古川雄大主演、NHK「コトコト~おいしい心と出会う旅~」群馬編の制作決定
全国各地を舞台にした、心にしみわたる人情ドラマ「コトコト~おいしい心と出会う旅~」、2024年12月に放送される富山編、新潟編に続き、群馬編の制作が決定した。放送は2025年度になる。井森美幸、渋川清彦ら群馬出身の俳優陣が出演。出演者のインタビュー動画は番組公式サイトに掲載されている。
主人公・結稀宏人(古川雄大)は、日本全国の魅力的な食材を探して旅をする、百貨店のバイヤーだ。全国をめぐる仕事は一人でできるので少し気楽、と思っていた宏人だが、はからずも地域の人と深く関わっていくことになってゆく。その土地で生きる人々のパワーや優しさ、そして土地に根差した食材や料理に触れることで、少しずつ生きるエネルギーが満たされていく。 ゆったり、ほっこりできて、明日ちょっと頑張ろうと思える、オリジナルドラマだ。 2024年12月に放送される富山編・新潟編に続き、群馬県の魅力をたっぷりと詰め込んだ「群馬編」の制作が決定した。
主演の古川雄大は、富山編、新潟編につづきの登場となるが、撮影に際して「富山編、新潟編と続き、47都道府県を目指す特集ドラマ!3作目は群馬県を舞台に撮影します。 群馬の魅力や特産品、そしてその土地の成り立ちなど徹底した取材のもとに描かれる坪田さんの脚本は今回も素晴らしく、撮影がとても楽しみです」と話す。また、作品にちりばめられた群馬の魅力も発信したいと話している。
おいしいものに目がない、宏人のだいぶ年上の後輩・根元進役で出演する三宅弘城は、脚本を読んだ際、根元の役があまりにも自分に似ていることにうれしい反面、はずかしいと思ったという。また、「視聴者の皆さんに群馬ならではの野菜、温泉、自然などを魅力的に伝えられたらと思います」と語っている。
祖父母が群馬県伊勢崎市に住んでいたという小林涼子、群馬を背負っているといっても過言ではない井森美幸、同じく群馬出身の渋川清彦ら、群馬に関連の深い人々も登場する。
なお、富山編は12月7日にBSP4Kで21時から、12月8日にBSで16時30分から、新潟編は12月14日にBSP4Kで21時から、12月15日にBSで16時30分から放送される。また、総合テレビでの放送も後日予定される。
■群馬編あらすじ
百貨店バイヤーの結稀宏人(古川雄大)は物産展に出すオリジナルスープを開発するため、群馬県へ向かうと、だいぶ年上の“後輩”根本進(三宅弘城)も突然合流する。一緒に食材探しを始めるが、下仁田ネギ農家との取引はうまくいかず。そんなとき、伊香保温泉の町で暮らす女性画家・不二谷円(小林涼子)と出会う。円に案内されて様々な農作物の生産者を訪れることになった宏人たちは、群馬で野菜をつくることの意味、そして火山に囲まれた大地で育てられる食材の魅力に気づく。旅の中で、宏人と円はしだいにひかれ合っていくが――。
◇NHK「コトコト~おいしい心と出会う旅~」番組公式サイト