NHK朝ドラ「おむすび」橋本環奈も父・北村有起哉も自分の夢に向かう…第7週あらすじと第8週予告

09時24分　ドラマ

結（橋本環奈）は翔也（佐野勇斗）への思いから栄養学への興味を膨らませ、父・聖人（北村有起哉）はもう一度神戸で理容師としてやり直すことにした。結が翔也に対して放った言葉は“馬鹿カッパ”。NHK朝ドラ「おむすび」の第8週「さよなら糸島　ただいま神戸」（11月18日～11月22日）のあらすじとみどころを紹介。予告動画は番組公式サイトに公開されている。

朝ドラ「おむすび」第7週ネタバレ＆トピックスと第8週のみどころ紹介
「おむすび」は平成元年生まれのヒロイン・米田結（橋本環奈）が、栄養士として、人の心と未来を結んでいく“平成青春グラフィティ”だ。その第7週が11月11日から放送された。栄養士となるための一歩を決めた大事な週となった。

結（橋本環奈）、料理に目覚める？

結が倒れた時に助けてくれた翔也（佐野勇斗）へのお礼に、毎日、お弁当を届けることにした。料理の得意な祖母・佳代（宮崎美子）に頼んでいたが、母・愛子（麻生久美子）から自分で作りなさいといわれ、苦手な料理を始めた。そして、栄養にも興味をもっていった。その後、野球部の監督に弁当は禁止されるが、栄養学で翔也を助け続ける。今後、栄養士となる結のターニングポイントとなる第7週だった。

翔也からの正式な告白は後3年待ち？

高校1年の時に結から告白しようとしたが、翔也は野球に打ち込むためにと「甲子園に出場して、米田結が好きだと告白する」と話していた。野球に打ち込み、結も応援したものの3年生の福岡県予選の決勝で敗れてしまう。そんな翔也は社会人野球の道へ進むが、3年後にドラフト指名してもらい告白すると結に話す。両思いだとわかった二人だが、いつから本当に付き合えるのか？

第8週、舞台は神戸へ

結は次のステップへ進む。栄養士になるために、神戸で理容室を開業する聖人（北村有起哉）たちと糸島をでて神戸に行く。阪神淡路大震災の影響で心を閉ざしていた時は、糸島で農業をやるといっていたが、自分のやりたいことを見つけ、一歩を踏み出すこととなる。なお、11月8日に朝イチに出演した北村有起哉の話では今後も頻繁に福岡の映像も入るということだ。また、神戸編では結の同級生役で山本舞香、平祐奈、小手伸也、教師役で相武紗季らが新たに登場する。

【第7週（2024/11/11-11/15ネタバレあらすじ】

家族にギャルをやりたいと宣言した結（橋本環奈）は、新人たちが加わったハギャレンの活動に復帰する。その一方で、過労で倒れた時に助けてくれた翔也（佐野勇斗）に何かお礼をしたいと言うと、翔也はスタミナが欲しいと言う。その返答に戸惑う結だが、帰宅して佳代（宮崎美子）と愛子（麻生久美子）にアイデアをもらおうとする。佳代がスタミナならレバーはどうかという。結は佳代に頼んで弁当を2つ作ってもらう。翔也はその弁当がおいしかったと告げ、「これなら毎日でも食べたい」と話す。結は毎日お弁当を作ることにした。愛子から「自分で作りなさい」といわれ、佳代にならって料理を始め、栄養学にも興味を持った。そんな風に2週間が過ぎた。

翔也（佐野勇斗）と野球部の監督が家にやってきた。監督は栄養学を考えて寮で食事を出しているので、弁当は迷惑だと注意されてしまう。米田家では様々な意見が出て議論になる。愛子は、この機会に料理を覚えることを勧めるが、結はそういう気になれない。翌日、そんな結を呼び出した翔也は、弁当が悪影響となることが言えなかった理由を話して、わびる。そんな翔也の姿に結は惹かれてしまう。ハギャレンのみんなが告白するといいと盛り上げ、翔也に告白しようとしたが、翔也がいきなり謝ってきた。そして、甲子園に行った暁には結のことを好きだと告白するが、それまでは付き合えないと言った。

結は一回落ち込むが、翔也の言葉を考えると、告白に変わりない。翔也とのつきあいをどうするか考え、メル友になることを提案する。一方、翔也は野球部の監督から野球以外のことはすべて捨てろと言われるが、結の提案なら監督に怒られないでつながれるのを喜ぶ。そして結は、翔也にメールを送るために、栄養について勉強を始める。

結は、翔也が高校野球の福岡大会で優勝して絶対結を甲子園へ連れて行くと言うのを聞き、自分も決意を新たにして書道に打ち込む。翔也の応援幕を思い子込めて作った。そして、ついに決勝戦を迎え、ハギャレンのメンバーたちと球場に駆けつけた結は、パラパラダンスを入れたオリジナル・パフォーマンスで、翔也を大いに応援する。決勝戦は1点差で翔也の学校がリードしていたが、9回裏、あと1アウトとれば福西が甲子園出場となった時、翔也が相手バッターに打たれてしまった。そんな翔也をどう慰めればいいかと結はかける言葉に悩むが、翔也はすっかり前を向いていて、社会人野球に進み、3年後のドラフトを目指すという。そして、その時こそ、告白すると結にいった。二人は両思いなことを確認しあった。

高校卒業後の進路が決まってない結は、聖人（北村有起哉）と愛子が作業しているところに来て、自分のやりたいことが決まったと宣言する。それは、栄養を学びたいということで、結はそのために専門学校に行きたいと言う。一方、結のやりたいことを聞いた愛子は、聖人にもやりたいことを話してみたらと促す。震災で店を失った聖人だが、同じ場所に空き物件がでていた。聖人はもう一度神戸にもどって理容室を再開したいのだった。母・佳代（宮崎美子）は応援してくれるが、どうしても神戸に戻ることを永吉（松平健）に打ち明けられない。

半年が過ぎ、永吉に話せないまま3月になってしまった。やってきた翔也が「いつ引っ越すのか？」と話したことで、永吉に神戸への引っ越しがばれた。永吉は最初は反対するが、結が頻繁に戻ってくるというと、永吉も応援してくれることになり、一家は糸島を後にした。

【第8週（2024/11/18-11/22）あらすじ】

■第36話（月）

結（橋本環奈）が福岡・糸島を旅立つ日が来る。駅で陽太（菅生新樹）に見送られる結は、家族だと思ってると言うが、陽太は複雑な気持ちで翔也（佐野勇斗）が泣かすようなことしたら神戸であろうが飛んでいくと言って送り出す。一方そのころ永吉（松平健）は、佳代（宮崎美子）と一緒に黙々と畑作業にいそしむ。

■第37話（火）

神戸に久しぶりに戻ってきた聖人（北村有起哉）は、理容店の看板の名前を女性のお客さんにも来てもらうよう「ヘアサロンヨネダ」と変える。一方、結（橋本環奈）は幼い頃友人だった菜摘（田畑志真）を部屋に招く。菜摘は女子大生で、勉強よりサークルに入って彼氏を作りたいという。菜摘から彼氏がいるのか聞かれた結は、翔也（佐野勇斗）の写真を見せる。

■第38話（水）

結（橋本環奈）は栄養専門学校に初登校するや否や、矢吹沙智（山本舞香）から、その恰好はなめてるのかと問われる。その険悪な雰囲気に湯上佳純（平祐奈）が入ってきて、なだめようとする。また教室には場違いに見える中年男性の姿も見られるが、実はれっきとした森川（小手伸也）という生徒で、不動産会社を退社して学びに来ているのだった。

■第39話（木）

聖人（北村有起哉）と愛子（麻生久美子）の理容店が新装オープンして、佐久間美佐江（キムラ緑子）やテーラーの要蔵（内場勝則）などさくら通り商店街の面々が祝いに来てくれる。一方、結（橋本環奈）は栄養専門学校で多岐にわたる授業を受け、ついていくのに必死で四苦八苦する。休み時間に佳純（平祐奈）と話すと、佳純は親が病院を経営しているという。

■第40話（金）

矢吹沙智（山本舞香）が、結（橋本環奈）や佳純（平祐奈）、森川（小手伸也）と一緒の班だと授業の単位を落とすので班替えをしてくれと頼むと、先生の石渡（水間ロン）は調理実習までに献立を立てるという課題を出す。結と佳純は石渡先生の意図をはかりかねるが、沙智は自分が献立を全部考えるという。結は家に帰り、愛子（麻生久美子）に相談する。