NHK「tiny desk concerts JAPAN」に小沢健二が盟友スチャダラパーと登場
30分間ノンストップの一発撮りで臨んだオザケンワールドに注目。「ラブリー」「いちょう並木のセレナーデ」「今夜はブギー・バック」などを含んだ、tiny deskだけのスペシャルかつ異色な音楽編成が楽しめる。NHK総合「tiny desk concerts JAPAN」11月18日(金)23時から放送される。予告動画は番組公式サイトで公開されている。
NHKがアメリカのNPRの音楽コンテンツ「tiny desk concerts」を日本版にした番組「tiny desk concerts JAPAN」の11月18日(月)の放送に、小沢健二が盟友スチャダラパーと出演する。セットリストには1994年の発表から30年、名盤『LIFE』から「ラブリー」「いちょう並木のセレナーデ」「今夜はブギー・バック」といった名曲も入っている。
アメリカの公共放送NPR(National Public Radio)がネット展開し、全世界にブームを巻き起こした音楽コンテンツ。「小さな机のコンサート」というタイトルの音楽プラットフォームは、NPRが2008年にインターネットでスタートさせた。アーティストたちは文字通り「NPRオフィスの小さな机」でパフォーマンスし、斬新なコンセプトから生まれたオーガニックなサウンドと親密なライブの雰囲気で、瞬く間に全米の人気コンテンツに成長、そしてパンデミックを経て人気は全世界に飛び火、今やそのラインナップはテイラー・スウィフト、BTSを筆頭に世界のビッグネームの多数を網羅、日本のアーティストたちにとっても憧れのプラットフォームとなっている。本家米国NPRよりNHKがライセンス供与を受
け、日本のアーティストで「tiny desk concerts JAPAN」を制作・放送している。
その「tiny desk concerts JAPAN」に18日に登場するのは唯一無二の世界観をもつ小沢健二だ。本家アメリカのtiny deskが大好きだったという小沢健二、日本版に登場するにあたり彼が組んだ演奏陣は、ヒップホップ伝説の名機SP1200を生演奏するドラム、鍵盤とベースギターを行き来するベース、ヴィブラフォン、ティンパニ、チューブラーベル、ハープ、という極めて個性的な楽器編成。さらには30分間めくるめく名曲たち9曲(!)をノンストップ1発録りでパフォーマンスした。NHKオフィスの観客を巻き込んだ緊張感あふれるライブにオフィスは騒然となったり、ほっこりしたり、時に涙したり、といったジェットコースター状態だった。他では聴けない「オリジナルで最高な音楽体験=生声ライブ・ドキュメント」を「tiny desk concerts JAPAN」で楽しめる。
■「tiny desk concerts JAPAN」放送概要
放送日程:11月18日(月)23時よりNHK総合にて
音楽、その他の創作:小沢健二
SP Guest:スチャダラパー
Ba/Key:中村キタロー
Dr:白根佳尚
Per:小竹満里
Harp:朝川朋之
◇NHK「tiny desk concerts JAPAN」番組公式サイト