「オク氏夫人伝」官軍チュ・ヨンウのLGBT告白に視聴者“突然すぎる”と仰天…第4話視聴率は8%台に

10時20分ドラマ
画像:JTBC「옥씨부인전」放送画面よりキャプチャー

放送休止の余波なく、「オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-」初回から毎回視聴率自己最高更新し、全国8.5%を記録した。【2025年12月15日視聴率TOP10】

「オク氏夫人伝」第4話では、オク・テヨン(イム・ジヨン)と夫婦になったソン・ユンギョム(チュ・ヨンウ)が反逆者として捕らえられる危機に直面する様子が描かれた。この回のネタバレあらすじと見どころを紹介する。

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「オク氏夫人伝」は、名前も身分も夫も全てが偽物の外知部(朝鮮時代の弁護士)夫人オク·テヨン(イム・ジヨン)として生きる奴婢のクドクと、彼女を守るために命までかけた芸人チョン・スンフィ(チュ·ヨンウ)との熾烈な生存詐欺劇を描いたロマンス時代劇。【「オク氏夫人伝」を2倍楽しむ】では、時代背景や全話あらすじと見どころ、キャストの魅力などドラマを深掘りしていく。

■キャスト紹介と相関図
【メインキャスト(4名)&キャラクター(5名)】
【脇役(26名)キャスト・キャラクター】

■第4話「秘密の心」ネタバレ
テヨンは市場で自身を追ってくるキム・ソヘ(ハ・ユリ)を見つけ、ソン・ユンギョムの腕を取り逃げ出した。テヨンは奴婢クドクでありながら両班のふりをして生活しており、自身の正体が露見することへの恐怖から婚礼に消極的だった。一方、官軍ソン・ユンギョムもまた、自分が女性を愛せない性的少数者(LGBT)であることを隠しており、婚礼に対して迷いを抱いていた。二人はお互いの秘密を打ち明け、ユンギョムは「これが私たちの生きる道です」とオク・テヨンを説得し、夫婦になることで彼女を守る決意を伝える。

二人は婚礼を挙げる。この婚礼を見守っていた伝奇叟スンフィことソン・ソイン(チュ・ヨンウ)は、自分とうり二つの新郎を見て驚く。ソン家の跡取り夫婦とった二人。ユンギョムの父ソン・ギュジン(ソン・ドンイル)は新たに家族となったオク・テヨンを歓迎し、彼女専用の書斎を与えるなど心を配る。一方で、オク・テヨンも「ソン家の長男の嫁として恥じないように努力する」と約束し、家族としての関係を築こうとする。

そんな中、鉱脈を調べる採訪使であるパク・ジュンギ(チェ・ジョンウ)が留郷所の座主イ・チュンイル(キム・ドンギュン)を訪ねて来る。ウンボン山に金鉱があり、金を採掘して送れという提案を持ち掛けられる。指定の分以上は自分たちの取り分になるというのだ。これは違法なこと。妻キム氏(ユン・ジヘ)の反対を押し切ってチュンイルは金の採掘を始めることに。その採掘をさせる子供をチ・ドンチュン(シン・スンファン)に集めさせることに。

一方、子どもを奪われた父親に助けを求められたテヨンは放っておけず、トッキ(オ・デファン)と共に変装して疑わしい明珠商団に潜入。商団の行首チ・ドンチュンに正体を見破られそうになるが、何とか危機を脱する。帰宅したテヨンは義父である県監ユン・ギュジンに子供の売買の疑いを話す。そこに子供売買を密告する矢文が届く。ギュジンは現場を押さえる計画を進める。

その夜、帰宅したユンギョムの肩に刻まれた烙印を見たテヨンは、烙印の意味を聞いてはいけないかと尋ね、ユンギョムは「数日だけ時間をください。帰ったらすべて話します」と約束し再び家を出た。

ついに計画決行日。県監ユン・ギュジンは兵を率いて、多くの子どもたちが連行される現場を取り押さえる。ところが同行していたテヨンは、ピンチを覆面の男に助けられる。それが夫ユンギョムだと知り驚くテヨン。

ユンギョムはテヨンを妓楼に呼び出し、秘密の基地を見せる。ユンギョムは「愛心団」という名で、自分と同じ性的少数者である子どもたちを保護していた。そして自らの身を守るために愛心団では軍事訓練を行っていた。

イ・チュンイルはユン県監に邪魔されることを逆恨みし、妓楼で働く性的少数者ヘガンの処刑を訴えるが、テヨンが過去の判例を持ち出して彼を釈放させる。さらにイ・チュンイルは愛心団を反逆組織に仕立て上げ、肩に≪心≫の烙印を持つ者を次々と逮捕させる。

ところが、県監であるギュジンが息子ユンギョムの肩に刻まれた烙印を目にする。ユンギョムは真実を明かし、信念を語るが、ギュジンは激怒し、「お前はもはや私の息子ではない」と言い放つ。さらに、「今後はただの夫として、息子として生きろ」と命じるが、ユンギョムは「私は団主としての使命を果たす」と拒否し、父との決別を余儀なくされる。

ユンギョムとテヨンは反逆者として追われる身となり、ある屋敷に逃げ込むが、軍官に捕らえられる。ユンギョムは服を脱ぐよう命じられ、烙印が明らかになるかと思われたが、肩に烙印はなかった。偶然居合わせたソイン(チュ・ヨンウ)が機転を利かせて服を取り替えたことで窮地を脱することができたのだった。命を救われたユンギョムは、テヨンを安全な場所に残し、「父の怒りが収まったら戻る」と約束して去る。

一方、ギュジンは軍備を整え謀議を放置した罪で罷免され、財産や家族を失う運命を辿る。追い詰められたギュジンが倒れたとき、テヨンは義父を抱きしめて号泣する。



テヨンの涙は、家族としての絆や運命に対する複雑な思いを象徴するもの。二人の秘密と信念、そしてそれを取り巻く人々の葛藤が交錯する中、物語は新たな局面を迎える。

放送終了後、ユンギョムが性的少数者という仰天の展開には視聴者も驚いたようで、「突然すぎる」「展開がどうなっているのか理解できない」「朝鮮時代を背景にしたドラマで、身分差別で苦しむ人々が多い時代なのに、性的少数者差別のテーマまで出てくるなんて」といった戸惑いの声も上がっている。

突然の展開に困惑する中、今後の物語がどのように展開していくのか、さらなる関心が集まっている。

JTBC土日ドラマ「オク氏夫人伝(옥씨부인전)」第5話は12月21日(土)22:30より放送。その後24:10からU-NEXTにて(見放題)日本初・独占配信される予定だ。

JTBC「옥씨부인전」HP

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