鈴鹿央士の温かい言葉の連打に松本穂香きゅん…唐田えりか一瞬の登場でも存在感「嘘解きレトリック」第8話

11月25日23時58分ドラマ

25日放送のフジテレビ系月9「嘘解きレトリック」第8話に、女優の唐田えりかが特別出演して視聴者を驚かせた。この回のネタバレあらすじと見どころ、次回（第9話）のあらすじを紹介。見逃した方はTVerで最新話無料配信、FODでこれまでの全話配信中だ。

「嘘解きレトリック」とは

「嘘解きレトリック」は、都戸利津（みやこ・りつ）の同名漫画が原作で、鋭い観察眼を持つ借金まみれの貧乏探偵（鈴鹿）と、ウソを聞き分ける能力者（松本）の異色コンビが難事件を解決していくレトロモダン路地裏探偵活劇。⇒【各話のあらすじ】

第8話のあらすじ（ネタバレ）。

左右馬（鈴鹿央士）の留守中に警官で友人の端崎馨（味方良介）が探偵事務所を訪ねて来る。鹿乃子（松本穂香）にスリや置き引き防止を呼びかけるビラ配りを手伝ってほしいというのだ。馨は以前、駅で財布を盗まれた婦人に声をかけられ、遠方の娘のお産に向かう途中だという彼女に片道分の切符代を貸したと語る。その話を聞いた左右馬は、それが寸借詐欺の可能性を指摘。それでも、馨は「人を疑うことはしたくない」と婦人を信じるという。

一方、『くら田』では達造（大倉孝二）と『八百六』の六平（今野浩喜）が喧嘩を始める。左右馬と鹿乃子が仲裁に入るが、原因は六平が注文した弁当の「十三折」が「廿三折」と記載された伝票のミスだった。3人を聞き取りするが、鹿乃子は誰もウソをついていないと左右馬に伝える。

鹿乃子は「ウソが聞けなくなったのか」と考え、初めてウソが聞けないことに不安を感じる。そんな鹿乃子に左右馬は、「ウソが聞けないなら、何かを信じて飛び込んでみなければわからない」と励ます。鹿乃子は馨が信じた婦人が寸借詐欺だったのか調べてみるという。左右馬はペンとメモを渡して、鹿乃子を送り出してやる。

駅で何人もの人に聞き込みする鹿乃子。そこで鹿乃子は寸借詐欺に遭いそうになり、駅員から迷惑だと追い返されそうになる。その様子を見ていた馨は、鹿乃子に礼をいって「僕は警官に向いていないかも」と落ち込む。鹿乃子は「信じることは傷つく覚悟を伴う」と左右馬の言葉を伝えると、馨は「傷つく覚悟など必要ない。そんな友人でいたいものです」と、竿馬との友情を話す。羨ましがる鹿乃子に「左右馬にとってあなたもそういう存在です」と言ってやる。

話を立ち聞きしていた左右馬が、鹿乃子を連れて『くら田』へ。六平が書いた万年筆のインクが乾く前に紙を折ったことで「十」の字が重なり「廿」と読まれたと謎解きをする。

感謝のお弁当をもらって探偵事務所に戻った二人。左右馬は「ありがとうね。馨のために信じようとしてくれて…」と鹿乃子に感謝し、「君と言う人がいてくれて僕は幸せ者ですね」と伝えた。鹿乃子は「もし、嘘が聞けなくなったとしても、助手として先生に見合う人間でありたい」と心に思った。

そこに馨が「婦人からの感謝の手紙と切符代が同封され来た」と、駆け込んでくる。馨が信じた婦人は寸借詐欺ではなかった。

ウソを聞き分けられなくても、信じることの強さを学び、信頼の絆がいかに大切かを感じるのであった。

今回は事件らしい事件はなかったが、鹿乃子が、ウソを聞き分けられなくても、信じることの強さを学び、信頼の絆がいかに大切かを感じた成長の回だった。
また、左右馬の話す言葉の一つ一つが鹿乃子への想いのウ傘を示す言葉ばかりだった。特に「君と言う人がいてくれて僕は幸せ者ですね」は、第3話の鹿乃子の「月がきれい」のお返しのようなセリフだった。

また、駅で鹿乃子に寸借詐欺を働いていた女性を演じたのは俳優の唐田えりか。番組放送後さっそく、SNS上では「寸借詐欺犯の役唐田えりかじゃん？」「やっぱいい演技するな〜」「唐田えりかだ！」と話題になった。

■次回（第9話）あらすじ

左右馬の探偵事務所に藤島千代（片山友希）が訪れ、依頼を持ち×。左右馬は彼女を苦手にしており気乗りしないが、鹿乃子と依頼主の実原久（余貴美子）が仲介し、依頼を受けることに。久は25年前に駆け落ちした娘・依里（吉田美佳子）の行方を知りたく、依頼の内容を左右馬と鹿乃子に伝える。依里は乙吉（濱田和馬）と駆け落ち後、流行病で亡くなり、息子がいることが判明する。久は、その息子が依里の本当の子どもかを左右馬に調べてもらいたいと依頼する。鹿乃子は、史郎（濱尾ノリタカ）がウソをついていることに気づくが、それを証明する方法に悩む。