韓国ドラマ「Mr.プランクトン」余命僅かなウ・ドファン、最期の旅へ【第9話第10話(最終回)ネタバレ】
11月8日に配信が開始されたNetflixシリーズ「Mr.プランクトン」第9話、第10話(最終回)では、死が近づく中、最期の旅にむかうヘジョ(ウ・ドファン)の姿が描かれ、視聴者を涙の海に引きずり込んだ。こちらではそのあらすじと見どころを紹介する。
●【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】
「Mr.プランクトン」は、間違って生まれてしまった男ヘジョ(ウ・ドファン)が人生最後の旅路に、世界で最も不運な女性ジェミ(イ・ユミ)が強制的に同行することから繰り広げられるロマンチック・コメディだ。⇒【全話あらすじ】
■キャスト⇒キャスト・キャラクター詳細
・ヘジョ役:ウ・ドファン
・チョ・ジェミ役:イ・ユミ
・オ・フン役:オ・ジョンセ
・ボム・ホジャ役:キム・ヘスク
ほか
■第9話あらすじ
画像:Netflix「Mr.プランクトン」YouTubeチャンネルより
「Mr.プランクトン」2024年11月8日からNetflixで独占配信される。
ヘジョ(ウ・ドファン)が深刻な病を抱えていることを知ったジェミ(イ・ユミ)。何も知らなかった時の自身の発言を後悔し、せめてもの思いで彼の実父捜しに必死になっていた。そんな時心肺停止状態に陥ったヘジョ。ジェミが第3の父親候補から検体を入手して病院に戻った時、彼は既に特別治療室に移されていた。
検査の結果、第3の父親候補もヘジョの実父ではなかった。これに涙を流すジェミは、ヘジョが星空を見ながら死ぬことが夢だ、と語っていた事を思い出す。この夢を叶えるべく、彼女はヘジョを病室から拉致し、外に連れ出した。
意識のないヘジョを連れての移動手段がなく途方に暮れるジェミ。ヘジョがいなくなったことに気付いたボンスクからの怒りのメッセージに、心が折れかけていたところにきたフンの着信が彼女の涙腺を刺激した。そんな時に目を覚ましたヘジョ。これにジェミは大喜びし、うれし涙を流す。
その後、ヘジョはジェミと共に第4の父親候補を探しに行くことに。その道中で2人は束の間の幸せな時間を過ごし、ヘジョは楽しそうなジェミに瞳を潤ませた。
一方、ホジャ(キム・ヘスク)はフン(オ・ジョンセ)がいなくなった家で彼の思いを蔑ろにしてきた後悔に暮れる。その頃、フンはジェミヘの未練を断ち切ろうと自暴自棄になり、クラブで酒をあおっていた。
目的地に到着したジェミはそこで実母と思われる女性に会い、言葉を失う。そんなジェミを置いて車で走り去ったヘジョはフンと合流。ジェミを捨てた罪悪感と喪失感から子供のように泣きじゃくる彼を、フンは兄のように優しくなだめる。彼の支えを得て落ち着きを取り戻したヘジョは、フンに促されるまま車を出発させ、旅を再開する。
■第9話見どころ
ジェミと再び実父捜しの旅に出たかに思われたヘジョ!それがジェミへの建前で実際は彼女を実の母に会わせる旅だったという展開に度肝を抜かれた。このヘジョの切ないプレゼントを見た視聴者は「ヘジョは本当にジェミの真の誕生日を調べていたし、お母さんまで見つけていたんだ・・・」、「またジェミを置いていっちゃったけど、これじゃヘジョを怒ることもできないよ(泣)」と、涙を流した。
また、フンとヘジョの再会も今回視聴者の驚きポイントとなった様子。恋敵である彼らの結託に「フンがこんな形で再登場するなんて思わなかった!!」、「ジェミへの未練を断ち切ってヘジョに協力するフンは本当にかっこいいTT」と多くの感動をよんでいる。
■第10話(最終回)あらすじ
画像:Netflix「Mr.プランクトン」YouTubeチャンネルより
「Mr.プランクトン」2024年11月8日からNetflixで独占配信される。
ヘジョに置いて行かれ、立ち尽くしていたところ実母に声をかけられたジェミ。自分を知っているのか、と尋ねるもその女性は何も応えず彼女の元を立ち去る。これに傷つくジェミだったが、それよりもヘジョが無事でいるかの心配が彼女を突き動かした。その後、ギホからの連絡を受けた彼は彼が指定した場所に向かう。するとそこにはボンスクとホジャがいた。
一方、当てもなくウンと旅をしていたヘジョは彼に自分の生い立ちを話す。不幸な人生を振り返ると同時に、自分の繋がりを思い出したヘジョは、最後にボンスクの元に戻ることを決める。
ヘジョと2人旅をするフンは、家出をしていた時にジェミを捨てる連絡を受けたことをヘジョに明かす。思わぬビハインドを笑い飛ばす彼に、そんな生き方に憧れる思いを語ったフン。胸の内を明かし、更に絆を深めた彼は、ヘジョを気遣いながらも楽しく旅を続ける。
ジェミが実の母親と会ったことを知ったボンスク、ギホ、ホジャはヘジョと彼女の母親に怒り浸透。そのタイミングで現れたヘジョとフンは、彼女たちの怒りを一身に受けることになる。その後、ボンスクと2人で話をしたヘジョは、突如訪れた理不尽な死の運命を嘆く。これを聞いていたジェミは涙を流すが、彼の前では気丈に振る舞い、誕生日を探してくれた感謝を告げ、置き去りにした怒り、彼に対する愛情もしっかりと伝えた。
残された時間をジェミ、フン、ボンスク、ギホと共に楽しむヘジョ。しかし病魔は容赦なく彼に襲いかかる。迫り来る最期を悟ったヘジョは単身育ての父の元へ。駆け寄ってきたヘジョを父は抱きしめ、「スンヒョク」と彼の本当の名前を呼び、居場所を残していた家に彼を迎える。
家に帰ったヘジョの元に現れたジェミは、言われるがまま彼を拉致。父に短い置き手紙を残してきたヘジョは、ジェミとの放浪を楽しむ。フンたちも新たな道を歩む中、広い雪原に辿りついた2人は童心にかえって雪遊びを楽しむが、ヘジョの終わりの時は突然にやって来た。生きたい思いとは反対に薄れ行く意識の中で見えたのは、泣きながら必死に笑顔を作ろうとするジェミ。そんな彼女に笑顔を見せた彼は、愛する人を目に焼き付けて生涯の幕を閉じた。
■第10話(最終回)見どころ
ヘジョの人生と共に幕を閉じたMr.プランクトン。覚悟はしていたもののヘジョを飲み込んだ死の運命は彼とジェミのみならず、視聴者をも涙の海に落とした。ドラマを見終わった視聴者からは「こうなってしまうことは分かっていたはずなのに、あまりにも悲しすぎた(涙)」、「この悲しみから立ち直るのには何週間もかかりそう・・・」などの嘆きの声が非常に多く聞かれている。
しかし、その一方では「悲しい終わり方だったけど、最期の瞬間まで目一杯ヘジョたちがその人生を楽しんで、終わりを重く迎えなかったところが良かった・・・」、「沢山泣いたけど、最終話が1番好きかも知れない。トラウマをありがとう」と、救いは無かったけれども不思議とハッピーエンドのように感じる幕引きを称賛する視聴者も多く存在するようだ。
2024年11月8日にスタートしたドラマ「Mr.プランクトン」は、Netflixで一挙独占配信中だ。
◇YouTube「Mr.プランクトン」予告(日本語字幕あり)
◇ Netflix「Mr.プランクトン」HP
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