領になっても分断は乗り越えられず、むしろ対立は深まるのではと国民の危機感が高まっている。“民主主義のリーダー”であるアメリカが分断によって機能不全に陥れば、世界に深刻な影響をもたらすと国政政治学者のイアン・ブレマー氏は警鐘を鳴らす。大統領選をへてアメリカはどこに向かうのか。そしてアメリカが内向き化を強めていくとき、世界はどうなるのか?揺れるアメリカ国内での分断を乗り越えようとする動きのほか、危機感を抱くドイツやオーストリアなヨーロッパ各国を取材、最新の動きを伝える。

NHKスペシャル 混迷の世紀 最終回
超大国・分断 アメリカはどこへ11月3日(日)21時

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