「悪魔なカノジョは裁判官」視聴者へシーズン2の期待残して、同時間1位視聴率11.9%で終了
11月2日、「悪魔なカノジョは裁判官」最終回(12話)はシーズン2を示唆する華やかな結末で視聴者に深い印象を残した。Disney+(ディズニープラス)で全話配信中だ。
●【「Disney Plus」で独占配信の韓国ドラマ】
11月3日、視聴率調査会社ニールセンコリアによると、前日の2日に放送されたSBS金土ドラマ「悪魔なカノジョは裁判官」の最終回は、全国で11.9%、首都圏で11.3%、瞬間最高視聴率14.7%を記録し、同時間帯全チャンネルで1位、土曜ミニシリーズ1位、週間ミニシリーズ1位を獲得した。2049視聴率も4.3%を記録し、土曜日に放送された全チャンネルのすべての番組の中で1位となった。最終回まで視聴者の熱い支持を受け、さまざまな1位を総なめにして有終の美を飾った。
最終回は、生き返ったカン・ビンナ(パク・シネ)が人間に戻る機会を得る中、逃亡した連続殺人犯チョン・テギュ(イ・ギュハン)に対して裁きを下す姿が描かれた。チョン・テギュを倒した後、ビンナは悪魔バエル(シン・ソンロク)から地獄の後継者としての役割を提案されるが、人間として3年間生きることを選ぶ。その後もビンナはダオン(キム・ジェヨン)との愛をはぐくみ、法廷で正義を貫き続けるが、再び罪人を地獄に送れば人間に戻れるという提案を受け、揺れ動くという展開だった。
また、最終回では第1話と同じ場面設定があった。裁判を終え法廷を出たカン・ビンナが裁判所の見学に来た子供たちに囲まれるシチュエーションだ。
第1話前半部分では、子供たちに「裁判官ですか?」と聞かれて、「違う」と答え「悪魔!」と脅したビンナ。「正義の女神像(ユースティティア)」を指して「なぜ目を隠しているの」と聞かれると、「悪人と鬼ごっこするためで、剣はメッタ斬り(にするため)」ととんでもない答えをした最後に「正義は死んだ!必要ない!」と子供たちとシュプレヒコールした。
一方最終回ラストでは、「裁判官よ」と自ら答え、「本当は悪魔だよ」と子供たちを笑わせ、「なぜ目を隠しているの?」の質問には、「公平な裁判をするためよ。あの天秤で罪の重さを量った後に正義感を持って剣で懲らしめるの」、そして「正義は、善人は幸せになり、悪人は罰を受ける」と模範解答。そして「善い判事ですか、それとも悪い判事ですか?」と聞かれると、カン・ビンナは顔を上げて、「地獄から来た判事」と答え、意味深な微笑を残した。
本作は、エリート裁判官の体に憑依した悪魔カン・ピンナ(パク・シネ)が地獄のような現実で、人間的な熱血刑事ハン・ダオン(キム・ジェヨン)に会って罪人を処断し、真の裁判官に生まれ変わる善悪共存スカッとアクション・法廷ファンタジー。最終回のネタバレあらすじは後ほどこちらで紹介する⇒【全話あらすじと見どころ】
韓国では放送後、視聴者たちは「『地獄から来た判事(原題)』シーズン2は確定?」や「視聴率が気になる」、「シーズン2のキャストが知りたい」、「パク・シネがすごかった」、「司法界に重いメッセージがあったね」、「次の作品は何?」、「『模範タクシー』シーズン3より先に出る?」、「サタンコーラが勝者だね」、「原作の結末は?」、「再放送見なきゃ」など、多様な反応を見せた。
SBS金土ドラマでは「悪魔なカノジョは裁判官」の後続ドラマとして新ドラマ「熱血司祭2」が8日に初放送を迎える。本作もDisney+(ディズニープラス)にて独占配信される。
◇ SBS「지옥에서 온 판사(地獄から来た判事)」HP
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